忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

中東情勢討論会
中東情勢についての「阿修羅」記事と、それに対するコメントをすべて転載しておく。
コメントはもちろん玉石混交だが、あえて全部記載する。いわば、中東問題について、ここで一種の「討論会」を疑似体験しよう、というわけだ。
テレビの、「識者」やら「大学の先生」やら「評論家」やら「インテリ風タレント」やらをまぜこぜにした政治談議番組などのように最初から結論ありきで洗脳目的の討論会よりよほど役に立つ。中には、中東情勢についてかなり詳しい人もいるようだ。
投稿者のグッキー氏自身もコメント欄に加わっているが、やはり彼が一番中東事情に詳しいように見えるし、判断も健全だと私には見える。
また、コメントの中には「ロシアの声」や「イランラジオ」がプロパガンダではないか、という意見もあるが、マスコミ政治情報の半分はプロパガンダだ、というのは今や中学生でも知っていることではないだろうか。要は、無数の情報の中で、何が合理性のある情報であるかを、我々が自分の頭でちゃんと判断し、選別しているかどうかである。



(以下引用)



NATOのシリア侵略:まもなく始まりそう
http://www.asyura2.com/12/warb10/msg/292.html
投稿者 グッキー 日時 2012 年 10 月 11 日 13:39:44: Cbr3d6O9vj7Mc


NATOのシリア侵略:まもなく始まりそう
http://rockway.blog.shinobi.jp/Page/1/

10月4日号からの一連のシリア情勢に関する流れを10月6日号、8日号、10日号まで見ると、今日の記事が必然的結論という感じを受ける。
 シリアを攻略する為に、欧米NATO・トルコ・イスラエル・湾岸諸国はまず外国から傭兵を送り込み、反アサドデモと称してゲリラ的テロ行動でかく乱、その責任をアサド政権に押し付けてきたが、それが功を奏しないと分かると、数千人規模の傭兵軍団による、あからさまな反政府攻撃に転じ、おおっぴらに火器を使用しての反乱を各地で起こしたが、これも彼らの最後の砦であるアレッポまで殲滅されそうになることで、ついにトルコへの砲撃を行い、これをシリア軍のせいにして、もってトルコ軍のシリア介入とトルコがNATOメンバー国である、ということを口実に、あのリビヤのように今度はおおっぴらにNATO軍がシリア介入をやろうとしているのである。

 ようするに何が何でもシリアを攻略し、アサド政権に代わる彼ら欧米・NATOに忠実な傀儡政権の樹立を目論んでいるわけだ。もしもNATOがトルコと一緒になってシリア介入を始めれば、シリアに勝ち目があるとは思えなくなる。

 しかし既にリビヤへのNATOの介入でも激怒したロシアのプーチンが、この状況を前にして手をこまねいて見ているとも思えない。このままではシリアがNATO側の手に落ちることが明らかである以上、ロシアとしてもそれを阻止する手を早急に打たねばならないはずだ。シリアの運命は今や、ロシアの動向に掛かっていると言えよう。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●NATOのシリア侵略:まもなく始まりそう
http://english.ruvr.ru/2012_10_09/NATO-invasion-of-Syria-coming-soon-rated-X/
【10月9日 John Robles】

 約1ヶ月前、オバマ米大統領はトルコのエルドアン首相に電話をし、シリア問題を話し合ったが、オバマは野球のバットを持っている姿で写真に撮られていた。つまり、これは一つのサインであり、サインから行動まで時間がかかるものだ。国の指導者を変えるため一つの主権国家を侵略することについての話である。時期は迫っているし、あらゆる兆候が見えている。

 その一つはトルコ国会が、エルドアン首相に対しトルコ軍を「外国」に投入する権力を与えたことだ。外国とはシリアのことである。もう一つは、シリアに対するトルコの砲撃と、別個にNATOと欧米による声明の発表と戦争への準備である。

 リック・ロゾフの「ストップNATO」では、NATO事務局長のアンダース・フォグ・ラスムッセンの声明を掲載している:「トルコを防衛し保護するに必要なあらゆる計画があることは間違いないことだ」
 これは、トルコがシリアに対する砲撃を開始した後、前例の無い夜遅く行われた会議の後に出てきたものである。その後NATOは以下のように語った:「シリア政権の最近のNATOの南東国境における侵略的行為に関しては、それが国際法の明白は違反行為であり、NATO同盟国の一つの安全保障に対する現実的な脅威となっているものであり、北大西洋評議会は、ワシントン条約の第4条に基づき、本日会合を持つにいたった・・・」

 リック・ロゾフの「ストップNATO」によれば、「一週間前、NATOのトップコマンダーであるジェームズ・スタブリディス海軍大将が、トルコの首都を非公式に訪問し、トルコのネスデト・オゼル参謀総長とイスメト・イェルマズ国防大臣と会合を持った」と言う。こういったことと侵略を可能とする規模の軍のシリア国境への動員は、これから何が起きるのかという点で間違うことの無いサインを示している。

 イランのメディアはNATOの意図に関する記事であふれている。FARS通信は、イランの最高指導者の高級アドバイサーであるアリ・アクバール・ベラヤティが以下のように語ったと報じている:「NATOは、NATOメンバー国であるトルコの安全保障が脅かされたという口実の下、シリア介入のための下地を準備している」

 トレンド・ニュースのウェブサイトでは、アリ・アクバール・ベラヤティが以下のように語ったとしている:「いくつかの欧米諸国はNATOを地域紛争に介入させようとしている。欧米はトルコ、シリア、そして中東全体が落ち込むよう穴を掘っている。そうして『イスラムの覚醒』が中途半端になるようにしている。シリア、トルコ、イラクを含む中東諸国は、アメリカとその同盟国がこの地域の国々に対して陰謀を持っていることに注意を払わねばならない」
 
 ボイス・オブ・ロシアでのインタビューで、リック・ロゾフは以下の点を重要な事実として示した:「トルコがおおっぴらにシリアに対する攻撃を開始できるようになったシリアからの砲撃という出来事の数時間前、ロシアの副外務大臣のゲナディー・ガチロフはモスクワで記者団に対して、ロシアはNATOとその同盟国の湾岸協力委員会メンバー国(バーレーン、クウェート、オマーン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)に対して、シリア領内に向けた軍事介入のための口実を作り出す陰謀に対して警告を発した。この口実とは人道的回廊とか緩衝地帯という領域をシリア領内に作るため、トルコ・シリア国境で武力挑発を行うことである。

 NATOと欧米があらゆる口実を使ってでも一国に対する侵略行為をおおっぴらに行うことで知られているという事は、我々を警戒をさせ、国際的な喧騒を引き起こさせるものである。しかし、彼らがアフガン、イラク、リビヤを侵略した後、世界は慣れてしまい、そのような人類に対する犯罪に対して無頓着になってしまったのだ。

 アメリカとその代理人たちはシリアをなぜ侵略したいのか、そしてイラン、イラク、リビヤのような諸国、南極大陸、果てはベネズエラまで、なぜ支配したがるのか?それは民主主義とか人権とか、あるいは独裁者を排除するとかとは一切関係ないことで、それは石油が絡むからなのだ。

 OpEdNewsのマイケル・コリングスが言ったように、状況が複雑だとしても、アメリカとNATO諸国は世界でも最大の石油中毒者であり、彼らのディーラーがハッピーになり、自分たちがその分け前を得ることが出来るならば何でもやるであろう。
ーーーーーーーーー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121011-00000017-mai-int
<トルコ空軍>シリア民間機を強制着陸 軍事物資運搬疑い

毎日新聞 10月11日(木)10時20分配信
拡大写真
トルコの首都アンカラの国際空港に強制着陸させられたシリア航空の民間機=2012年10月10日、AP


 【エルサレム花岡洋二】トルコ空軍は10日夜(日本時間11日未明)、モスクワからダマスカスへ向け領空を飛んでいたシリアの民間機をアンカラの国際空港に強制着陸させた。トルコのダウトオール外相によると、違法に軍事物資を輸送しているとの情報に基づく措置で、着陸後に積み荷の一部を押収した。民間機は数時間待機した後、11日未明にダマスカスへ向け離陸した。
ーーーーーーーーーー

かなりきな臭い
6日間も砲撃を続け、旅客機を強制着陸させる。
着々と介入のタイミングを見計らっているみたい。

シリア政府がトルコ領に砲撃なんてするわけが無い。
外国軍の介入を要請しているのは自由シリア軍。
どこに着弾し、どこに砲撃しているのか、情報が無いので心配だ。

ロシアとイランの動き、国内の反戦運動の動きを見定めているのか。

中東動乱なんてことに成ったら世界経済が詰んじゃうよ。
原油価格が暴騰し、ガソリン、電気、ガス、公共料金が軒並み大幅値上げされたら、
倒産続出、失業者が町に溢れることになる。

ギリシャ、スペインは政府が崩壊するだろう。
アメリカ、日本、欧州、そこら中でデモ、騒乱が発生するだろう。

危険なことは止めてね!!!
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る



コメント
01. 2012年10月11日 14:34:52 : 7uPtGleutM
トルコ攻撃は盧溝橋と同じでしょうね。シリアが落ちれば次はモスクワとサウジでしょう。必死に防御しないと、アジェンダの地図ではサウジは無かったですよ。
世界政府広報官のアタリが日本、ドイツ、ロシアは無くなるといってたからプーチンも必死なんだろうね。ドイツが反日なのは変だが、欧州はドイツが支配しないのかね。

02. 2012年10月11日 17:05:39 : cqRnZH2CUM

欧米も景気が悪いから、人権名目で戦争して一つ雇用対策を!という考えも悪くはないが、
まあ、現実には国民の反対が強くてすぐには難しいだろうな

結局、反体制派は粛清、難民激増で、周辺国の怒りが蓄積していき

トルコ軍などが暴走して、それに対応する形で、国連決議と、軍事介入といったパターンが一番ありそうだ




03. 2012年10月11日 17:09:15 : cqRnZH2CUM

>アメリカとNATO諸国は世界でも最大の石油中毒者であり、彼らのディーラーがハッピーになり、自分たちがその分け前を得ることが出来るならば何でもやる
イラクなどで既に実証されているように、今時、資源利権狙いで先進国が動くことはありえない

全然、割にあわないからだ


http://eneken.ieej.or.jp/news/trend/pdf/2011/4_09Suriyah.pdf
シリアの石油確認埋蔵量は 25 億バレル(2009 年末時点)で R/P は 18.2 年
http://ja.mapatlas.org/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2/%E6%B2%B9%E7%94%B0/%E5%9C%B0%E5%9B%B3


04. 2012年10月11日 17:12:02 : cqRnZH2CUM

介入の目的は、建前上は人権だが、実利で正当化しようとすれば、中東の政治的安定を守り、専制的な資源国を存続させ、資源価格を長期安定させることくらいだろうな


05. 2012年10月11日 17:14:14 : cqRnZH2CUM

まあ米国など全世界でシェールガス開発が進んでいるから、今後も環境破壊を無視して進めるなら
中東の重要性は低下していき、底辺層の支持を受けたイスラム原理主義勢力が強くなって、サウジなども潰れていくことになるだろう


06. グッキー 2012年10月11日 17:27:20 : Cbr3d6O9vj7Mc : yyMh2dXANk
>>01さん
>トルコ攻撃は盧溝橋と同じでしょうね

欧米はシリアに軍事介入したい。
それを安保理でロシアと中国が止めている。
自由シリア軍は外国軍の介入を要請している。

こんな状況で砲撃でトルコ市民5人を殺す理由がありません。
さどうぞ介入して下さいと言ってるようなものでしょう。
6日間ということは誤射ということは考えられません・

もうはっきり陰謀と分かったような行為。無理が通れば道理が引っ込む、
形だけをつければ、何とでも言いくるめられると市民を舐めているのですね。

アジェンダは知りませんがシリアが上手く行けば、次はイランでしょう。
シリアはロシアの中東における大事な友好国、海軍基地まで有る。
簡単に手を引かないでしょう。
中国はイランが攻撃されたら核戦争も辞さずと言っている。
石油の大事な輸出国なので、死活的利害が有ると考えているのでしょう。

シリアはイランにとって大事な友好国、シリアを失えば中東で孤立します。
ヒズボラは後ろ盾を失います。

各国、利害が絡んでいるので簡単にアサド政権打倒とはいかないでしょう。
トルコが戦争を始めれば、イランは義勇兵を送るかもしれません。
NATOは空軍、ロシアは地対空ミサイルを送るかもしれません。
ちょっと先行きが見えません。

長引けば欧米は景気低迷とともに反戦デモが燃え広がりますから不利です。
でもここで欧米が失敗すれば、サウジ、バーレーンの王制が持たないでしょう。
もう1年以上、サウジ、バーレーンでは反政府デモが行われています。
アメリカの影響力が衰退すれば王制を維持するのは難しいでしょう。

サウジの王制が倒れれば、石油ードルリンクが外れ、ドル基軸通貨体制が
崩壊します。
これはアメリカ覇権の終わりも意味します。
何か激動の時代に成りそうですねー


07. 2012年10月11日 20:03:16 : l1NPjWZAfD
シェールガスは言うほどのことはない。温暖化や地下水の汚濁を招く恐れがあるとの警告もある。
「シェールガス革命」はエネルギー危機日本の救世主か?
http://www.nexyzbb.ne.jp/~omnika/shale_gas1.html

また環境破壊を無視してというが、一番の環境破壊は戦争。
中東の重要度は低下するだろうといわれ続けて久しいが、地球温暖化だなんだというのに化石燃料のニーズは廃れないどころか、油田の乏しい国も掘削技術の発達で天然ガスの埋蔵が新に発見され次のエネルギー大国に名乗りを挙げようとしている。
やらずぶったくりを旨とする欧米狂犬国家にすれば、国有化して言い値を受け付けない世俗国家や指導者など邪魔以外の何者でもない。
戦争という手段は狂犬どもにとっていくらでも言い換え可能、屁理屈と飯粒はどこにでも貼り付けられるじゃないが、怪しげな理由を持ち出しては一国を悪の枢軸に染め上げてしまうことなど屁でもない。

また宗教君主国家が狙われず世俗国家だけが狙われるのは至極簡単な理由。
世俗主義では偏った宗派主義の台頭を禁じているために、不満を持つ層が必ず一定程度かそれ以上いる。
境界を隔てた隣国がイスラムを冠に置いているのが普通なアラブでは、部族により国境も繋がっているので不満を持つ層は容易に隣国を隠れ蓑にできる。
そして体制打倒を夢見る彼らにとって反体制運動のサポートやエスケープのための遊撃基地を提供してくれる連中(パトロン)の背景が怪しかろうがなんだろうがどうでもよい。

大国は別にイスラム宗派国家(湾岸諸国等)を信用しているわけではない。
主にスンニ派が占めているこれらの国々はもちろん内紛の種を抱えている。
シーア派である。
イラクがシーア派に呑まれ恐れおののいたこれらスン二派諸国家は、自分たちの国にそれが波及してくる恐怖に苛まれた挙句、それらを処断するのに一番最適な方法は自分たちの仲間(スンニ派政権)を増やしシーア派(イラン)を包囲してしまうことだと気がついた。
それには世俗国家に内包する宗派主義の憤懣を焚きつけ、あとは欧米が今風に革命などと気の利いたキャッチーな言葉を世界中にばらまいてやれば誰も異論を唱える者など出はしまい、万が一、疑問が提起されても圧倒的な情報量で覆い隠してしまえばいいのだと。

これは欧米、イスラエルにとって渡りに船であり、歓迎すべきものである。
アメリカ、イスラエルにとって宿敵イランを叩き伏せるためにこれ以上ない良策であり、オマケに同じアラブ内でアラブ人同士血を流してくれるとあっては金も武器もいくらでも出そうというものだ。
NATOにとってみてればアフガンでの大チョンボの回収とトルコの大悲願であるEU加盟という餌、トルコ政権党の公正発展党自体スンニ派の宗教政党であることやトルコ帝国時代シリアは領土でもあり当然失地回復の国是としてのケマル・アタチュルク主義の野望も根底にあり、これまた利に適うといったスケベ心丸出しでトルコをけしかける。
そういうわけで大国はただたんにスンニ派の宗教国家が利用しやすいので重宝がっているだけに過ぎない。
スンニ派宗教諸国も自分たちの利用価値を最大限売り込んで、漁夫の利を得んと狂犬どもに媚びへつらっている。

シリア侵略だとか言い出しているようだが、肝心のトルコでは国民がエルドアンに対して疑問を呈しデモも生じている。
シリアではFSAもシリア人と他国人とで齟齬が生まれ分断されて、シリア軍に寝返る者まで出始めている。
そんな状況で危険な賭けをエルドアンが選択したとするなら、イランはトルコに天然ガスの供給を止めて締め上げるだろう。
トルコにおいてイランからの天然ガス輸入量は総輸入量の半分を占める。
トルコがカダフィ政権打倒に与しリビアの天然ガスを輸入停止にした背景には、イランからの輸入により十二分にシェアできる公算があったからだ。
またイランにとってトルコは代えざる顧客ではあるが、シリアとは盟友でありシリアが他国(いうまでもなくアメリカ、イスラエル)に攻撃された場合、イランは参戦する取り決めがあるために、いかにトルコとはいえ盟友に代えて貿易収入を確保するというわけにはいかない。
それは逆にトルコにおいても同じことがいえるだろう。

無益な火遊びも大概にすることだ。





08. 2012年10月11日 22:37:28 : 6kuobrWeYc
>>07
追い詰められた側は何をするかわからない。
当初もくろんでいたシリア国内での反政府運動は盛り上がらず、
武装蜂起でも反政府側は敗色が濃くなっている。
こういうときは危ない。


09. 2012年10月12日 00:22:48 : nUiPBSGZJU
>>06
>>自由シリア軍は外国軍の介入を要請している。
逆に言えばドサクサの自由だから、どんな国の傀儡も出入りが出来るんだよ。

エージェントを送ってる国がどだけあるんだろうか・・

射殺された日本のジャーナリストが残した魂を忘れてはいけない。






10. グッキー 2012年10月12日 16:16:22 : Cbr3d6O9vj7Mc : JMM8VytInE
http://japanese.ruvr.ru/2012_10_12/torukokuugunki-iraku-no-kurudo-kougeki/
トルコ空軍機 イラク北部のクルド人戦闘員施設を攻撃
タグ: 中東, 国際, イラク, 記事一覧, 軍事紛争, 政治 12.10.2012, 08:14

Photo: EPA

12日トルコ空軍機が、イラク北部のクルド人戦闘員らの施設に攻撃を加えた。NTVテレビによれば、攻撃を受けたのは、ザプ地区にある施設。

空爆対象となったのは、戦闘員グループが潜む陣地で、犠牲者が出たかどうか情報は届いていない。戦闘機は、爆撃後、トルコ領内の基地へと戻った。

一方トルコ議会は今日、軍が対イラク国境を越えて作戦を実施する期間の延長を求める政府の要求を承認した。これにより、トルコ軍は、1年間、対イラク国境を越え、反テロ作戦実施が可能となる。

イタル・タス
ーーーーーーーーーー

トルコがアメリカの真似を始めた
やって良いことと悪いことがある。
国境を越えての武力攻撃など何時から平気な時代に成った。
すべてはアメリカが前例を創った。

やはりエルドアンは頭が狂っている。


11. 2012年10月12日 23:02:15 : tYePlTKxx2
ロシアの声か・・・。インターネット版のモスクワ放送だ。短波放送は今もオンエアーしているようだが、同放送局は対外国家宣伝機関の色彩が濃い。電波状態が良かったので毎日のように聴いていていたが、解説委員とやらのプロパガンダを毎日聴いているうちにマインドコントロールされそうになった。
現在、トルコ領内に砲弾が弾着する状態が継続し、国会で越境攻撃も承認され、同国の陸海空軍は臨戦態勢の入っているので、可能はあるがまだ懐疑的だ。


12. 2012年10月13日 00:05:15 : aT9tG7aYrY
当方もプロパガンダやってます。(爆)いつものIRIBイランイスラム共和国・国際放送ラジオ日本語のウェブサイトからNATOのシリア侵略に関連するニュースを紹介します。
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/32385-

(転載開始)

2012/10/12(金曜) 20:33
金曜礼拝、「西側は、中東に対立を引き起こそうとしている」

12日に行われたテヘラン金曜礼拝で、セッディーギー師が説教を行い、「西側とシオニスト政権イスラエルは、中東を情勢不安にし、シオニストに対する抵抗陣営を弱めるために、地域に戦争を起こそうとしている」と語りました。

セッディーギー師は、シリアとトルコの最近の緊張と国境での衝突に触れ、「NATO北大西洋条約機構とイスラエルは、トルコにシリアとの戦争を引き起こさせることで、地域に情勢不安を生じさせ、イスラエルに対する抵抗陣営を弱めるための目的を実現させようとしている」と強調しました。

セッディーギー師は、トルコの国民が、最近、シリアに対する軍事措置に反対し、大規模な抗議デモを行ったことに触れ、「トルコ政府は、冷静さを保ち、シリアとも問題を外交的な方法で解決すべきであり、近隣の友好国であるシリアへの侵略を唆す地域外の勢力の扇動に惑わされてはならない」と述べました。

また、バーレーンの反政府デモの継続に触れ、「国民を殺害するために、サウジアラビアの軍隊や西側の支援を頼りにするような政府は信用を失っており、最終的に敗北するだろう」と語りました。

さらに、西側の制裁は、イランの混乱を目的としたものであり、この国に民族や宗派の対立を引き起こすための陰謀は失敗するだろうとし、「イラン国民は常に、連帯によって、様々な困難や問題を克服してきた」と強調しました。

セッディーギー師はまた、「イラン核問題は、イランに圧力をかけるための口実だ」とした、最高指導者の北ホラーサーン州での演説に触れ、「ハーメネイー師の賢明な措置により、常に、敵の陰謀は退けられてきた」と述べました。

さらに、「過去30年に及ぶイランの資産凍結や対イラン制裁、イランイラク戦争、これらは、アメリカのイランに対する敵対や圧力の例であり、イランに生まれたばかりのイスラム革命に打撃を与えるためのものだった」と述べました。

セッディーギー師は、イラン国民は、イランイラク戦争中、世界の最新の武器に対して勝利したとし、「イラン国民は決して、敵が自国の利益や資源を奪うのを許さないだろう」と述べています。

(転載終了)

●アメリカはイラン向けに、体制崩壊を狙ったRadio Fardaと言う短波ラジオ放送を連日、行なっています。当方も国際短波放送を受信するBCLですので、休日の早朝に聴いています。5830kHzが強力に受信できます。この動画はルーマニアで受信しているところです。
http://www.youtube.com/watch?v=BBjYPebNoQ0&feature=related

●プロパガンダの本場はアメリカですねぇ。このRadio Fardaはペルシャ語ですが、アラビア語で反米諸国向けにRadio Sawaをやってます。中国大陸やベトナム、ミャンマーやラオス向けのRadio Free Asiaもあります。


13. 2012年10月13日 00:44:38 : unid4yioeU
ノーベル平和賞はシリア侵略の、アメリカの謀略

14. 2012年10月13日 01:38:36 : Wl5wrWmHwM
イランラジオ
ロシアの声
実は、この二つも全面的には信頼できないと思うんだよなオレ
微妙に「あれれ?」な記事が混ぜてあるんだよね
文面では説明しずらいが、何ていうか
AFPやらロイターの「反作用」を双方連携連動して起こしているというか
俺たちはこの「枠」から出て考えることができないシステムを構築している
な?な?、何となく言いたい事が分かるだろ?

つまりこの「枠」内にいる限り、まだ奴らの手のひらの中で踊っている状態
なのだとしても何ら不思議じゃあない


15. 2012年10月13日 02:14:29 : FSqtUOFKZA
もう誰かフリーエネルギー公開しちゃえよ

16. 2012年10月13日 04:02:21 : DcxDg6lzRM
情報をとるときにAPやAFP共同発だけでなく、あえて違うメディアの報道を相対して比べて双方ともまったく反対なことを報じているときには、真実は藪のなかでありだから事実がこれだけ異なって報道されるんだと自分に言い聞かせてニュースを見たり記事を読んだりする訓練になる。
どっちが一方的に正しいなんてことはありえないが、この一連のアラブの春関連の報道に関しては明らかに欧米メディアは意図的にミスリードを誘発してきたと俺は思っている。
とくにリビアの内戦から露骨になった。
個人的に中東問題はパレスチナ問題から始まりイラン革命の余波が惰眠をむさぼるイスラムの宗教パワーがアメリカ、イスラエル支配に抗する大波に繋がるのではと期待し、追い続けてきたので、そのつど裏切られてきた思い出とアラブはひとつでもイスラムはひとつでもない敵の敵は味方、味方の味方は敵の仁義なき戦いこそがこの地域のえげつなさだと理解している。
その感覚から俺にはアラブの春は皮膚感覚で胡散臭いとしか思えない。
もしかして手のひらで踊らされているかもしれないが、覚めた目でどちらの味方もしないというにはシリアで起きていることはあまりにも露骨であり、あまりにも分り安すぎる。
こういうときには自らの内なる声に従うのがいいと思う。
あくまで俺の個人的意見だが。


拍手

PR

コメント

コメントを書く