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徽宗皇帝のブログ

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なぜ組織上層部は馬鹿か悪党が占めるのか
20世紀の歴史を見ると、ほとんどあらゆる巨大組織(特に政府や軍部)において「現場は優秀なのに上がバカ」であるように思える。どこからどう考えても無意味な戦争が平然と行われ、何千万もの人間が死んでいき、家屋が破壊され、庶民の財産は消失する。戦勝国がそれで得られたものは何なのか。ほんの一部の人間が肥え太っただけである。
してみると、ほとんどすべての国の首脳も政権の人間も軍人もみなキチガイかバカばかりであったとしか言えないのではないか。
目先の利益のために国家全体をほとんど滅亡させるようなギャンブルをする馬鹿たちが国家の最上位にいるのが歴史の常であり、国家元首というのは大半が馬鹿で、その取り巻きも馬鹿であるとしか思えない。まあ、事務的調整や辻褄合わせや大衆洗脳は官僚とマスコミがやるから上の人間の馬鹿さが目立たないだけである。
なお、私は組織上層部が馬鹿ばかりだとは思わない。馬鹿が出世する組織構造を利用する賢い悪党も当然いるわけである。ただ、馬鹿と悪党が戦ったら悪党が勝つとは限らない。最後は「家柄」や「血縁」や「トップの人間の好悪の感情」で決まることが多いと思う。つまり、卑しい出自の人間では、頭がいい悪党でも勝つとは限らないだろう。

善人が組織上位に行くのは難しいだろう。言うまでもなく、善人と悪人が戦えば、善人は「悪事ができない」(「倫理とは禁止の体系である」という名言がある。)のだから、「どのような行動でもできる」(勝利のために必要なら善行ですらできる)悪党に負けるに決まっている。胆力のある悪人というのは最強だろう。ただ、その人生が幸福だとは私はまったく思わない。悪事は常に破滅の契機を内包しているからだ。心やましいことなく、安らかに生きられるというのは、案外大きな幸福なのである。

国全体で言えば、悪人の勝利を防ぐのが「法による秩序」であり、身分や地位に関わらず、国民すべてが法の適用を正しく受ける国を「法治国家」と言う。当然、今の日本は法治国家ではない。
ついでに言えば、馬鹿が6人、賢(かしこ)が4人の会議で多数決を採れば、馬鹿の勝利である。民主主義は、国民の半数以上がまともな知能の国でないと機能しない。と言うか、不正義の温床になる。今の日本とかね。


(以下引用)


 
小田嶋隆
 
@tako_ashi
 17時間
17時間前
 
 
その他
「現場は優秀なのに上がバカ」問題には
1.現場の兵隊としては優秀でも管理職としては無能な社員が多い
2.構造としてバカが出世する組織になっている
 という二通りの見解があって、私の知っている幾人かのメディア業界人は、2の説を推しています。まあ、そう思ったから辞めのでしょうが。
 
小田嶋隆
 
@tako_ashi
 17時間
17時間前
 
 
その他
まあ、NHKに限らず、メディア企業はどこであれ「現場は優秀なのに上がバカ」な感じで動いている。
たぶん、マスコミで働く人間は、現場から離れると能力を喪失するのが普通だということなのでしょうね






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