忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

「天皇否定論」の気持ち悪さはなぜか
「混沌堂主人雑記」から、「思索の日記」とかいうサイトからの引用で、天皇(制)批判論を長々と載せているので、その一部を転載する。後の部分は、同じ内容の繰り返しが多いので省略。
言うまでもなく、私は天皇制肯定(天皇活用)論者なのだが、天皇制批判論者が、天皇制の何を批判しているのか、今ひとつ分からないので、参考として載せるわけである。
彼らは、「象徴天皇制」も否定しているようだが、それが「日本国民の総意に基づく」という日本国憲法の文言も批判の対象である。つまり、「総意に基づく」を厳密解釈すべきだ、ということだが、それ(総意の絶対性)を極論すれば、(批判対象者を除く)全員が一致した意見ならば、完全に無辜の人間を殺してもいい、というのが「民主主義」なのだろうか。それはかつての宗教裁判で行われた非人間的裁判である。
もちろん、日本国憲法から天皇に関する部分を全部削除して、「新しい日本国憲法」を作る、というのも一案だろうが、それは今の改憲論者の軍拡主義と本質的には同じ(自分は正しい、他者は間違っているという)改憲論ではないか。
いや、私は日本国憲法を「不磨の大典」と言うつもりはないが、それに近い気持ちがあり、その中で天皇を「日本国の象徴」としたのは、日本の歴史と文化、伝統を熟慮した、素晴らしい措置だったと思っているのである。
天皇否定論者の意見や主張が私には醜く見えるのは、そこに「優越的存在は絶対に認めない」という嫉妬心が透けて見えるからである。彼らは、自分がその優越的存在になれば、その立場の正当性を主張するだろう、と私には思われる。それが嫉妬心の常だからだ。
もちろん、「その優越性に根拠がないから否定するのだ」と彼らは言うわけだが、はたして日本の歴史や文化は根拠にならないのだろうか。そして、天皇さえ消滅させれば、今よりいい社会になるという、何の根拠があるのだろうか。全員平等の社会が欲しければ、「共産主義」というものもある。それは嫌だが、天皇というのが存在すること自体が嫌だ、というのなら、それこそ「独裁者スイッチ」で、自分の気に入らないものをどんどん消滅させていくしかないだろう。で、最後には自分ひとりが宇宙に残るのである。
少なくとも、過去はともかく、今現在、天皇が存在することで不利益を被っている人が誰かいるだろうか。「精神的不利益」など、論拠にはならないはずだ。あなたは天皇と会ったことすらないのだから。「自分以外の多くの馬鹿どもが、天皇が存在することで思考が偏向している」というのが、彼ら天皇否定論者の主要な気持ちのようだが、へえ、お偉いことで、自分以外はみんな馬鹿、天皇肯定論者はみんな馬鹿、というわけだろうか。

(以下引用)



青山順子
あの、思うんだけど天皇ってお偉いさんと云うのが前提にされてるのおかしくないですか?
天皇って宇宙人?神?
たぶん、人間だと思います。
人間だから、食欲(お腹が空いた)性欲(エッチしたい)睡眠欲(眠い)もあると。
あっ、じゃ、普通の人じゃない?
天皇家?一般人と婚姻してるよね?特別でもないんだ。
万世一系(戦乱のご時世、途中で何回も途切れてるでしょう)?誰が普通に考えても繋がってないですよね。
人間って本当に弱い生き物なんですね。
強い者を作り贖(あがなう)って、自分の心の安泰を求めたい。
忘れていませんか?
「人は生まれながらにして平等である」
「人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」
天皇って人の上?
私の私見ですが皇族自身も一般人の生活を送りたいと思ってるはずです。
 
 
 
武田 康弘
青山さん、
人はみな天上天下唯我独尊として生れてきた、わたしは上だと思のは間違え、下と思うのも間違え、中くらいと思うのも間違え、比較をしているからだ。人間はみな比較を絶した存在だというブッダの言葉=思想は、超素晴らしいですが、
天皇制は、それとは正反対の思想と制度で、到底許せるものではありませんが、そういうおバカで歪んだ思想が大手をふるう社会は、不健康・不健全で、元からアウトです。チェンジしないといけませんね。「人間を幸福にしない日本というシステム」を。

拍手

PR

コメント

コメントを書く