馬鹿コメント（無知ゆえの馬鹿コメントも、工作員の意図的な世論誘導コメントもある）も含めて転載する。（つもりだったが、容量の問題で、一部省略する。）全体としては真面目な討論スレである。
過去の反省が無いところにまともな未来は無い。
もっとも単純に言えば、軍部が満州侵略から手を引けば良かっただけの話であり、それで日中戦争も終わりにできたはずだ。ところが、軍部のメンツのために、軍部はそれを了承しなかったし、政治家は軍部を怖れていたのである。それは昭和天皇も同じ心理があっただっただろう。天皇（近代君主国家の君主）というのは政治バランスの上に成立する存在だからだ。開戦論が主流を占める風潮の中で、それを拒否するのが困難だったことを理解すべきである。もちろん、天皇自身に当時は帝国主義的英雄願望や日本の主権者としての自負心が強かったという面はあるかと思う。しかし、「戦争責任」というのは負けた側だけが取らされるということを無視して、戦勝国の尻馬に乗って自分の祖先を批判するのは情けない。
私が批判するとしたら、日清日露戦争での勝利に驕り高ぶって、対米戦争も「大和魂」で何とかなる、と考え、主戦論を唱えた軍部や政治家である。
そこには、５１５や２２６に見られるように、暴力（脅迫）と謀略で政治は動かせるという、明治維新以来の長州的アナーキズムが日本軍部の政治思想の伝統となっていたことが底流にある。そこを見落とすと、不可解な（不合理な）対米戦争への突進の意味がまったく理解できないだろう。これは右翼の側も左翼の側も言わない（気づいていないか、意図的に沈黙している）ことである。
 どうでもいいが、「何がどうだろうと政治責任は主権者にある」という粗雑な建て前論はお断りする。それなら、現在の日本の惨状の責任は、すべて民主主義の主権者である国民にあって政治家や官僚には無い、という話になるwww

（以下引用）

日本の映画｢戦争って悲惨だね悲惨だね｣ ワイ｢なんでアメリカが悪いって言わないんや？｣

2024年06月10日

• 政治・歴史

  雑談

  2コメント