戦争とは何か? という話なんだが、おいら、ネット放送でもちょっとその話題には触れたんだが、それは、「存在証明のために、あえて、勝てなくても戦う必要がある」という話で、東南アジアの山奥にこもってゲリラやってる少数民族とかが典型的にそうなんだが、日本の場合は負けちゃったので失格ですw 存在証明のために戦う場合、勝てないまでも負けちゃイケナイわけで、狭い日本列島では、その条件がなかった。結局、第二次世界大戦について言えば、「アメリカ軍と日本軍の殺し合い」という側面だけがクローズアップされるんだが、もっと視野を広く見てみると、別の見方が出てくる。それは、「アジアの解放」という大義名分だ。実際、インドネシアはオランダの植民地だったし、ビルマ、マレーはイギリス、ベトナム、ラオスはフランスの植民地だった。中国に至っては、欧米各国が入り乱れて覇権を争っていて、アメリカは国民党を支援していたわけです。国共内戦で、共産党が勝利して、以後、中国は一種の鎖国状態になるわけだが、もし、国民党が勝っていたらどうなったか? 中国が先進国の「労働」を片っ端から奪って、世界中が混乱するという現在の事態が、もっと早くに訪れていただろう。そうなったら、日本経済の、あの驚異の高度成長もなかった。もっとも、国民党が負けたのにも、ちゃんと理由がある。それは、共産党軍が山奥に引きこもって、日本軍と戦わなかったからですねw 日本軍がほどよく叩いてくれていたから、勢力を温存していた共産党軍が国共内戦で勝てた。そして、インドネシアも、ベトナムも、マレーシアも、全ての東南アジア諸国が独立を果たすわけだが、ヨーロッパの連中を追い払ったのは日本軍です。アジアから欧米諸国を追い出し、日本列島が盾となって国際金融資本の用心棒、アメリカ軍と戦った。これが大東亜戦争の本質だ。結果として独立を勝ち取ったアジア諸国は、それがよく判っているので、「侵略が」とか「慰安婦が」とか言わない。ところでおいらのサイトには「ハリマオ」の絵が貼ってあるんだが、この快傑ハリマオには実在のモデルがいて、日本人だがマレー人の仲間になって、ゲリラ活動で日本軍を支援した人物だ。第二次大戦では、日本軍はタイのパタヤ海岸から上陸し、自転車こいでマレー半島を南下、シンガポールを目指すんだが、その際、それに先立ってジャングルを踏破し、各地に点在するイスラムの首長らを説得して歩いたのがハリマオです。ハリマオから日本軍の意図を伝えられたマレー人たちは、自分たちをいじめて来たイギリス人や、その手羽先の中国人をやっつけるために日本が立ち上がってくれたと大喜びで協力を約束してくれた。そして、いよいよ国際金融資本の根城、シンガポール陥落に至るわけだが、ここにいた中国人たちは国際金融資本の手羽先連中なので、今でも反日感情は強い。日本兵が赤ん坊を放り投げて銃剣で刺した、とか言ってるのはこの連中です。イギリス植民地時代から国際金融資本の下請けやってた連中なので、戦争前から日本人とは仲が悪かった。ハリマオの活躍でイスラム首長たちを味方につけた日本軍は、かくしてシンガポールを陥落させるのだが、その時にはハリマオはジャングルを歩きまわっていたためにマラリアに罹り、イギリス降伏に湧くシンガポールの街でひっそりと息を引き取る。 で、改めて「大東亜戦争」というのは何だったのか? と考えると、東南アジアから極東にかけての一帯を支配しようという国際金融資本を追い出すための戦いだったと言える。しかも、その戦いは以後も続き、朝鮮戦争も、ベトナム戦争も、いわば続・大東亜戦争という意味を持っている。アジアを支配しようという国際金融資本の手羽先を追い出すための戦いだったのだ。また、国共内戦もそうであり、アメリカの手羽先の国民党を追い出し、中国を鎖国する事で、毛沢東は中国を守った。ところが、日本だけはアメリカの支配下に長く置かれ、国内に基地を持ち、田中角栄や民主党のようにアメリカに造反を謀ると容赦なく叩き潰され、CIAの作った御用政党である自民党だけがのさばるという体制が長く続いている。日本は、東アジアに残された最後の植民地です。 |
短い夏休みも終わり、昨日から勤労生活(と言っても1日4時間のパート仕事だが)に戻っている。頭はまだ休みボケしていて、ブログを書く気力も起こらないし、ネットニュースをいろいろ眺めてもロクなネタも無い。そこで、「ネットゲリラ」氏の戦争論を紹介してお茶を濁すことにする。なかなか力がこもった内容であるが、私は全面的に賛成というわけではない。
「アジアの解放」は、当初は大東亜戦争の大義名分でしかなかったが、結果的には本当にアジアの解放をもたらした、というのが、右でも左でもない中庸的な見方だろう。
だが、強調しておきたいのは、それは「宗主国」たちが、自ら植民地を解放したのだ、ということだ。そして、解放した後も、現地人を使った傀儡政権により、欧米の実効支配は続いている、というのが現代史の真相だ、と私は見ている。
つまり、植民地を自分で経営するよりも、そういう陰の支配の方が効率的だ、ということで方針転換が行われたにすぎない。植民地のままだと、いつも抵抗勢力と戦わねばならないし、人権問題もうるさい。現地人による傀儡政権なら、それはその国の内政問題となり、欧米はまったく責任を問われない、というわけである。ミャンマーなどがそのいい例で、日本に金を出させてミャンマーのインフラを整備し、その後で欧米がその果実を奪う結果になると私は予測している。
つまり、欧米以外の世界全体が欧米の実質的植民地であるわけだ。そうでないのはキューバ、ロシアくらいだろう。中国は、微妙な存在である。経済的には自由主義化が進んでいるが、共産党的国家経営の部分もまだ残っており、完全な欧米属国とは言えないようだ。
(以下引用)
「アジアの解放」は、当初は大東亜戦争の大義名分でしかなかったが、結果的には本当にアジアの解放をもたらした、というのが、右でも左でもない中庸的な見方だろう。
だが、強調しておきたいのは、それは「宗主国」たちが、自ら植民地を解放したのだ、ということだ。そして、解放した後も、現地人を使った傀儡政権により、欧米の実効支配は続いている、というのが現代史の真相だ、と私は見ている。
つまり、植民地を自分で経営するよりも、そういう陰の支配の方が効率的だ、ということで方針転換が行われたにすぎない。植民地のままだと、いつも抵抗勢力と戦わねばならないし、人権問題もうるさい。現地人による傀儡政権なら、それはその国の内政問題となり、欧米はまったく責任を問われない、というわけである。ミャンマーなどがそのいい例で、日本に金を出させてミャンマーのインフラを整備し、その後で欧米がその果実を奪う結果になると私は予測している。
つまり、欧米以外の世界全体が欧米の実質的植民地であるわけだ。そうでないのはキューバ、ロシアくらいだろう。中国は、微妙な存在である。経済的には自由主義化が進んでいるが、共産党的国家経営の部分もまだ残っており、完全な欧米属国とは言えないようだ。
(以下引用)
日本は東アジアに残された最後の植民地
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