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徽宗皇帝のブログ

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政治組織の主張と「本音」
私は右翼が日本神道を盾にして騒ぐのが大嫌いなので、神道関係はあまり調べたことがないが、いくつかメモしておく。「神道政治連盟」と「日本会議」に共通するのは赤字にしたが、見落としがあるとは思う。よく似てはいるが、「神道政治連盟」は精神的部分を強調し、「日本会議」は政治関係、特に国防関係がやや細かいか、という感じか。
まあ、「憲法改正」の危険性は何度も書いてきたが、その他の部分は些事でしかないように私には見える。そして、このふたつの組織とも「真の目的」は何かが、下に書かれた中からは見えてこない。大の大人が徒党を組んで騒ぐような主張だとはまったく思えないわけで、本丸はやはり「憲法改正(改悪)」だと思われる。それが「米国からの独立」を堂々と主張したら、私も彼らを支持するかもしれないが、米国の属国のままで「戦争のできる国」にしたら、その結果が日本の滅亡であるのはIQが80以上の大人なら分かるだろう。(IQが80以下でも総理大臣にはなれるし、140くらいあっても社会人勤めのできない者もいるが。)

[Ⅰ]神道政治連盟

主張・活動[編集]

現在の主張・活動[編集]

「日本に誇りと自信を取り戻すためさまざまな問題に取り組んでいます」という言葉を公式サイトに掲げ、以下の主張と活動を行う[1]

  • 新憲法の制定[13]。「戦後日本の歪められた精神を一刻も早く回復するため」悲願である憲法改正の運動に神政連は尽力してきたと述べる[14]
  • 靖国神社に祀られる英霊に対する国家儀礼の確立[1]
  • 天皇男系維持[13]
  • 女性宮家創設に反対[13]。2011年11月25日に藤村修官房長官が女性宮家創設の検討に言及した際[15]、藤村を「無知」と批判した[16]
  • 東京裁判の否定[13]
  • 日本の過去の戦争を侵略戦争ではなく「アジア解放の戦争」と位置付ける[17]
  • 戦後の日本は「物質的に豊かになったが、思い遣りやいたわりの心を欠く個人主義的な傾向が強まった」社会であると主張[18]
  • 夫婦別姓制度の危険性を主張[19]
  • 北方領土竹島尖閣諸島などを自身で守れる社会をめざす[1]
  • 教育勅語を「普遍的な徳目が凝縮されている」と賛美し、普及活動に務める[20]。会員大会では開会時に教育勅語を朗読する[21]

設立時の綱領[編集]

設立時(1969年)の綱領は以下の5項目[5]

  • 神道の精神を以て、日本国国政の基礎を確立せんことを期す。
  • 神意を奉じて経済繁栄、社会公共福祉の発展をはかり、安国の建設を期す。
  • 日本国固有の文化伝統を護持し、海外文化との交流を盛んにし、雄渾なる日本文化の創造発展につとめ、もつて健全なる国民教育の確立を期す。
  • 世界列国との友好親善を深めると共に、時代の幣風を一洗し、自主独立の民族意識の昂揚を期す。
  • 建国の精神を以て、無秩序なる社会的混乱の克服を期す。

[Ⅱ]日本会議

活動・主張[編集]

“美しい日本の再建と誇りある国づくり”を掲げ、政策提言と国民運動を行うとしている。主な活動や主張には以下のものがある[9][10][11][12]

  • 皇室
    • 男系による皇位の安定的継承を目的とした皇室典範改正
    • 皇室の地方行幸啓の際の奉迎活動
  • 憲法
  • 教育
    • 学校教科書に於ける「自虐的」「反国家」な記述の是正
    • 親学」に基づく親への再教育、いじめ撲滅等を目的に掲げる「家庭教育基本法」の制定
    • 「特に行きすぎた権利偏重の教育」の是正
    • 「わが国の歴史を悪しざまに断罪する自虐的な歴史教育」の是正
    • ジェンダーフリー教育の横行」の是正
    • 学校における国旗掲揚・国歌斉唱運動の推進
    • 教育委員会制度の改革
    • 「公共心」「愛国心」「豊かな情操」教育等を盛り込んだ「新教育基本法」の制定[注 3]
    • 国旗国歌法」の制定[注 4]
  • 国防
  • 歴史認識
  • 靖国神社
    • 内閣総理大臣靖国神社公式参拝実現
    • 靖国神社に代わる無宗教の「国立追悼施設」建設反対
      • 会長の田久保忠衛は、靖国参拝について、「中国・韓国等の諸外国の主張の通りA級戦犯を除外すれば、次はB、C、最後には靖国神社自体をなくしてしまえとなるのは目に見えている」とし、「外交の道具に使われているだけ」であるとしている[15]

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