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マスコミでは何が何だか分からないことがたくさんある。知っていても利害関係から言えないことが多いからだ。したがって検証する必要もない「ガセ」がネット上を賑わし、かえって真実を遠ざける効果を「結果的に?(意図的に)」顕している。

その典型が朝鮮総連ビルの売却を巡るごたごたであろう。

テレビや新聞では全くなんだか分からないままそのうち記憶が薄れていくのを待つというワンパターンだが、前原誠司が田舎の花火のように突然、生中継の国会でこの件を取りあげた。

しかし前原の話でもよくわからなかった方は多いことだろう。

なぜなら

そもそもこれが巨大な陰謀であるからだ。

したがって、

真相は永遠に闇の中であるが、ただ一つ明確なことは国民の税金が回りまわって一兆円以上北朝鮮に使われたということだ。それは事実だが、それに日本国が恣意的に騙されたのか結果的にやられたのかが検証できないだけである。


表向き報道されているこの問題の「推移」を面倒くさがらずなるべく簡単に述べるとこうである。

まず朝銀信用組合がバブル崩壊以降次々に破綻し、不良債権が増えた。その一兆円を超える膨大な債権を引き継いだ整理回収機構(日本国民の税金で運営)は事実上の融資先である総連に返済を求めたものの返却能力が無いことがわかり債権回収のために抵当権権のある総連ビルを競売にかけることになったのだった、、、、、と「僕は」記憶している。

つまり、個人の住宅ローンもローンが返済できないと住んでる家が競売されるのと同じことだ。

そして13年3月に鹿児島の「怪僧」が約45億円で落札したものの資金調達ができずにいたら、50億円でモンゴルのペーパーカンパニーに落札された。しかし書類が揃わず、疑義も浮かび入札資格を失ってしまった。この時に次点だったのが22億円を提示した高松市のスーパーマーケット経営で不動産業のマルナカHD(冒頭の写真)である。

さらに

14年には実際に売却が行われたが、その翌年(今年)にはグリーンフォーリストへ44億円で売却することが明らかになっている。しかもG社は総連ビル購入後は総連に賃貸するという。

ということは

朝銀、総連がらみで一兆円以上補填されたゼニがなんだかすべて「怪しげな」取引で合法的に消えていまい、事実上の北朝鮮大使館である総連ビルはそのまま。つまり結果的には、これまで大騒ぎし、ごたごたしたあげく、元の木阿弥ということになったということだ。

単純に言えば、結局すべて税金で処理されたということである。

それでチャンチャン。おしまい。なのだ。


もちろん、

言い出せばきりがないほど闇も霧もこの上なく深く、すべてが秘密のベールに包まれている。いくつもの謎が錯そうしこの件で登場してくる人物のほとんどが限りなく「怪しい」。


その一つが、

仲介役になった香川県丸亀市出身の元参院議員山内俊夫である。彼は総連の許宗萬議長とは国会議員時代から知り合いであり、マルナカの創業一族とは懇意でもあった。だから許が総連ビルを現状のまま使いたいと希望していたため、継続使用を考えてくれる買主を仲介したと悪びれず言っている。

つぎに

グリーンフォーリストという「会社」であろう。この酒田市の正体不明の零細企業がいきなり44億円も出せるはずもなかろう。また、そこに融資している「白山出版会館管理会」というのは実は「朝鮮出版会館」を管理するところであり総連の一機関であると日本の公安は認識している。

そして、、、

止めよう、事実確認ができてないからこれ以上言いたくはないが、

このブログの読者なら「想像」の翼を「すこし」広げれば、誰が何のためにどうして、このようなことが可能になったのか理解できるであろう。

疲れた。これから昼寝でも、、、しようかしらん。