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徽宗皇帝のブログ

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君主制が代議制民主主義に優越する部分
自伝的インタビューでのプーチンの思想の一部である。出典は袴田茂樹『プーチンのロシア 法独裁への道』より。引用後半の赤字部分は、まさにこれこそが私が天皇制を政治に有効に組み入れるべきだという理由である。
「君主制民主主義」というと奇妙な、矛盾した言葉になるが、私の構想は、「君主」ではなく、「天皇」(現憲法での天皇は「君主」ではない。)に、「憲法や法律の改定・条約締結」への「拒否権」を与えるものである。拒否された事案は国会へ差し戻され、再度同じ決定になった場合、国民投票にかける。国民が天皇の判断を支持したら国会は解散総選挙、国民が国会の議決を可としたら、天皇は退位する、というのが私の考える「天皇を含めた4権分立」である。象徴天皇は君主ではなく、議会とは別の「民衆代表」なのである。何しろ、「国民の象徴」なのだから、当然民衆代表だ。議会が経済界やユダ金や外国政府や一部の詐欺師(ジャパンハンドラー)に操作されている以上、議会とは別の、些細な利害に動かされない存在が必要なのである。


(以下引用)赤字部分は徽宗による強調。

われわれの関心を引くのは君主制に対するプーチンの認識だろう。彼は君主制が専制政治や全体主義から国を解放するのに決定的な役割を演じたと見ている。(徽宗注:どのような歴史的事件を指しているのか不明。ロシアの歴史にそういう例があったとは考えにくい。「演じた」ではなく「演じることが可能」という趣旨の発言の誤訳ではないか。)なぜなら、君主は選挙を考えなくてもいいし、政治上の些細な利害にとらわれたり、選挙民に気がねをする必要もない。したがって大きな立場で国民の運命を考えることができる、というのである。

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