忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

「遺憾」で話を終わらしちゃイカンでしょ
「カレイドスコープ」に面白い情報があったので急ぎ転載しておく。
玉木議員が官邸から産経新聞を使って「脅迫」されたという話である。
あの安倍総理の「ニッキョーソ、ニッキョーソ」の話はもうお腹いっぱいでうんざりだ、という人もこの「続編」は知らない人がほとんどだろう。そして、真実の歴史は、この「脅迫」のように、裏側で作られるのである。
話のいきさつは下記記事を読んでもらうとして、安部総理の「謝罪」の文言(文章中の言葉の意。談話を文章と言うのも何だが、どうせ官僚が作文したものを読んだだけだろう。「もんごん」と読むらしい。)にもあきれたものである。

「正確性を欠く発言があったことについては遺憾で訂正申し上げる」

あれは「正確性を欠く発言」ではなく、明白な虚偽であり、嘘をついて他者を攻撃したものである。では、それについて「お詫び申し上げる」と普通に謝罪するかと言えば、謝罪の謝の字もなく「遺憾である」で終わりだ。「遺憾」とは「憾(うら)みを遺す」行為であった、つまり「残念である」の意味である。どこが謝罪なのか。残念とは、民主党をうまくやっつけることができなくて残念だ、の意味だろう。
植木等ではないが、「まことに遺憾に存じます」は無責任男の口先だけの謝罪だと昔から決まっている。

なお西川農相の汚職の件と「日教組」がどう関係するか、それを結び付ける不思議な思考回路があるようだが、他に詳述しているブログもすでにあるので、書く気もない。まあ、キチガイ右翼(超低級右翼)の思考だ、とだけ言っておく。



(以下引用)


菅義偉の卑屈なせせら笑いと、安倍晋三の病的な臆病

民主党の玉木雄一郎議員が、TPP絡みで業界から行われた農水相への献金について問いただしているときに、安倍晋三が、突然、「日教組どうするの」などとヤジを飛ばした。

その後はもう、いつものように体をわなわな震わせて発狂したように「ニッキョーソ、ニッキョーソ」と繰り返すばかり。
いつも綺麗ごとばかり言っているわりには、国会をもっとも冒涜しているのは安倍晋三なのだ。

20150224-5.jpg

さらに、官邸の二人のニヒリスティックなせせら笑いには、この内閣の異常性を感じる。(↑)

麻生太郎は白痴老人なので、もう誰も驚かないが、官房長官の菅義偉の卑屈なせせら笑いは、「どうせ数の力で潰せるよ」と言っているようだ。菅義偉は、なかなか尻尾を出さないが、いくら隠しても、こうしたところに人品骨柄が出てしまう。

玉木議員が、西川公也農林水産相の政治資金不正疑惑を追及している最中に、有権者をこれほど愚弄する議員も少ない。人質を見殺しにしておきながら、すぐにこれだ。

安倍晋三は、あたかも玉木議員が日教組加盟組合から違法献金を受けているようなデマを、なんと国会で飛ばしたのだが、これこそが、根も葉もない、という大嘘に他ならない。

おそらく、今度もテレビ、新聞が「俺の味方をするよ」と思い込んでいたのだろう。

安倍君は、これで、いったい何十回のデマを飛ばしたのか数えきれない。中には、国民の命に係わる悪質なデマもある。なんと、2011年5月の破滅的な事態でも、とんでもないデマを流す狂気。

この男は、日本を破壊し、国民を危険に晒すことをやる以外に能がないのだ。

翌日、当てが外れた晋三くんは、23日の国会で自分が嘘をついていたことを認めざるを得なくなって陳謝に追い込まれたものの、謝罪はしなかった。
なんと、「正確性を欠く発言があったことについては遺憾で訂正申し上げる」

自分のことを客観的に「遺憾」とは、いったいどういうオツムをしているのだろう。まったく理解できない男だ。

安倍晋三は、産経新聞と夕刊フジを使って西川を追及した民主議員を潰しにかかっている

この一件で、産経新聞が、命がけで安倍晋三を擁護している。
日教組はどうするの!」安倍首相のヤジで一時紛糾 大島委員長が“大岡裁き”
首相「日教組」やじ巡り第2ラウンド 民主・前原氏激高「何が『偉そう』だ!

しかし、またまた墓穴を掘ってしまった。

産経新聞と夕刊フジの記者が、それぞれ別の日に、「上からの命令で玉木議員を取材したい」とやって来たというのである。

玉木議員のブログの記事「権力とメディア」から抜粋してみよう。

フジサンケイグループに属する産経新聞と夕刊フジから相次いで議員会館に電話があり、急きょ、取材をしたいとの申し込みを受けた。

私の収支報告書に問題があるから取材したいとのことだった。

約束の時間に、二社から一人ずつ取材に来た。
約1時間、関連する資料を用意して丁寧に説明したところ、二人の記者がいずれも違法性はないことについては納得してくれた。

しかし、問題はそこで終わらなかった。

帰り際、当然、これは記事にはなりませんねと二人に聞くと、驚くべき答えが返ってきた。
「いや、違法でないことは確認できましたが、記事にするかどうかは別で、上の判断になります。」
・・・
取材に来た記者たちも、暗に自民党サイドからの情報提供および取材依頼であることを示唆した。(実は秘書が気をきかせて取材は全て録音している)

また、そうした政治的意図は、次のような取材依頼のFAXの文章にも表れている。

“この「脱法的行為」は、玉木先生が国会で追及した、西川公也農水相の「精糖業界からの脱法献金」と似た構図だと考えます。”

たぶん、私がこれ以上、西川大臣の疑惑追及をしないよう、玉木にも同様の問題があると指摘して、産経新聞と夕刊フジを使って私を潰そうとしたのだろう。

そもそも、フジサンケイグループの二社だけがそろって取材に来たこと自体不自然だ
・・・
昨日21日になって、産経新聞の記者から、明日の朝刊の社会面に掲載することになったとの電話が来た。

「違法性がない」と認めたのに掲載するのはおかしいのではないかと反論したが、彼はとにかく
上の判断で掲載することになりました。」の一点張りである。

こんな対応は理不尽ではないかと聞いても、「社の方針です。」と繰り返すばかり。

では「個人的にはどう思うのか」と聞いたところ、「個人的には掲載する必要はないと思います。」と言った。その時に、現場の記者は、むしろ被害者なのかもしれないと悲しくなった。

この二人の新聞記者の氏名を公表しなければならない。そして、公開の場に引きずり出して証言させなければならない。

これは、まったく煙のないところに火を起こして印象操作を行うという、れっきとした犯罪行為である。

この記者が言う「上の判断」の「」にいるのは誰だ。
安倍晋三の官邸の犯罪閣僚たちだ。

よほど西川の政治資金問題を追及されるとマズいことが出てくるのだろう。それは、当然TPPに絡んでくる話だ。

TPP交渉参加をめぐって、「農産五品目」について、業界団体との裏取引があることを臭わせる。

日本の未来をダメにしてしまうTPPで、西川公也は何をしたのか。TPPを巡る「談合」だ。いずれ農協の名前も上がって来るだろう。

これが白日の下に晒されれば、TPP交渉どころの騒ぎではなくなるということだ。西川公也は、万死に値する極悪人である。
もちろん、安倍晋三の指示で動いたはずだ。最初から、不正なのだ。詐欺なのだ。

はっきり言っておこう。

安倍晋三は、自分にとって都合が悪いものは、たとえ有権者であっても、次々と抹殺していくだろう。
安倍晋三と菅義偉らの官邸の異常な面々は、全国民に敵対する大凶悪犯罪者である。

拍手

PR

コメント

コメントを書く