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徽宗皇帝のブログ

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安倍談話は安倍総理を縛るか
「阿修羅」から転載。
私は、天木直人は政治センスが無い甘ちゃんの「甘木」だと悪口ばかり言ってきたが、この意見には賛成だ。と言うより、前に私が(もしかしたら別ブログでかもしれないが)書いた意見とまったく同じなので、賛成するのは当然である。
普通なら、安倍総理はこの談話を出したことで、今後の政治姿勢が(つまりその右翼性が)かなり制限されることになるはずだ。普通なら、というのは、安倍総理の場合、言っていることとやっていることが完全に反対でも平然としているからである。これほど自分の言行に責任を持たない「最高責任者」というのも凄い。まあ、小泉という先例に倣ったのだろう。あれ以来、日本の政治家は言ったこととしていることが正反対でも許されることになったようだ。もちろん、それはマスコミが与党政治家の食言を指摘も批判もしなくなったからだ。たまに批判するのは、その批判が政権与党にとって歯牙にかけるほどでもない些事であった場合に限られている。
だが、国民がそれほど馬鹿で無力かどうか、これから先が見ものである。
憲法9条によって日本が戦争から守られている、と言うと、昔は「頭がお花畑」扱いされたはずだが、今は、むしろその考えの方が国民大半の共感を呼んでいる気がする。時代は変わるし、国民の「政治リテラシー」も進化するのである。




(以下引用)



自らを縛ることになる安倍談話  天木直人(新党憲法9条)
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/832.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 8 月 18 日 08:00:05: igsppGRN/E9PQ
   
 
      自らを縛ることになる安倍談話
http://new-party-9.net/archives/2516
2015年8月18日 天木直人のブログ 新党憲法9条

 安倍首相を支持する読売や産経は、安倍談話を評価する世論が、評価しない世論を上回ったからといって、よかったと安堵している。


 産経などは、内閣支持率も少しあがったといって喜んでいる。


 これほど愚かなことはない。


 あそこまで譲歩して評価されなかったら終わりだろう。


 読売は支持率はそれほど上がっていないと言っている。


 あそこまで譲歩して支持率が下がったら、安倍首相はもはや何をやっても終わりということだ。


 安倍談話が問われるのはむしろこれからだ。


 あそこまで村山談話を引き継ぐと言っておきながら、これからの安倍外交で反対の事をやったら、その時こそ米国や中国、韓国の反発は激化する。


 あんないい加減な談話でも、いや、いい加減な談話を出したばかりに、安倍首相は自らを縛ってしまったのだ。


 もう後戻りは出来ない。


 その一方で反安倍政権の者たちは、安倍談話をいまいましく思う必要はない。


 安倍談話を頭ごなしに批判するなど愚の骨頂だ。


 むしろ褒めごろすのだ。


 よくぞ村山談話を引き継いでくれたと。


 言行一致でこれからの政策に安倍談話を活かしてみろ、中国や韓国との関係を改善して見せてみろ、と迫ればいいのだ。


 そして脅かせばいいのだ。


 もし安倍談話に背くような事を少しでもすれば、たちどころに非難の嵐になるぞと。


 側近の馬鹿な連中が安倍談話の内容を否定するような言動をすれば、即刻更迭しなければいけないと。


 それを許すようでは安倍首相も同類だ、安倍談話でウソをついたことになる、その時こそ安倍政権は世界の信用を失うぞと、脅かしておけばいいのだ。


 繰り返して言う。


 安倍談話をあれこれ評論して一喜一憂するのは愚かだ。


 意味不明の安倍談話の評価など、字面だけをとらえて見ても評価不能なのだ。


 すべてはこれからの安倍首相の政策にかかっている(了)


 

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