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徽宗皇帝のブログ

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「崖っぷち社長」久々の登場
「崖っぷち社長」が久し振りにブログを更新した。内容は例によって国民大多数とは違った角度から物事を見ていて興味深い。私も官僚悪玉論をよくブログに書く方だから、少し反省した。たしかに、新自由主義を批判しながら、官僚の手から民間の手に権力を移そうとするのは矛盾している。しかしまた、官僚の精神の変質というものもあるのではないだろうか。かつての官僚には多少ともあった「国民のために働いているのだ」という使命感が、最近の官僚にはまったく無くなってしまったという気もする。


(以下引用)


よくも悪くも、かつての政治家、官僚とその周囲にいた利権を構成する人々というのは、このバランスをとるのがうまく、同時に多くのカネを日本中にまわして、経済的な貢献も大きかったわけだ。
しかも、それだけのことをやりながら、他国のように財政の危機をもたらしたことは一度もなく(しつこいようだが財政危機はプロパガンダ)、その優秀さはずば抜けている。
言いたくないが、マスコミに騙されていい子ちゃんな意見ばかり振りかざしてる愚民よりも、そのアホどもに悪い、黒い、汚いと罵られている官僚のほうが、おいらからすればよほどマシだし、使えると思う。
これは本音だ。

で、ここ20年ほどで起こっている官僚悪玉論の蔓延と民営化の推進というのがどういうことなのか、そのへんの結果をフラットに見ればすぐにわかる。
アホな連中は、これを利権との戦いと見るわけだが、実際には、利権と利権のぶつかり合いなのだ。
官僚側にあった利権を、民間資本が奪い取ろうというだけだ。
また、マスコミなどを利用して、官僚機構内部の人間を都合のいい人材に置き換えるようなことまでやってきた。

そういう話が出ると、いい子ちゃん愚民は、例によって官僚よりは民間人のほうが善良でマシだと洗脳される。
冷静に国民の立場になって考えれば、よほど民間のほうがえげつないことをするし、監視の目も行き届かず、しかも海外資本などもたかってくる危険なものだとわかるはずだが、倫理観という名の妬みと憎しみで目が曇ってしまうわけだ。

まあ、おいらのような考え方がマイノリティなのはわかってるし、正直、アレルギー症状が出る人が多数だとは思うがね。

とはいえだ、是とするか否とするかという話はともかく、これを社会構造の現実として認識することはものすごく重要だと思う。
おそらく、わかっている人なら、この後の時代がどのようになるかある程度想像がつくだろうし、いかなる状況でも生きていくためのヒントを持っているはずだ。

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