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徽宗皇帝のブログ

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偽装民主主義の問題
「櫻井ジャーナル」から転載。
これはEUだけの話ではない。
或る組織全体を自分の意思どおりに動かすには、組織の過半数を握る必要はなく、組織の中枢を占める少数の人間に、自分の手足となる人間を送り込めばいい、ということである。小沢・鳩山体制をひっくり返した後の民主党(前原・仙石・菅)(前原・仙石・野田)がそれであり、今の自民党がそれである。今のNHKも同様だ。こうして、民主主義は内部から崩壊させられていくわけである。
もちろん、過半数による意思決定がベストだとは思わないし、草創期の組織には、織田信長のような、リーダーのカリスマ的支配、強権支配こそが強力な組織を作るものだろう。しかし、そうした独裁体制は、優れた後継者を持たないのが常であり(独裁者は、ゴールが近づくと、まず、自分の存在を脅かす有能な人物を粛清するものだ)、草創期のトップと守成期のトップとは、必要な資質が異なるのである。それに、上で述べたことは草創期や守成期という問題とはまったく別の話だ。
単に、醜悪な、偽装民主主義の問題なのである。


(以下引用)



2014.02.12
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EU総務理事会で認可反対国が圧倒した遺伝子組み換えトウモロコシを欧州委員会は認可する可能性


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 生命に有害な影響を及ぼすことを示す研究も明らかにされているGMO(遺伝子組み換え作物)。これまでEUはGMOの栽培を厳しく規制してきたのだが、欧州委員会(EUのいわば政府)はEU加盟国多数派の意向を無視、デュポンとダウ・ケミカルが開発した遺伝子組み換えトウモロコシ「パイオニア1507」を認可する方向へ動いているという。

 EU総務理事会でGMOの認可に反対したのは19カ国。つまり、オーストリア、ブルガリア、クロアチア、キプロス、デンマーク、フランス、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、スロベニア。賛成したのは5カ国で、エストニア、フィンランド、スペイン、スウェーデン、イギリス。そしてベルギー、チェコ、ドイツ、ポーランドの4カ国は棄権した。

 賛成と反対を国の数で比較すれば賛成派が圧倒しているが、EUの投票ルールに従うと認可を拒否するには足りないのだという。EUにおいて民主主義は機能していない。


(以下略)




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