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徽宗皇帝のブログ

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仙波告発記録(2)
 ある中央紙の女性記者が、私にハッキリ言ったことは、自分が九州の件でサツ回りの時に、署長室で後ろから胸をわしづかみにされることは、たびたびだったと言ってましたね。それ以上手が行こうとしたので、それは押さえたという風にハッキリ記者が言ってましたからね。
 で、愛媛県では、その記者と副所長とか刑事課長が不倫関係を結ぶのはごく当たり前というか、別に不思議じゃないんですよ。ですから、そういう意味のセクハラ、それと愛媛県警の女子職員に対して現職の刑事がレイプする。そう言うこともごくごく普通ですね。
 私の耳にだって相当入っていますもん。被害を届け出た人でも数件ありますもん。で、今、全国でレイプの被害者は、年間9000件ですけど、これは1割以下と言われてます。一般以外の方が、被害届をだせるのが一割以下だと。実際は、その10倍以上の被害の方がいます。そう言うことを含めた時、県警の中のレイプ件数を表に出せば、それはびっくりしますよ。
 (岩上氏)年間数件と言うことですか?
 ありますよ。私も相当耳にしている。1件愛媛県警でも訴訟してるもん。現職の方が。相手の現職刑事は、もう県警本部と松山署とを行ったり来たり、御栄転ですよ。だって、裏金担当係、彼は。
 (岩上氏)レイプ事件なんてものも、この裏金が根っこにあって表に出ない。そしたら、早い話が、何の犯罪をやっても俺は大丈夫って言う。
 当たり前でしょう。
 (岩上氏)うわぁ、カメラの向こう側で鳥肌立っている人が、たくさんいると思いますよ。
 私の感覚は当たり前。で、それを仙波が奥さんに言っているという風に県警は言うかもしれません。だったら、名誉棄損でやればいいじゃない。僕はずっと今まで言っているんだから。
 (岩上氏)考えればそうですよね。そこの警察が事を起こした人間を捕まえよう検挙しようというつもりがなければ、確かに、犯人というのは、放置されたままになるわけですね。放置された犯人というのが、ときどき警察と攣るんでいるやくざ者なんていう場合があるかもしれないけど、警察内部に犯人がいて、警察内部に犯罪者がいて、警察がその人を捕まえると、警察の不祥事が明るみに出るというだけじゃなく、冗談じゃない俺を逮捕するなら、お前たちのやましいところも全部暴露するぞと。お互いにつるみあって、ヒドイな、その話。
 レイプは不倫にしてしまうんですよ。で、おまけに、男性は刑事課ですが、彼には妻子がある、相手の被害の女性は独身。独身の女性を監察がよってたかって4時間軟禁して、そしてそこで、相手は妻子があるのにそういう関係を作っていいのかというんですよ。
 (岩上氏)犯しといて。
 そう。
 (岩上氏)これ何年に起きた事件ですか?
 今から、5,6年前。で、女性の方は、やはり恥ずかしくて訴えるところがないんですよ。
 (岩上氏)そら、そうですよね。訴える先は、まず警察なんですから。そこですからね。
 ですから、結局泣き寝入りしていたわけですけど、私が告発したこともあって、相談もあって、私を支えてくれた東玲治東玲治が、その女性の方のずっとケアをしてて、亡くなった後、そういうことが大きくなったわけですね。東が亡くなった後ですね。
 (岩上氏)じゃ、その方も勇気を持って訴えようと。刑事告訴と民事と両方やった?
 刑事が、やはり弁護士もこちらは入ってました、弁護団が入ってますけど、だけど、証拠が一年も前のことを、そのホテルでレイプされましたと、よって連れ込まれてレイプされましたと言っても、もう証拠力がないんですよ。彼ら知ってますから、警察は。
 そんな証拠がないもんでね、事件にならないということで、今、国家賠償をやってますけど、組織を挙げてその巡査部長をかばっていますよ。だから、その彼を私が一辺とっちめたんです。
 現職の時に二年前ですね。その時に、今からでも遅くないから謝罪しろと、そして、アパートの鍵も返せということを言ったんですけどね、そんな女は知らないどうでもしてくれと開き直りましたよ。持っているんですよ、電話。いつでも出せますよ。
 (岩上氏)アパートの鍵ということは、犯してそういう関係になった後はいつでも出入りするようになった。
 そう、一年ぐらい。
 (岩上氏)そういう関係を強要しつつ持ち続けたというわけですか。
 それが泣くように言って、最後は自殺するということで止まったんですけれども、しかし、それでも恐いという状態が続いたようですね。だから、そのことも含めて、裏金からそれましたけど、冤罪もそうですよ。
 その冤罪というのは、普通ちょっとした捜査ミスと皆さん思われますね。そうじゃなくて、犯人は誰かとにかく誰でもいいから作らないと裏金が作れないんですよ。
 (岩上氏)クラクラしてきますね。裏金が作れないために犯人が誰でもいい、これでもとんでもないんですけれども、そこに、、
 私そう思わない。僕はダメですよ。僕はしませんけども、警察42年間どっぷりいたら、ごく自然の行為ですよ。そんなことは。犯人は誰でもいい。だって、自転車置いて、被害自転車置いて誰か乗るのを待つんだから、現場の警官。で、そこで、またがったら即逮捕していいし、そこでケイオウハン1件じゃないですか。
 そんなことは別におかしいことですか。
 (岩上氏)おかしいことですよ。大変なことで、それはその、今一瞬そうですねと言いかけている自分が恐いんですけれども、そういう状態もかつ裏金を作らなければいけないから、つまり早い話が、事件を片付けていって、捜査協力した人がこれこれで、それでノグソの捜査報告書領収書をでっちあげて、で偽金を作って、で、こちらで誰でもいいから極端に言うと、人を適当に捕まえる。ということは、証拠の改ざんやら供述の改ざんやら、要するに、本来ならこの人がこの事件にぴったり当てはまるということはないかもしれない。けれども、この人間にしてしまえということであれば、強引に辻褄は合わなくても、さまざまな証拠の改ざん等によって、辻褄合わせをしてしまって、犯人にデッチ上げていくということが現実にあるということですか。
 いちばん簡単なのは、指紋ですよね。指紋というのは、終生不変万理不動でしょ。これ100%証拠ですから。だから、あなたが犯人に仕立てるためには、ちょっと事情を聞きましょう、コーヒーでも飲まんかというて飲ませる、持つやないですか、それを回収して指紋取ればいいじゃないですか。それを現場から回収したとしたらそれでいい。そんなこと当たり前ですって。
 (岩上氏)そんなことやってるんですか。
 やってますよ。
 (岩上氏)これ偽金作りより問題大きいですよ。
 そうかぁ。
 (岩上氏)それ、そうですよ。だって、人生狂わされたらたまったもんじゃないですか。
 そんなこと痛くも痒くもないから。
 (岩上氏)その警察にとってはね。腐敗した警察にとっては。
 だから、これくらいのことは、私が告発してから、仲のいい上司もいたんですけどね、こういうこと言ってましたよ。仙波がいくら実名で告発して、一時期マスコミがパッと騒いでもそんなもん一稼いだと。どうせ国民は困ったら、事件にあったり事故になったりしたら、警察へ頼ってくるんだよ、いやなら来なければいいんだよ、ハッキリ言っているよ。
 それが今の警察幹部の姿勢、原点ですよ。いやなら来るなと言うんですから。
 (岩上氏)これは誰が言ったんですか。
 署長クラス。
 (岩上氏)ノンキャリの上の方?
 もちろんノンキャリ。
 (岩上氏)キャリアもノンキャリも含めてこういう腐敗になっちゃってる。
 キャリアは賢いんで、自分が手を汚さない。自分が吸うお金をもらうだけ。私を死ぬまで、黒木さんと同じような状況で死んだんですが、その男は産経新聞のジャーナリストですね。たまたま僕の上級生だった。顔を知らなかったけど。
 その彼が、現職の産経新聞のサツ回りの記者だった時に、愛媛県警ですよ、ある警務総務畑から、東さん何とかしてくれまいかという要望が入ったわけですね。実は、本部長が次期の上納金を上げろと言ってきたと。その時まで東は薄々知ってたけど、具体的にはどこからももれなかったですから。ただ、裏金があって、上納してるというのは聞いてましたよ。
 だけど、今から約20年前です。彼は、ハッキリ数字を知ったわけですよ。当時警察は部門が5つありまして、事務部門、刑事部門、交通部門、警備部門、生活安全部門の5つ。この5つに、20万ずつ割り当てていた。上納金を愛媛県警は、本部長にね。月100万なんですよ。
 そしたら、刑事部門は強いんですよ。報償費があるから。生活安全部門も防犯協会とかいろんな許認可の関係があって強いんですね。警備はもっと強いですよね。国費の捜査協力費がありますから。交通は安全協会があるでしょ。だから、みんな強いんです。
 ところが、事務部門はカラ出張しかないんですよ。事務部門はカラ出張いっても、出張自体がないじゃないですか。だから、その20万円を毎月作るには。20万だけ造るのは簡単ですよ。自分たちもカネがいるわけですよ。ノンキャリアが。そうなってくると、自分たちが減らされる、だから、上げてくれと言ったときに、東君に止めてくれじゃなくて、上げるのを止めてくれ、今のままで済ませてくれないかと。それで、彼は本部長に直談判したんです。
 そして、そこで本部長が部屋から出て行けと言ったので、本人はドア蹴ったんですよね。そしたら当然周りにいる人あたりが、東逮捕するぞと。東は、茶坊主と言ってましたよ、みんなイエスマンだから。この茶坊主たちのノンキャリアの警部クラスからね、東逮捕するぞと、それで彼は言ったんですよ。逮捕してみろ、月100万円の件新聞に書いたるとこう言ったら、本部長がドア開けて、東さんどうぞと。それからフリーパスです、彼は。
 で、それで東は、もう100万円以上上がったことは無くなっただろうと、彼は彼なりに解釈したんです。そしたら、犯人探しされただけで、金額は上がったそうですよ。
 毎月100万ですから、上納金。1200でしょ。愛媛県警、それは、20年前ですけれど、私が告発した5年前には、年間4億円でしたから。これもデータがあるわけですね。捜査報償費が、いくらとか。出張旅費がいくらとか。そうした履歴とかいろんなデータもっている。それが、4億円ありました。
 で、そのうちの4億円をそのキャリアに数千万渡して残りの3憶数千万をノンキャリアが分配するわけです。ですから、面白い話を。私が告発をしようと弁護士たちと話をしたあとで、私を唯一仙波と呼び捨てにできる上司は、過去にも一人だけなんですよ。その上司は、なぜ私を呼び捨てにできるかというと、私の女房の葬式に幹部としてただひとり来たんです、彼は。
 私は裏金拒否しているし、息子の事件があったりして、いろんなことがあって、危険人物マル特でしょ。マル特の女房が死んでも、管理職は、関与したくないです。で、そういう意味では、葬儀と言ったらものすごく家族的なファミリー的な警察は凄いんです。
 もう署長のお父さんが死んだと言ったら、県下の署長から全員花束がいったりとか、全員が集まったりとかそれは凄いんですが、そういうファミリー的な中で、現職の警官の奥さんがなくなって、管理職が一人しか葬儀に来ないというのは、これは本当に異例なんですね。
 私にとっては当たり前ですけれども。その上司は喪服を着てこずに、普通のスーツに喪章をつけてきましたよ。だから、黒服着たら、今日仙波の葬儀に行くと思われちゃう。だから、彼は彼なりに来てくれました。で、僕はそれに対して恩がありますから、それから仙波と言われても、もう普通の幹部がモノを言ったら、誰にモノ言うの、犯罪者がただ一人犯罪を犯していない警官に対して、誰にモノ言うんかと僕なら言う。
 言われるの知ってますから、みんな。だから、仙波部長というふうに呼び捨てしないんです。先輩だって。ところが、彼は、愛媛県警で仙波のことを呼び捨てできるのは俺一人だという自負があるんです。~仙波と言われても、まあええかと。その人も仙波を自由に扱えるのはおれだけだと思ってますから、今回告発する時も情報が漏れた時に、彼は、身を呈しても止めましたよ、私を。
 で、全権委任ですよ。県警がお前しかとめれないと。だから、彼は、私にいいましたもん。頼むからわしの顔を立ててくれと。お前の言うことは何でも聞くと、階級もあげると、これから残り4年半、好きなポジジョンいかすと、そこまでいいましたよ。
 で、その彼から、私が告発するということをまだ情報が漏れてないとき、面白いですよね、仙波、わしは__というから、わしは、こないだの年末のボーナスの日に、自分が署長で栄転をする前の年ですから、署長に実はボーナスの日にこういうことをしたんだと。だから、私は、署長で行ったと、こういうわけですよ。
 なにしたの?こちらも聞かないかん。ボーナスの日に百万円帯封のついたカネを書類ばさみに挟んで署長室で、署帳ボーナスですと言って渡したんだと。これを開けて、それを制服のポケットに入れて、すまんのう、あんたなんて言ったのと聞いたら、私も半分もらってますからと言った。
 
 自分も50万懐へ入れているけど、署長には100万渡したということを自慢げに言うんです。私が講演で使うのに、なぜ警官の制服のポケットに二つあって、なぜ内ポケットが大きいか、百万円入れても表から見たらわからない。
 この同じような服装が、大学病院の院長先生のドクターの白衣。ここに大きなポケットがあるでしょ。30万ぐら入れてもわからない。だからよく例えに使うんですよ。ドクターの場合は、実際入れた方から聞きましたから。私の家族が手術をしてもらう時に先生に。大学病院などは当然だと、そういう方いましたよ。
 え、30万入れたんやと言うんですね。あ、そうなんだと。これは伝聞ですけど。でも、警察署長の我らの制服の裏ポケットを見てもらったらわかりますよ。100万円入れても表からわからん。そういう風な作りしてますからね。
 で、それを100万円渡した。で、私は半分もらっているからいいんですと、俺はこういう風なこと、毎月上納する裏金以外に、ボーナスの日に特別に+αで100万出すんだよと、それぐらい、俺は腕が切れるんだよと、僕に言わすんですよ。それさえ出来てれば、出世できる。
 県警本部にグリーン観葉植物が置いてある。1階から9階までありますわね、毎月変わっている。そしたら、諸君は、毎月変わっているなと思うでしょ。一階のを2階へ、2階を3階、3階を4階へ持っていくんですよ。係りが。
 警察ぐらいセクション、セクト別の意識の強い組織ないですから、原則的に、警備部と刑事部は、全く合わない。交通部と生活安全部と会わない。みんながこれ(手の甲と甲を合わす仕草をする)ですよ。だから、県警本部、1階から10階までありますけど、2階の部が3階の部へ行くことがないんですよ。交流がない。
 だから、2階の観葉植物が、一つ来たって上へあがっても気付かない。自分とこにある観葉植物は替っている。でも、それは観葉植物を買っているんです。買い取りですよ。買い取って、領収書を1階から9階までで、9万8千円とわしは担当から聞きましたよ。領収書を書いた人からね。
 ところが、9万8千円で買うけど、毎月買ったことになるんです。職員の目をそらしているだけ。そして、領収書を書くのは同じ人間なんですよ。その売っていた花屋が私の同級生なんですよ。白紙領収書を、9万8千円と最初は書きますよ。それを同じ領収書を12枚渡すんです。で、日付だけ変えて。で、同じ職員が書くわけですよ。
 同じ人が書いて、毎月買ったことにするんです。年間100万円浮くんです。こういう裏金の作り方もあるんですね。
 (岩上氏)そういう裏金に長けて作るのがうまくなる人が、出世が早く、上納するから出世が早い。
 能力は二の次ですよ。
 (岩上氏)もうこれ完全にやくざ組織なんですけどね。
 だから、私が告発してから、やくざが私に頑張ってください。愛媛県のやくざは私を応援しますよ。右翼なんか車止めて、仙波さん頑張ってくださいって、やるもん。警察は、私の後尾行して、軟化落ち度を取って裏を取ってデッチ上げでもいいから、逮捕しようとするもん。どっちが犯罪組織ですか。
 私が定年退職したことは、弁護団が言いますもん、奇跡だと。
 (岩上氏)何らかの形で弱みとか落ち度を見つけて、逮捕して失職に追い込むとか。
 それだけならいいですけれども。私は命を覚悟しました。だから、黒木さんが今回、ああいう風なことになった時、私はやっぱりやられたと思いましたよね。確証はないけど、私の心の中ではやられたと。だから、ジャーナリストの方も「次は仙波さんだよ」とそういう意味で言ってきたわけですよね。
 だけど、私は、それについて本当に自殺なのか事件なのか私は口にできません。両面ですよね。だから、彼とは、最後は6月ぐらいかな、連絡電話で。2月にあってますけどね。
 (岩上氏)こちら群馬のある弁護士の方に書留で手紙が届いたらしいですね。黒木さんから亡くなる前に、その話が届いたということは、その弁護士は認めていると。けれども中身については言わないと。明らかにしないと。何か事情があるんでしょうね。言えない内容。そこがどっちに傾く内容なのかわかりませんけど。
 まぁ、そういうふうに冤罪と裏金作り、また告発しようとする者は重要危険人物として徹底してやる。それのもっとも顕著な例が群馬県警の大河原事件ですよ。彼は、非常に優秀な警官でしたね。すごく出世も早い、腕も立つ、剣道6段、男前というのは関係ないけどいい男ですよ。
 彼が口にした非常に厳しい監視におかれたわけですね。テレビで告発をした。それからは、警察の手のひらの上で踊らされて、最終的にはデッチ上げ逮捕、首ですよ。メディアは警察発表をそのまま言っちゃう。だから、こんなことが現実にあれば、現職の警官が裏金を実名で告発するなんて、私がすること自体、大河原さんは衝撃的だったと言いますよ。
 それと同時に、第二の仙波は30年間出ませんよ。3人ですよ。それは、私が5年前でしょ。5年前に25歳以上の警官は全員、ニセ領収書を書いてましたから。だから、25歳ぐらいまでの若い警官は、書いてない方もいたかもしえない。だけど、25歳以上の警官ぐらいになると、全員書かされてます。それが、今一番若くて30歳でしょ。
 ということは、30歳未満の方で、一度も書いていない方が30年たって実名で告発できるという可能性はあります。自分が手を汚してましたら、できません。だって、自分の犯罪を認めるんですよ。私も書きましたと。
 (岩上氏)北海道警の原田さんなんかは。
 彼は、時効来てたじゃないですか。退職してから8年でしょ。時効は7年ですよ。もちろん、彼は時効を計算してはいてないのですよ。だって、そういう非常に厳しい意見を原田さんにぶつけましたけれどね。彼は素晴らしかったです。だけど、結果的には時効が成立してから言っているのは、これは、偶然ですけど真実です。
 だから、原田さんが実名で告発することは素晴らしいですね。現職でやるということとはリスクが違います。だから、私は原田さんに非常に失礼なことを申し上げて、反省もしてます。彼は今なお活動されてますから、そら素晴らしい方ですね。
 だけど、私とは立場が違う。だから、裏金の問題は、アメリカに法律があって、告発することによって国の税金が損害が免れる。それは、告発をした人が、被害を防げた分を3分の1は告発者のモノになるという。告発を奨励するという意味でね。そういう制度があって、それで言うと、私が告発してから200億円予算が減った。
 だから、金額だけを見てもやっぱり私の告発は効果があったと思ってます。ただ、金額的に効果があってもまだ200億円残っている。ということと、誰も犯人が警官が刑事責任を負っていない。だから、私の告発行為が本当に不完全な結果しか出ていないですね。
 (岩上氏)一人で頑張られてもそんなに成果が上がるというものでもない。これはやっぱり、官僚が。官僚が腐っているからできないんですけれども、官僚組織に改善正常化というものを求めるのが難しいのであれば、警察官僚のね。やはり、政治の力であったり、メディアの力であったり、あるいは支援する市民の力だったり、そうしたモノが大きく湧きあがってこないと、それらが手を携えて、法曹の力とかも大きいですね。弁護団とか。仙波さんを支援している弁護団80人ですか。大変なお仲間と言いましょうか、支援者の後押しもある。こういうのが大きく手を携えて、愛媛県警の話にとどまらない全国どこにでもある話なら、これは国レベルの話ですから、やはり、国会とかどっかで証言していただくとか。そういう話にならないと難しいですね。
 5年前、告発した当初、告発して24日目に民主党の議員が4人来てくれました。総団長が中井さんですね。4月に中井さんにお会いしに行ったんですよ。東京ね。会いましたけど、野党でいる時と与党、政権党になった時に態度が全く違いましたね。
 民主党から5年前には仙波を国会へ呼ぼうという話があったんですが、当時政権与党の自民党は、全員圧倒的多数で私を拒否しました。それは、当然、警察庁から自民党に要請しているわけですね。私はどこへ行っても同じことを言いますからね。全く手を汚してませんから、一番危険人物ですよ。
 で、私を拒否した自民党。今度、民主党が天下取ったら当然私を呼んでくれると思ったんですね。だけど、いまだに呼ぼうとしない。三井さんだって、今そう言う国会の動きがあると聞いてますけど、まだ、具体性がないですよね。
 (岩上氏)例えば、冤罪を防ぐためということで、今非常に緊急のテーマとして、可視化ということが言われている。警察・検察の取り調べの可視化。可視化というのは民主党の公約にしていました。ところが、いざ政権与党になってもなかなか実現できない。圧倒的官僚の抵抗の前に何もできない、立ち往生しているというのが現実です。
 官僚と言いましても、検察警察官僚ですわね。
 (岩上氏)これの抵抗のために、何もできないでいると。そうもするうちに、民主党内部にずいぶん手を入れられてガタガタになって、民主党が、全く違う二つの政党になったような状態です。菅民主党と09年小沢さんを支持したと言っていいでしょう、代表選を戦った大将小沢さんだから。09年のマニフェストに書かれていた事を支持するグループと、09年マニフェストをことごとくひっくり返し毎日毎日ひっくり返し続けていると言ってもいい現在の菅政権と、全く違う政党になっちゃってるですよね。
 (岩上氏)で、手掛かりと言いますか、わずかな希望を託せるなと思えるのは、可視化議連というのがあって、川内さんという鹿児島選出の川内さんが会長で、事務局長を辻恵さんがやられている。そこが精力的にやられている。昨日も会合をやってらっしゃいますけど、可視化に向かって働きかける原動力と言うのをまだ維持してやっているわけですね。で、政権の中にありながらもほとんど、すっかり別の政党になっちゃってる。飲み込まれてしまった現在の党と言っても主流派の人たち、やや趣を異にする。もちろん、これ主流派、反主流派どちらにもまたがっているんですが。その人たちの会合には、それこそ三井さんも呼ばれて、この間お話なされてましたし、ぜひ行かれたらいいんじゃないかと思います。
 私は、国会がどうであろうとどこだろうと、もういけるんですよ。ただね、根本的に皆さんが勘違いしているのは、検察や警察の抵抗がある、じゃ、彼らがどうするか、可視化に賛成する人も陳情、可視化を進める人のあらさがしに警察が全力を上げているわけです。
 だから、小沢さんの場合は、小沢さんの何でもいいから彼をスキャンダルを出せば、可視化はもうつぶれると思ったわけです。だから、彼が、小沢さんがいろんなことをやられましたけど、私はこの次期、あ、可視化つぶしだというふうに、瞬間判断した。西松事件は。可視化つぶしですよ。
 (岩上氏)陸山会の事件。可視化つぶしですか。
 もちろんですよ。可視化つぶしですよ。だから、小沢さんに直接会う機会があったら、あなたは手を打ったのかと、自分の事件を検察が起訴しない不起訴にする条件として可視化を法案を通さないという事で手を打ったのかということを僕は聞きたい。小沢さんに。
 (岩上氏)いや、でも、不起訴になってもちゃんと検察審査会。
 それはまた別ですよ。
 (岩上氏)えー、でもあれは1セットじゃないですか?
 あれはねー。まだ、小沢さんが這いあがってきたときには、困るのは検察なんですよ。だから、とことんいっぺん不起訴にした。じゃ、小沢さんも可視化はもう見送ろうということで手を打ったはずですが、小沢さんという方は、やはりねばい方ですから、自分が政権取ったら、ボーンと可視化をやる可能性がある。あの人の性格なら。だから、ここで、とことん小沢さんを潰さないといけないというためのセットですよ。
 もちろんですよ。だから、検察は、小沢さんというのは恐いんですよ。だけど、小沢さんはそこで、最初の時に手を打たなければ起訴されてましたよ。
 (岩上氏)ここには、おそらく攻防があったんではないかと。それは、何か情報に基づくもの?
 もちろん推測です。実際に西松事件の調書を見たわけでもないし、そういう意味で、私の今までの経験則から言うと、それしかないと。
 (岩上氏)烈しい攻防が行われている可能性があると。
 僕は、小沢さんに会えば、聞いてみたいですよね。

 <前半文字起こし終了>
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-e111.html

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