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徽宗皇帝のブログ

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地獄は常に自分の前にある
「大摩邇」から転載。
長い記事だが、有益な内容なので全文転載してみる。

(以下引用)
(理想と現実・・・今日のテーマは壮大です)

 


 


こんにちは!生チョコぽん酢です。

今日はとんでもなく忙しい一日でした。

朝だけで隙間を縫いながら5件の搬送依頼に対応し、4件の搬送依頼をお断りしました。

人手が足りていませんね。

以前にも何度か触れたことがありますが、地震とか台風とか大雨とか積雪とか、普段とは違うことが起こった後は、やたらとこの業界はバタつきます。

毎日毎日人の流れの中で仕事をしていますが、今でも不思議だなと思うことが多いです。


本題に入る前に、まずは今日の出来事からお話させてください。


都内某所の大病院からこんな問い合わせがありました。

病院内でクラスターが発生しており、軽症の患者さんを自宅に搬送して欲しい」というものです。

それなりの人数がいそうだしかなり大掛かりな相談でした。

ただ、直近の仕事だったので、こちらのスケジュール的に難しく、相談だけ承った感じなのですが。

入院レベルでは無い人を入院させていたのか、それとも入院レベルの人を退院させるのか、ちょっと気になったりしました。

でもこれは私の邪推であって、実際には他の患者さんとの兼ね合いもあるのだろうし、病院も中々に難しい判断を迫られているみたいです。


で、ここからが多分本題です。



午前中に搬送した患者さんのお話から始めます。

病院から障がい者向けの自立支援施設に見学に行かれる内容でした。

患者さんはまだ20代の男性なのですが、完全に下半身不随です。

お母さんもまだ若く、車の中での会話がとても印象的でした。

お父さんもお母さんもおばあちゃんも、皆(患者さんの名前)より早く死んでしまうの

だから自分一人で生活できるように頑張らなきゃいけないんだよ

一生懸命、お母さんが息子さんのやる気を出させようとしている構図なのですが、本当に息子さんのことを想っているからこそ、とても厳しい現実を突きつけて、突き放しているのだなって。

この方の搬送が終わり、お会計の時にお母さんと少し立ち話をしたのですが。


 


つい先日、こんな状態になってしまったそうなのです。

突然、何の前触れもなく、原因不明。

もともと軽度の障害がある子のようなのですが自立歩行はできていたそうで、私が見た感じでは言われなければ障がい者だと分かりません。

原因・・・

私はお母さんにこう言いました。

最近こういう話ばかり耳に入ります。原因は一体なんなのでしょうね

そしたらお母さんは「本当に多いですよね。なんでしょうね。」って。

あー、多分薄々疑っているのだろうなと私は感じたのでした。

でもこの会話で、ワクチンがーとか単語に出してしまうと、一気に胡散臭い会話になってしまうのですよね。

もちろん私も真っ先に頭に浮かぶのがワクチンですが、だからと言って断定できるわけではないのです。

少なからず疑いの目を元々持っているから、色眼鏡で見てしまっている自覚もあります。

それに現実では、相手の心に大きな傷をつけてしまう可能性だってありますから、勝手な憶測だけで断定的な会話なんて、プロとしてしちゃ駄目。

なのでやんわりとした会話を続けます。

元々かかっていた病院(おそらく接種した病院)があるのですが、こんな状態になってしまった途端に、受診拒否されてしまったようです。

お母さんは笑顔ながらも、目の奥に憤りが垣間見えます。

でもなってしまったものは仕方ないという思いで、気持ちを前に向けているのでしょうね。


これ、何が言いたくてとり上げたかのかと言いますと。

ワクチンだけの話ではありません。

誰だって何かの拍子で障がい者になりますからねーというお話がしたかったからです。

以前の記事にこんなコメントがありました。


 


おおまにさんの方から一部抜粋(太字はこちら側)

    

そのと―――――ォり!
私はケアマネジャーだからよーくわかります。
制度として穴だらけ(日本の福祉制度はみなそうだがナ。)...人が生きているのは「家庭生活」っぽい雑然とした生きる状態があるからです。
雑然とした状態があるからこそ生物は生きて行かれる。
モデルハウスでモデル母とモデル父とモデル子供で実生活が出来るか。
介護っていうのは「生活」です。
だから低く見られている。

老人は、はっきり言うが、障害者である。
ひとは誰でも「障害者」に、いずれなる。
耳は聞こえなくなる、目は見えなくなる、声は小さくなる、一人では歩けなくなる。一人では生きて行かれなくなる。...。
誰でもが障害者になる。
わかってんのか?

介護も障害も全部同じなんだよ。
キレイ事ばっか言いやがって、金と株のことしか頭にない連中。
金と株で暮らせるか。
きれいなオフィスでハイヒールで歩いて手を汚さないで一生土に触ったことなくて、自分で食い物作ったこともなくて、「店」がなくなったら死ぬんだろ。

介護は生きてることと一緒です
この世界が間違ってる。
断言します。


 

うんうんって言いながら読んでいました。

特に 誰でもが障害者になる。 ってとこ。

多分この人は本当に介護従事者だなーとも思いました。

なぜかと言うと、医療とか介護の従事者だけが?もつ危機感とか憤りがあるからなんですよね。

仕方のない事なのですが、健常者の方々は介護のことを、どこか他人事のように捉えている節があります。

でも実際には誰でもいつか何かの拍子で、介護の手が必要になってしまう可能性がある。

原因は色々です。

変な医療行為かもしれません、事故かもしれません、病気かもしれません、老化かもしれません。

いずれは誰もが直面する問題なのです。

でもまだ若いと、いまいち実感がわかないし、そもそもこうした介護や医療の閉鎖的な現場を、好き好んで覗いてみたことのある人の方が少ないから、現実が中々分からないのですよね。

昨日の記事では、介護保険はもうだめかもしれないという記事を書きましたが、それは制度のお話。

介護は絶対になくなることはありません。

誰がするのか?どのような制度でするのか?の問題なだけなのです。

私の同級生の1人は、こんな持論を持っています。


高齢者は皆殺すべき


あっそwって思いました。

こいつ馬鹿なのですよ。

でも・・・意外とこういう過激な思想を持っている日本人が多いのには驚かされます。

世間知らずというか、子供じみているというか、想像力にかけているというか。

生産性がなくなったら見捨てる世界なんて、まだ陰謀論で皆が反発している監視社会になった方が人道的だと思いますよw

だから私は「自分が介護を受けることになるかもしれないんだよ」って一応言ってあげました。

そしたら「イイヨ別に俺が介護が必要になったら自殺するし」だってw(ガキか)


これについても、現実が分かっていないと思ってしまいます。

1つは、死のうと思って死ねる人ってそう多くはないということ。

こういうことを言う人は大概自分可愛いの人だから、尚更自殺なんてできないタイプなのです。

自分を見落としています(お酒に逃げて体壊すくらいが関の山)。


 



そしてもう1つは、人間の生命力の問題です。

人間って、実はすごい生命力を持っています。

死のうと思って失敗してしまった人を、何人も見て来ました。


 


仕事だと2人です。


 


1人はまだ20代前半の女の子でした。

正直、めっちゃ可愛い子。

でも全身十数ヶ所骨折しており、しばらく精神科に受診させるのを担当していたことがあります。

多分電車かなと。

まぁ、心が痛かったですよ。

もう1人は20代後半の男の子。

飛び降りで失敗して下半身不随になったみたいですね。




(自殺の話は伝えたいことがたくさんあるので、いつか記事にしますね)


 



こんな感じで、自殺に失敗して若くして介護が必要になるケースも稀にあるくらい。

人生なんて、自分の思い描いた通りになってならないものなのです。

だからセーフティーネットは絶対に必要。

絶対に。

生活保護・介護(障害)・医療。


 


とってもとっても大切。

生産性が無くなったら切り捨てられる社会なんて、皆怖くてなにもできなくなりますよ。

これは私の為ではなく、こういうことを言う頭の悪い人達(そして弱い人達)を守る為に言っていることに、いつか気付いて欲しい。


そして・・・ここまでの話は全て自分の話です。

これに加えて、恋人、奥さん(旦那さん)、子供、親、兄弟が絡んでくるわけですよ。


ここまで言えば、いかに介護の業界を育てていかなければいけないのかが、分かるのではないでしょうか。


自分が元気だから関係ないではないのです、本来は。

でも昨日の記事でも言った通り、私はもう介護保険は駄目だと思っています。


続きの話をする為に、少し話が飛びますが。


 


 


数ヶ月前に1度、久しぶりに婚活をしてみたのですよwww


相手はワクチン未接種で大手不動産会社に勤める20代女性です。

今は未接種同士のカップリングサービスがあるから、試しに使ってみた感じなのですが。

都内で1度お茶をしたのですね。

で、私が介護施設を経営している(当時)とお話したところ、何やら自論があるようでペラペラと饒舌に話し始めました。


女「あー、介護の業界はもう駄目ですよ!!


私「(ん?)あー、はい。今後どうなるのですか?


正直ワクチン打ってなくてもアレだなと思いながらも、介護保険業界は駄目だと思っていた共通認識もあり、詳しく彼女の持論を聞いてみることにしました。

彼女曰く、

これからはお金を絡めては駄目。

家族がボランティアで施設で働きながら、自分の親の面倒を見るのが一番。これからの形。

らしいです。

表面上は全てに同意できます。

表面上は・・・ね。


薄っぺらいんですよ。

現実を知らない娘さんが机上の空論を言っているようにしか見えませんでした。


介護舐めすぎ


仕事と割り切れるから出来ることであって、そして我々は一般社会からなぜか見下されますが、専門職のプロですからね・・・。

素人が現場で働き続けられるわけがないのですよ。

それに独居の方は?

未亡人の方は?

よそのボランティア家族が面倒見るの?

忖度は起こらない?

差別は起こらない?

責任は誰が取るの?

指揮は誰がするの?

こんな重大かつ重労働を無賃金で出来るの?

ボランティアで働いてくれる人がいなくなったら?

入所の親類が死んだら辞めるの?




最後の最後まで、自分の親以外でも責任持てるのかい??


 



まぁ、結局最後は我々が全てのしりぬぐいをするのでしょう。

以前にも何度か言いましたが、社会をささえているのは3Kと言われて見下される仕事なのです。

医療・介護・土木・建築etc・・・

何故かこの浮ついた社会では見下されてしまう。

今ってとてもとても不思議な社会なのです。

大手不動産会社に勤めているからといって、介護くらいなら私でも出来ると思っていること自体が、頭が悪すぎることに気付いて欲しい。

まぁそんなこともあり、1回目でサヨナラさせてもらいました。



思想が偏っているし、世間を知りません。


 


真意は分かりませんが、少なくとも初対面でする会話でもないし、私のことをNPCとでも思ったのかもしれません。


 


現代人は自分が主人公になり過ぎなんですよ。



それに、ワクチン未接種で勝ち組!みたいに勝ち誇っていた感じも鼻につきました。

とても美人だったのですが、上辺ばかりで中身が何もない。


私は・・・やはり独り身がいいなって、改めて思うのでした。


あ、そんな話ではなかったw

まぁ何でもいいか。

介護を見下してくる社会って何なのでしょうね・・・。

収入でしょうか?

でも見下してくるような頭の悪い子と比べたら、私の方がずっと稼いでいると思うのですよね・・・。

収入じゃないなら、仕事内容ってことですかね?

PCと向き合っている仕事の方が上っていう概念なのでしょうか。

不動産みたいに人間ではない建物を企画したり管理する方が上ってこと?

どれも結局、利用する人間がいなきゃ成り立たないのに・・・。

どうしてこんな勘違いさんばかりな世界になってしまったのやら。


まぁこの記事で言いたかったことは、介護の必要性についてです。

そしてその介護の制度がゴミすぎること。

そしていずれ別の形で介護を成り立たせなければいけない、かもしれないこと。


何にしても、きっと介護保険は無くなって自費になると思われます。

自費になったら施設入所なんて高くて続けられない人が続出します。

生活保護が急増すると下支えできなくなるので、在宅にシフトされます。

しかしそれまでの間にコロナ禍と介護保険制度のせいで、在宅サービスは壊滅的被害を受けているだろうから、介護難民が大量発生します。

きっとそれが未来の社会問題になるのでしょうね。

想像出来ても、実際に対策ができないのがこの世の難しさ。

まぁどんな困難でも、解決できない問題はありませんから、何とかなるのでしょうけどね。


長くなりすぎた。


 


介護のことになると、止まらなくなってしまう・・・。


 


今日はこの辺でおわります。


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