忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

政治的に、「マイナス×マイナス」はプラスになるのか?
「逝きし世の面影」から部分転載。(長い記事なので)
「特定秘密保護法」と「がん登録法」と「戦争法案」は三つで一つのセットというのは、確かに誰も指摘していないようだ。それを指摘しただけでもこの記事は価値があるのではないか。
つまり、フクシマの被害(原発事故由来の病人や死者の増加)が大々的になり、明瞭になってくる前に、日本の自衛隊を「米国の戦争」の下請けに出し、米国同様に「戦争が常態である」社会にしてしまうわけだ。そうなると、フクシマ云々を言う連中は、「非国民」として社会の空気によって社会的に葬ることができる。場合によっては「特定秘密保護法」違反で逮捕すればいい。「がん登録法」は、原発による癌の増加を隠蔽する意図だろう。
もっと考えれば、安倍政権誕生そのものが「フクシマ」の隠蔽工作のためだったと考えられる。原発事故という解決不可能な大事故を、戦争というそれ以上の惨事によって相対的に「無いことにする」、という大技である。そのためにユダ金と原発官僚がムサシによる不正選挙で安倍を勝たせた、というのが3・11以降のすべての政治現象の謎(特に安部の支離滅裂・無茶苦茶な政治的言動)に対する正しい解答なのではないだろうか。



(以下引用)


『安倍晋三の「特定秘密保護法」と「がん登録法」と「なんちゃって平和法案」は三つで一つのセット』

今回のお手軽なんちゃって平和法案の担当大臣である防衛大出の中谷元防衛相自身が、過去に何回も無関係な他人の喧嘩を自分から買う『集団自衛権は違憲』である(改憲無しの拡大解釈は今が限界)と主張していたし、少し前の自民党や政府も中谷元と同じ見解だったのである。
今の安倍晋三と自民党政府が異様で異質。過去とまったく違っているのである。
哲学者の西谷修立教大特任教授は、『犬について議論をする時、「それは犬だ」という共通認識がない限り、コミュニケーションは成立しません。だが彼らは「明日からは猫だ」と言う。
これは解釈ではなく、意味の取り換えです。
そうやって憲法を無視しても、それを止める方法はないと見切ったうえで、ぬけぬけと一線を越えている。これまでのどの自民党政権もやらなかったことです。』
と今の自民党や政府(安倍晋三)の動きを批判する。
ただ、今までだって犬が飼えない決まりの共同住宅(マンション)で『室内で飼っているしワンと吠えないので管理規則にある「犬」ではない。自分の室内から出ない可愛いプードルは猫と同じであり、違法では無い』との屁理屈で誤魔化しているのである。
今回は堂々と今までの規則遵守の姿勢を無視して『プードルはそもそも狩猟犬である』として、表に出して凶暴なドーベルマンと共同で番犬の役目を押し付ける話。
今まで安閑と暮らしていたプードルにとってはこれ以上に迷惑な話も無いが、彼等は本当に血みどろの争いを続けていたシェパードやドーベルマンに混じって室内飼いの暢気なプードルが役に立つとでも思っているのだろうか。実に不思議だ。
今マスコミでは自民党推薦の憲法学者までが違憲で一致するなど、この平和法案の報道で持ちきりである。
ところが、何が秘密であるかが秘密の特定機密保護法とか、民間の医療従事者までも懲役二年の厳罰にする癌登録法との関連性を指摘するものは誰も居ない。
ところが、ところが安倍晋三や自民党は道理も常識も全てを無視して、とんでもなく急いでいるのであるが、そもそも、今の日本国を武力侵攻する明確な危険性は一切存在しない。
アメリカに占領された70年前の例は逆に日本が他国を侵攻した結果であるばかりか、本土決戦を避けて日本が早々と無条件降伏したからに過ぎない。
過去に他国から実際に武力侵攻を受けた前例は600年前のモンゴルだけである。
植民地獲得にしのぎを削った150年前の帝国主義列強も日本侵攻は躊躇するほど日本は守るは易く攻めるのは困難な天然の要害の地である。(険しい山岳地帯のスイスは例外的に数百年間も戦争に巻き込まれずに済んでいるが、我が日本国は欧州大陸内のスイスとは違い大陸から200キロも離れている)
安倍晋三の『特定秘密保護法』と『がん登録法』と、今回の『なんちゃって平和法案』は別々では意味が誰にも分からない。
基本的に目的が無茶苦茶であり、物事の辻褄が少しも合わないのである。
ところが、この意味不明の『三つ』をまとめて『一つのセットである』と考えれば、逆に全ての謎や秘密が氷解する。
レベル7の未曾有の核事故発生から4年が経過して、今までは挙国一致の大政翼賛会の大本営発表の『安全安心。何の心配も無い』と口先だけで護摩していたが、フクシマが時間切れで今の日本が危ないのである。

拍手

PR

コメント

コメントを書く