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徽宗皇帝のブログ

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他人事で終わるだろうか?
「やっぱり毎日崖っぷち」より。直接の記事元は例によって阿修羅。「やっぱり毎日崖っぷち」もブックマークはしているが、どうしても「阿修羅」を先に見るから、コピーのコピーになることが多い。
煙草値上げを、よく愛煙家は我慢しているものだな、と思う。まあ、私は現在はほとんど煙草を吸わないから対岸の火事だが、そんなことを言っていると、やがて自分の番になる。

例のユダヤ人迫害に関する有名な言葉がある。うろ覚えで書くと、
「最初は共産主義者が逮捕された。私は共産主義者ではないから気にしなかった。次に……が逮捕されたが、私は……ではないから気にしなかった。次に……が逮捕された。……ある朝、ユダヤ人が強制収容所に送られることになった。私はユダヤ人だった。私は泣き叫んだが、その時はもう遅かった」
とかなんとかいう言葉だ。


(以下転載)


今回はたまたまタバコだったけどな、そんな話がこれからいろんなものに出てくるぞ。
そういった意味で、非喫煙者だろうと嫌煙者だろうと、関係ない話じゃないと言いたいね。

さて、このタバコ増税というのは、ヤツらが言うには、規制強化という側面もあるらしい。
タバコのせいで健康を害して、健康保険が成り立たなくなるという論調もあるわけだ。
ちなみに、この20年ほどで喫煙人口は半分くらいになっているわけだが、その裏で肺がん患者が3倍増しているという話はちゃんと伝えたんだろうね?

で、こいつらの思惑かどうかはともかくとして、タバコをやめる人は増えてくるだろう。
それからというものの、最近は妙なコマーシャルが流れるようになったと感じてる人はいないかな?

たとえばこういうのだよね(笑)。


なにやら「健康保険で禁煙」とか抜かしてる宣伝がガンガン流れてるっけ。
その下に、おなじみの「ファイザー」のロゴとか、ものすごくわかりやすい。

要するに、増税という名の規制をかけて、タバコ害悪プロパガンダを繰り返した結果、なにやらこのへんの怪しいヤツらが商売のきっかけをつかんだということなわけだ。

麻薬利権がらみじゃないかって指摘もあるよね。
中国なんかじゃ、かつてアヘン戦争でやられた痛い経験があるもんだから、国がタバコの生産農家などに補助金を出してバックアップしているなんて話がある。
社会の安定の観点から、タバコならともかく、麻薬に手を出されちゃ困る、ということらしい。

まあ、それは大げさかもしれないが、庶民をあんまり締めつけるとろくなことにならないことだけは確かだ。
日本はそういうガス抜きがどんどんなくなってきてるわけだが、その先の狙いはなんだろね。

この規制に関する話、実は前の記事で書いたサラ金の件も同じだ。
改正貸金業規制法では、銀行のカードローンにはまったく制限がなされていない。
言ってみれば、サラ金から銀行への利権の移動とも言えるわけだ。

その上、最近は「過払いを取り返そう!」なんて宣伝が増えてるよねえ…。
あちこち横文字だらけの弁護士事務所ができて、バンバン宣伝やってるわけだ。

で、当の武富士は、その過払いのカネが払えない多重債務者状態になってると。
まあ、実際には払いたくなくて、カネを負けろと言うために計画倒産したってのが本当のところで、あいつらとてろくなものではない。

みんな全部つながってるとみるべきじゃないかね。
結局、損をしてるのも、新しい商売でカネを巻き上げられるのも、全部一般庶民だってことに気づけばわかりやすいと思うのだが(笑)。

その逆パターンとして規制緩和ってのもある。
要するに、派遣法の緩和のように、大手企業が好き勝手にやれるようにするパターンとか、民営化路線による国富の切り売りとかね。
みんな同じなわけさ。
規制を強化するのも、規制を緩和するのも、みんな誰かの利権になるようになっているのであって、根っこは一緒なんだよ。

イメージでそれがよさそうだとか考えると、みんな罠にハマるわけだ。
あくまでも、それらが施行されたときの、想定される結果をもとに考えなければいけないし、マスコミががなり立てている根拠からして、本当かどうか自分で調べないとね。

繰り返すけど、決してタバコだけの話じゃないぞ!

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