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徽宗皇帝のブログ

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戦争と新コロ詐欺は同根
「隠居爺の世迷言」記事から、引用意図を明確にするために冒頭部分を少し省略して転載。引用記事の最初の「そのような古来からの教え」は、世界全体の伝統的ヒューマニズムの教えである。

(以下引用)


 ところが、そのような古来からの教えを正面切って無視し、反抗するアメリカという国が登場してしまった。なにしろ、アメリカインディアンを皆殺しにして建国した国だから、スタートから人間性に対する逆賊国家になる。彼らはエイリアン(alien )であり、満足した豚を信奉している。

 そんな国がなぜ世界一の大国になれたかというと、それは裏をかいたことによる。つまり、「相手が予想したのとは反対のことをして相手を出し抜く」(デジタル大辞泉)ことを常套手段としたからだ。

 きちんとした教育を受けた人間であればあるほど、人間性を無視した行いに対して抵抗感を持つ。自身が行うとなればなおさら心理的な抵抗が大きくなってできない。そこを、アメリカ人だけは人間性を無視して、「やりたいようにやろうぜ」ということを国是にしてしまった。そんな クズの住む国がアメリカだ。

 アメリカの育てた優秀な生徒にビル・ゲイツがいる。「人間そこまで汚い手は使わないよね」ということを平気でやってのし上がった。多くの人が苦しもうが、多くの人が死のうが、そんなことには全く頓着しない。それどころか、ライバルが死ねば死ぬほど自分はもうかると大喜びだ。

 そんなアメリカの中心産業が戦争になる。いかにもアメリカらしい。インディアンを皆殺しにした建国の精神がいまだに息づいている。大地舜氏によると、「米国は建国246年のうち17年間しか平和な時がない。しかもすべての戦争が侵略戦争だった。」そうだ。また、John Menadue氏によれば、「米国は戦争のない10年間を過ごしたことがない。1776年の建国以来、米国はその93%もの期間戦争をしてきた。」ということになる。

 なぜそんなに戦争が好きなのかといえば、「金がすべて」のアメリカにとって、一番もうかる政策が戦争になるからだ。以前の私であれば、「まあ、武器や防具が売れるから軍需産業はもうかるのだろう」くらいの認識しかなかった。しかし、それは素人の浅い思い込みに過ぎなかった。もっと巧妙でスケールが大きいのだ。

 当ブログでの記事「世界一のブス」で取り上げたビクトリア・ヌーランドという悪人は以下のように述べている。「私たちが提供する支援のほとんどは、実際に米国経済と防衛産業基盤に還元され、米国の雇用と経済成長を創出しながら、自国の重要な防衛インフラの近代化と規模拡大に役立っている。実際、最初の750億ドルは、全米の少なくとも40の州で高賃金の雇用を創出した。」(ヴィクトリア・ヌーランド国務次官のロシアによるウクライナ侵攻2周年記念講演 2024.2.22

 お分かりになるだろうか。アメリカにとって戦争は、人を殺しながら行う経済政策でもある。では、ビクトリア・ヌーランドの発言から、アメリカ流の戦争を私の理解できる範囲でナラティブ(お話)にしてみよう。


 


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 まずは税金がスタートになる。大抵の国には軍隊があり、税金を用いて運用されている。日本でいえば自衛隊であり、予算は防衛費などと呼ばれる。自衛隊は、金を渡されればそれですぐに活動できるのではない。

 隊員を雇わなければならない。兵器、武器、弾薬、戦闘服などを購入しなければならない。燃料費もかかる。基地を作り、維持・管理し、兵隊の訓練をしなくてはならない。そして、それらを支えるのは民間企業になる。

 当然のこととして、利潤を追求する企業としては、防衛費が増えれば増えるほどもうかる。そのため自然の流れとして、政治家に献金をして買収をしたり、シンクタンクを作って防衛費の必要性を訴えたり、天下り先を用意することになる。

 それによって、甘い汁を吸い始めた政治家や官僚は、より私腹を肥やそうと防衛費の増額を図る。つまり増税をしようとする。しかし、どれだけ日本人が愚かだったとしても、「政治家や官僚に甘い汁を吸わせるために増税する」では話が通らない。

 ではどうするかといえば、日本国民の不安や恐怖を煽り始める。マスメディアを使って、中国や、ロシアや、北朝鮮が、明日にでも日本に攻め込んでくるとデマ情報を流す。あるいは、中国やロシアや北朝鮮が、自由も、民主主義も、人権も、人間性も何もない極悪非道の国であり、とてもではないが友好的な関係など結べるはずがないとのデマを流す。

 そうすることで日本人に、「ボヤボヤしてはいられない、軍備を増強しなくてはならない」と思わせ、増税をして防衛費を増やす。

 防衛費を増やすことによって、軍需産業はもうかり、そこで働く人が増えるとともに個々の収入も上向く。さらに、それが大掛かりになればなるほど国の景気も上向く。また、政治家や官僚の天下り先が増えて、濡れ手で粟の思いをできる特権階級も増える。もちろん、癒着している政治家にはキックバックがある。

 ただし、問題が一つある。それは、一旦そのような循環が生まれてしまうと、それをやめることが難しくなることだ。税金を防衛費に回すのをやめてしまうと逆のことが生じる。つまり、軍需産業は赤字になり、雇われていた人が首を切られ、収入も少なくなり、国の景気まで悪化する。もちろん、天下り先もなくなって甘い汁を吸えなくなる。

 そうなっては大変だから、官民が結託して戦争の不安を煽り、敵国の侵略を防ぐためとの名目で軍事力を強化しようとする。しかし、それでも税金の投入には一定の限界があるものだから、それを突破しようとして実際に戦争を始める。

 それはアメリカを見れば分かるとおりで、必要もないのに戦争ばかりしている。戦争の直接的な目的も、勝敗もあまり関係がない。戦争をして、国から予算を引き出すことが大切なのであって、つまり、そのことによって関係者が私腹を肥やすことが大切なのであって、戦争そのものは方便になっている。

 そのような政略によって、日本では政治家や官僚や、それに加えて自衛隊OBも、退職後のヌクヌクとした生活が保障され、それを見ている後輩連中も柳の下のドジョウを狙い始める。

 気の毒なのは、特権階級に甘い汁を吸わせるために増税される国民であり、兵隊に引っ張られて殺しに行かされる、あるいは殺される若者であり、さらには殺される敵国人になる。


 


 戦争に勝たなくても特権階級は利益を得られるが、勝った場合には敵国に乗り込んでいって植民地化することで経済を手中に収め、そこからさらに莫大な利益を得られる。


 


 日本のようなアメリカのATMは、戦争の都度巨額の支援を行うけれども、それはビクトリア・ヌーランドが述べたように、ほとんどウクライナではなく、アメリカに回っていく。実質はアメリカへの上納金であり、ちょっとした脅しで巨額の金を都合する日本の総理大臣は、国賓待遇でアメリカに招かれる。岸田総理はそれが自慢で、嬉しくて仕方がない。


 


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 私に思いつくナラティブは今のところざっと以上になる。こうやって書いてみると、ディープステートもグローバリズムもあまり関係がないような気がする。そんなものとは無関係に、要は私腹を肥やしたい人間がたくさんいて、その者たちが結託して戦争を始めることになる。

 何も戦争に限ったことではなく、どこかで甘い汁が吸えると思えば、砂糖に群がるアリのように、卑しい人間たちが集まってきては社会を乱す。まあこの世の中の常ということかな。

 そして、現在自分たちも甘い汁を吸おうとたくらんでいるのが、岸田総理、岸田政権、与党自民党になる。アメリカにそそのかされるままに日本も一儲けしようと、軍事立国、軍国主義を目標としている。それだもの、能登半島地震などどうでもいいよね。災害で大勢の日本人が亡くなろうが、自分たちの懐に入るマネーとは関係がないから。反対に救ったところでもうかるわけでもないし。あの冷たさはそういうこと。

 ここまで理解が進んだら、さらにそれを推し進めて、新型コロナ騒動を考えてみるとよさそうだ。安倍元総理が2020年4月に「このコロナウイルス拡大こそ、第三次世界大戦であると認識している。」と発言したことには当ブログで何回か触れたけれども、どうやらその真意がかなり分かってきたような気がする。

 コロナ騒動とアメリカの戦争は本質が同じようだ。本質とは、国民の税金を使って特権階級が私腹を肥やすところにある。つまり、国民の納めた税金にたかって、特権階級たちが野放図に山分けしようとするものだ。

 ワクチンを含めた、コロナ対策の費用は全部税金でまかなわれた。 " ワクチンは無料 " などといわれたけれども無料なはずがなく、すべてが税金であり、何兆円分も購入されている。ワクチンを接種する手数料は医者に入った。八百長ベッドで病院は大もうけだった。その他にも例えばリモートワーク推進などとデタラメを言って、IT企業にまで金が落ちるよう取り計らった。もちろんそのための税金を支払っているのは、ほとんど還元されることのない私たち一般の国民だ。

 「医療関係者等がもうけたいから、税金を回せ」などという要求は通ることがない。それゆえ、 " コロナは怖い " というデマを流して国民を不安や恐怖に陥れ、否応なく税金を支出するように仕向けた。戦争の恐怖を煽り、軍事費を増やすのと同じ手法になる。" コロナは怖い " は " 中国、ロシア、北朝鮮が怖い " というのとその本質及び目的が同じだ。税金を引き出すために、あるいは増税をするために、国民をだますテクニックになる。自民党ばかりではなくほとんどの野党も共犯だった。

 西側欧米諸国などがコロナ騒動に一斉に歩調を合わせたが、それは世界同時多発テロ的に騒いで恐怖を煽った方が、ワクチンが売れるからにほかならない。ワクチンになぜあんなに強い毒性を持たせたのかは疑問だけれども、おそらく、新型コロナが怖いと思わせるための味付けだったのではないかと思う。つまり死亡を含めたワクチンの副作用や後遺症を、新型コロナウイルスが原因であると誤信させるつもりだったのだろう。そうすれば、ワクチンはますます飛ぶように売れるからだ。

 しかし、現在その仕掛け、からくりはほとんどバレてしまった。最近 " 紅麹 " に濡れ衣を着せようとする試みが始まったけれども、無駄な抵抗に終わるように思う。とはいえ、油断はできない。彼らは自分たちが死刑にされても仕方がないくらいの大罪を犯したことを、自分たちでも理解している。そして、死刑を回避しようと必死になっている。この先も、苦し紛れにどんな汚い手を使うか分かったものではない。既に司法は買収済みの可能性もある。

 これは、ロシア・ウクライナ紛争に関しても同じで、火のないところに煙を立て、無用な戦争を引き起こした連中は引っ込みがつかなくなっている。ビクトリア・ヌーランドは更迭されたようだけれども、ビクトリア・ヌーランドを使っていた連中は大人しく引き下がるだろうか。

 それにしても、アメリカはもはや斜陽の大国になってきたように感じる。戦争をしてもBRICSを屈服させることはできず、ワクチン詐欺も世界的に見破られたように思う。話が飛ぶが、日本は明治維新で失った独立を回復するいいチャンスであるように思う。


 


 そこで問題になるのは、アメリカではなく日本自身だ。明治維新以降、独立しての国家運営をしたことがない。独立した国がどのようなものであるかを知らない。自民党政権や岸田総理を見れば分かるように、自分たちの利益のために、アメリカの属国・植民地であり続けることを望むだろう。


 


 どうやら敵はアメリカではなく、日本の内に居ると考えた方がいいように思う。そして、政府・自民党は日本が独立する上での障害になっているが、もっと強敵なのは一人一人の日本人の自覚の乏しさかもしれない。日本人が目覚めるときはくるのだろうか。

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