徽宗皇帝のブログ

「大摩邇」から転載。
最初の報道では、プーチンと習近平の名がクローズアップされていた（これは意図的誘導だったはずだ。）ので、私は「パナマ文書」は世界経済界（政財界）の大物による意図的リークで、あまり重視する必要は無い、と思っていたが、世界の上級国民（実際には「国民」ではないが）の「租税回避」まあ、簡単に言えば「脱税」自体が世界的大問題となるという方向に来ているようで、それならば悪くはない。
ただ、例によって、「脱税はけしからん」と叫ぶだけでは根本問題の解決にはならないので、「なぜ上級国民は甘い汁が吸えるのか」「なぜ上級国民が存在するのか」ということまで行かなければ何も解決しないだろう。そもそも、税制の根本を考える必要がある。なぜ、何のために税は納めるのか、どういう形の税ならば、ほとんどの人が納得するのか、ということだ。
要するに、今の社会体制の根幹を考えるべきだろう。実際世界の潮流はそうなりつつある。パナマ文書は、その炎に投じられた薪の一つである。
ゴキブリを退治しても、次の新たなゴキブリが続々と出てくるようなことでは意味がない。

２００９年の「民主党革命」
２０１１年の「関東大津波、福島原発事故」

で、日本の「上級国民（これは原子力村と大部分重なっている）」は死滅するはずだったのに、マスコミと不正選挙を使ってゴキブリどもはまたしぶとく生き返ったのである。



（以下引用）



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