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徽宗皇帝のブログ

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「馬鹿の一つ覚え」戦法の有効性
検察や裁判所との戦いの一番の困難は、「相手に責任を取らせることが不可能」なことである。つまり、相手がいくら悪事を行って、それが明らかになっても、それに対して国民の側(つまり国家・政府と戦う側)が相手に責任を取らせることはできないという、極端なハンディ付きの戦いなのだ。これは小泉や竹中の悪事に対して処罰ができなかったことも同様だが、特に警察・検察・裁判官は政府と法律と公務員組織全体に守られていて、その悪事の糾弾はほぼ不可能に近い。それが如実に表れたのが、あの「高知白バイ事件」だろう。
つまり、相手側は道理も証拠も必要としないのである。無理な論理であれ、インチキな証拠であれ、相手側が「こうだ」と言えば、それに従って事件は処理される。こういう戦いで勝つことがありえるだろうか。
下記の記事にある「ワンフレーズ・ポリティクス」の有効性は小泉によってはっきりと示されている。しかも恐ろしいことに、知的職業の人間ですら、これに騙される者は多いのである。まあ、今は知的職業の人間より、そのへんの中学生のほうが世の中を知っている時代だが。
ともあれ、「悪事に対して責任を取らせる」という簡単な原則が成り立っていないから、あの大量殺戮者のブッシュも、日本を悲惨な社会にした小泉も平気で生きているのである。


(以下「阿修羅」より引用)




ただし、敵はおそろしい。
上の8点は、真実と正義の通用する世界では敵にとって、乗り越えなければならない障壁になりうる。
しかし、ことは政治闘争の問題であり、敵のやりくちは、真実と正義の基準にはまったくあてはまらないものだ。

昨夜(1月31日23:00から)のニコニコ動画番組の自民党・平衆院議員もそうだった。大したものだ。
「だってなんであんなにお金があるのだ・・」、「だっておかしいと思われているのだから出てきて説明すればいいじゃないか」、この一点張りだ。
彼自身は真実がどうであれ(真実はじゅうぶん知っている)、知らないふりをして、馬鹿のふりをしてただこういい続ければよいのだ。
それで作戦成功。裁判は長引き、国民はだまされる。「小沢はあやしい」。これだけで、その政治生命を葬ることができる。目的達成。

この馬鹿に徹したやり口には感心した。
記者あがりのコメンテーターなどにはこれができない。彼らはえらそうに訳知り顔をしたがるから、たとえば森ゆうこ議員に簡単に負ける。
森ゆうこ議員は、真実の世界でたいへんな努力をし、成果をあげつつある。だから、真実の世界では彼ら訳知り顔はとうてい太刀打ちできない。勝負にならない。

おそろしいのは、平議員のような、政治家のやり口。訳知り顔のテレビ芸人などではない。(司会者では、みのもんたが少しだけこのやり口のまねができる。)

その意味では、敵は巨大でおそろしい。我々の前に立ちはだかる壁です。
国民の監視が必要です。
国民のさらなる覚醒が必要です。

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