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徽宗皇帝のブログ

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原発決死隊
仕事の都合で更新が遅くなった。まあ、べつに「年中無休」を謳い文句にしてはいないが、わざわざ見に来てくれる人もいるのだから、挨拶程度の更新はしたい。

下記の記事は「阿修羅」の投稿記事である。
いくら60歳以上でも、猛烈な放射能を浴びながらの作業だから、おそらく死を覚悟しての作業となるだろう。その「決死隊」に25人もの参加表明があったことは感動的である。庶民の中には、そういう人間もたくさんいるのだ。この国の上層部や経済界の腐敗ぶりと比べて、何という違いだろうか。
いや、日本という国は昔からそうだったのだ。
何も言わずに黙々と働き、自分の功名など口にしない。そして、いざと言うときには自分の生命さえも大義のために投げ出す。そういう人間が庶民の中に無数にいたからこそ、日本はここまで発展してきたのである。

金がすべて、とか自分の幸福がすべてとか考えている人間には、こういう「崇高な精神」は理解できないだろう。ゾウリムシ程度の自己保存本能を頭のいい人生哲学と考えている清水社長や経団連などの拝金主義者たちには。


(以下引用)


福島原発、’決死隊’は60歳以上でいい」 退役技術者の覚悟に25名参加表明
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/879.html
投稿者 palクン 日時 2011 年 4 月 26 日 15:55:12: mWJq7xP6mpLMg


http://www.fast-fasting.com/news_tNOd3jaqR.html

危険だから自分たちがやる

福島第一原発の放射能漏れ事故が起きて以来、状況改善のため、経験を活かすべくまたひとり、立ち上がろうと仲間を募っている人がいる。
住友金属工業で技術者として、30年の経験をもつ山田恭暉さん(72)が、このほど 「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」を呼びかけている。同プロジェクトの決意内容は次の通りだそうだ。
(1)原発の暴発を防ぐには、10年作動する冷却設備を設置しなければならない
(2)高度に放射能汚染された環境下での作業となる
(3)それができなければ広範な汚染が発生する可能性がある
(4)阻止するには、現場作業や技術を蓄積した退役者たちが次世代のために働くしかない
今回、このような決意をした理由として、山田氏はこう述べている。
「被曝の制限で10分、15分で帰ってこなければならない中ではまともな設備は作れない。3、4時間続けて作業をしなければというのが私たち技術者の実感。ロボットを使うにしても、手で触りながらやらないとできない仕事が残る。誰がそれをやるか。自衛隊がやればいいと言う人がいるが、若い奴にやらせるわけにいかない」
「日本を救うのに報酬はいらない」
同氏は、この計画は、東電は受け付けないだろうと見越し、政治の力を利用して遂行したいと考えているという。元技術者や、技術者ボランティアによる行動隊を作る。原発の作業については、原発を応急措置で回している間の数ヶ月間に訓練を行うという案だそうだ。
行動隊の募集原則には、60歳以上という条件があるのだが、すでに25名の参加表明があったとのことだ。(22日現在)
「反対や批判は承知の上。だけど最悪のシナリオを書いて、やらなければいけないことからやる。これは技術者が心をこめてやらなければ。報酬があってやっちゃダメです」
と語る山田氏のことばに捨て身の覚悟と、次世代につなげる希望が切に込められていることを感じずにはいられない。

EnglishGermanyMail「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」
結成へむけて

福島第一原子力発電所の現状についてはいまさら説明するまでもありません。しかし確認しておかなければならないことは、次の事実です。

1)暴発を防ぐためには、ホースによる散水のような一時的な処置ではなく、10年の単位の時間安定して作動する冷却設備を設置し、これを故障することなく保守・運転し続けなければならない。 2)この冷却設備の建設・保守・運転は、すでに高度に放射能汚染された環境下で行わざるを得ない。 3)もし、安定した冷却設備を建設・保守・運転できなければ、3000万人もの人口を抱える首都圏をも含めた広範な汚染が発生する可能性がある。 このような最悪のシナリオを避けるためには、どのような設備を作ることが必要か、放射能汚染を減らすためにどうしたらよいか、などなど、数多くの技術的課題があることはもちろんです。この点についても日本の最高の頭脳を結集した体制ができていないことは大きな問題です。
さらにもう一方では、最終的に汚染された環境下での設備建設・保守・運転のためには、数千人の訓練された有能な作業者を用意することが必要です。現在のような下請け・孫請けによる場当たり的な作業員集めで、数分間の仕事をして戻ってくるというようなことでできる仕事ではありません。

身体の面でも生活の面でも最も放射能被曝の害が少なくて済み、しかもこれまで現場での作業や技術の能力を蓄積してきた退役者たちが力を振り絞って、次の世代に負の遺産を残さないために働くことができるのではないでしょうか。

まず、私たち自身がこの仕事を担当する意志のあることを表明し、長期にわたる国の体制として退役した元技能者・技術者のボランティアによる行動隊を作ることを提案し要求していきたいと思います。

当面次のことを提案します。

1.この行動隊に参加していただける方を募集します。
原則として60歳以上、現場作業に耐える体力・経験を有すること 2.この行動隊を作ることに賛同し、応援していただける方を募集します。
これらの方々は、以下の内容をご記入いただきE-mail、FAXあるいは郵便でお送りください。
なお、このプロジェクトは直接的には国会や政府に対する働きかけと、広く人々にこの行動隊が必要であることを訴えることを活動の中心とします。状況が流動的なこともあり、進展に応じて様々な面への活動を広げていくこともありうると考えます。

また、この提案文を多くの方に転送していただくことをお願いします。

2011年4月

山田恭暉
134-0083 東京都江戸川区中葛西5-11-25-707
電話&FAX 03-5659-3063 携帯電話 090-3210-9056
メール   bouhatsusoshi@aj.wakwak.com


□福島原発暴発阻止行動隊に参加します
□福島原発暴発阻止行動隊に賛同し応援します
ご氏名
ご住所 〒

お電話
FAX
携帯電話
メールアドレス

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[お知らせ]
・週刊金曜日に暴発阻止行動隊の記事が掲載されました

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山田 恭暉 (やまだ やすてる)
1939年3月4日生まれ
1957年東京大学理科I類入学
60年安保当時、社会主義学生同盟副委員長 1962年東京大学工学部冶金学科卒業
住友金属工業(株)入社
鋼管製造所(製鋼)、中央技術研究所(環境、廃棄物処理)、
和歌山製鉄所(プラント建設)、大阪本社(廃棄物処理)、
東京本社(プラント・エンジニアリング、新事業開発)などを担当 1989年住友金属工業(株)退社 1990年プリントショップフランチャイズ主宰 2002年小企業の業務改善コンサルタント 2006年NGOにて海外支援ボランティア活動2008年近隣にてボランティア活動。超小型水力発電設備建設  




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