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徽宗皇帝のブログ

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世界の未来はアメリカにあるか中ロにあるか
「ギャラリー酔いどれ」所載の「櫻井ジャーナル」記事の一部である。
ドル基軸体制をロシア中国同盟が揺るがしている、という視点が興味深い。

ロシアと中国を屈服させるか 破壊しないとアメリカ支配層に未来はない。

とすれば、なぜアメリカ支配層がロシアに対してあれほどキチガイじみた破壊工作を続けているのか分かりはするが、そこに中国が関係してくるかどうか、少し疑問はある。というのは、中国の発展はユダ金(アメリカ支配層)が中国に投資してきたからではないか、と私は見ているからである。まあ、「アメリ支配層」をユダ金というより軍産複合体(いわゆる戦争屋)と見れば、櫻井氏の言葉も理解できる気はする。
仮に、中ロが同盟関係(経済的同盟関係か軍事同盟かで話も違ってくるが)にあるとすれば、日本がアメリカの支配から独立するためには中ロへの接近が最大の有効的政治戦略になるのではないか。単に属国状態を屈辱と思い、独立したいという愛国心のためだけではなく、利害を考えても中ロの側に付く方が、将来的にははるかに有利であるように思う。下記記事にもあるように、アメリカはドル基軸体制で生き延びているだけのゾンビ国家であり、軍事的にも実はロシアより弱いという説もあるからだ。


(以下引用)


ロシア再独立以外にもネオコンの思惑が外れた出来事はある。

例えばウクライナのクーデター。

ロシアとEUとの関係を壊す という点では成功だったかもしれないが、
その結果、ロシアは国内の「西側憧憬派」を押さえ込み
中国へ向かったのだ。

アメリカからエネルギー資源の輸送を妨害されていた中国が
ロシアに目を向けるのも必然だった。

アメリカ支配層の野心を警戒して両国は急接近、
今では戦略的パートナーだ。

アメリカは基軸通貨であるドルを発行する特権で
生きながらえているゾンビ国家
だが、

その特権をロシアと中国は揺るがしている。

ロシアと中国を屈服させるか 破壊しないとアメリカ支配層に未来はない。

2016年の大統領選挙でヒラリー・クリントンを担いでいた好戦派は
ロシアや中国を屈服させるために軍事的な恫喝を目論んでいた。

逆に、ロシアとの関係修復を訴えたのがドナルド・トランプだ。

その選挙でクリントンが敗北、それ以来好戦派はロシア政府が
選挙に介入したと叫び続けている。

それが根拠のない主張だと言うことを本ブログでも繰り返し書いてきた。

2月16日にロバート・ムラー特別検察官は 13名のロシア人とロシアの3機関を
起訴すると発表したが、

それはロシア人が選挙に影響を及ぼしていないことを示している。

それでも一部の政治家や有力メディアはロシアによる選挙介入を主張、
それをアメリカに対する戦争行為であり、​

パール・ハーバーや9/11に匹敵​する行為だとしている。
☆https://theintercept.com/2018/02/19/a-consensus-emerges-russia-
 committed-an-act-of-war-on-par-with-pearl-harbor-and-
 911-should-the-u-s-response-be-similar/

言うまでもなく、パール・ハーバーや9/11は 開戦の理由になった。

イラクを先制攻撃したときもアメリカの好戦派は大量破壊兵器という
作り話を 有力メディアに宣伝させている。

アメリカは何をしでかすかわからない国だと思わせれば
自分たちが望む方向へ世界を導けるとリチャード・ニクソンは考え、

イスラエルは狂犬のようにならなければならないと
同国のモシェ・ダヤン将軍は語ったそうだが、

ネオコンは本当に狂った ようにも見える。

そこまで追い詰められている ということだ。


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