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徽宗皇帝のブログ

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安冨歩と石井紘基
「混沌堂主人雑記」7月7日記事の一部だが、日本の政治と社会の根本的腐敗の本質を明確に指摘したいい文章だと思う。「なぬとチャンネル」で取り上げられた文章らしい。
安冨歩はもちろんれいわ新選組から出馬しているが、議員に当選したら石井紘基議員暗殺の原因となった特別会計の闇問題を国会で追及するようだ。それは政官界を揺るがす大事件になるだろう。

(以下引用)


・安冨歩先生の授業「石井紘基氏と特別会計改革」~石井ターニャ氏、岩上安身 2012.7.12
・「石井紘基は死なない」~権力の闇と戦った国会議員、石井紘基氏の命日に東大・安冨歩教授が講演、「知的探求の継続が、彼を復活させる」 2015.10.25
石井紘基氏が指摘した旧ソ連と瓜二つの戦後日本の腐敗した官僚制社会主義の構造は、安富先生が研究していた満州とも瓜二つであるということ。〈陸軍〉〈海軍〉〈宮廷〉〈政治家〉〈財閥〉〈官僚〉の勢力のうち、GHQの解体を免れて残されたのが〈官僚〉であり、その〈官僚〉の周囲に形成されたのが、〈特殊法人〉であり、満州での〈公社〉に匹敵する。
官僚が、国民の財布から借りた(盗んだ)金を特殊法人へと湯水のように流し、それに子会社、孫会社、孫孫会社がぶら下がっている。そのピンハネする上位の各関所に官僚が、天下り、渡りを繰り返し、何度も退職金を懐に入れるという、官僚ヘゲモニーシステムです。
また、特別会計には、別の側面、「資金特別会計」というものがあります。
その内訳は、財政投融資と外国為替資金となっています。
この資金は、財務省官僚と日銀の裁量で使われており、
政治家にも国民にもその詳細が知らされていないのです。
おそらく、官僚がもっとも国民に隠したいのは、この資金の流れなのではないでしょうか。
その資金の流れにこそ、日本の官僚ヘゲモニーシステムを許している 日本の官僚のさらに〈上位に君臨する権力〉が隠されているからです。
アメリカに戦後も存続を許された特権勢力である官僚は、このような独立した民主国家とは到底思えない
無惨な日本の真実の姿を隠して売国行為を続けているのです。
そして、米戦争屋と呉越同舟の関係にある欧米銀行屋に 日本の円株市場を操作されて、国富は常に奪われています。この結果、米国のGDPや、米国とは完全独立している中国のGDPは、右肩上がり増えていますが、日本のGDPはこの20年間、まったく増えていません。
なぜ、日本のGDPは増えないのか?
それは、日本が米国債の購入によって、米国政府に膨大なカネを貸してもまったく返済されないからであり、欧米銀行屋によって日本の国富が合法的に収奪されて続けているからです。
要するに、米国企業も米国富裕層もタックスヘイブンに資産を隠し、連邦政府に正当な税金を払っていないので、米連邦政府は常に大赤字なのです。
そして、日本がその赤字の半分を負担させられています。官僚に蝕まれた日本経済の破綻は、火を見るよりも明らかです。その日が近いことをよく知る日本の官僚もこれを有耶無耶にするために、ヤケ糞の自滅的手段として、戦争への誘惑に引っ張られかねません。

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