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徽宗皇帝のブログ

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日本の戦後政治史
時刻的にはまだ改元されていないと思うが、日付的には今日から令和元年になるのだろうから、当ブログではこれが令和最初の記事である。
ここで戦後日本の政治史の根本(と言うより地下水脈と言うべきか)を振り返っておくのも悪くはないだろう、ということで、「ギャラリー酔いどれ」所載の「東海アマブログ」記事の一節を転載する。

日本がCIAを通じて米国に支配されている属国であることは政治に関心のある大人にとっては常識だと思うが、そういう大人は実は成人男性の2割程度だと私は見ている。
3割くらいは、学校教育とマスコミで洗脳された大人で、残り5割くらいは政治にまったく関心がないだろう。それが選挙の投票率に現れているわけで、時々6割を超えたりするのは、その時に何かマスコミが騒ぐような政治情勢がある場合だと思われる。要するに、政治的には日本人は幼児に等しいのであり、それは私自身の20代30代のころを振り返れば理解できる。40代くらいに予備校で小論文指導の都合上、まったく興味の無かった歴史や政治について調べて、やっと日本の政治の現実が分かるようになったのである。
とすれば、日本の大人の平均的な政治知能がおよそどんなものかは、我が身を顧みれば明白なわけだ。
東海アマ氏の下の文章は、日本の戦後政治の大きな流れを簡単明瞭に描いていて、実に有益だと思う。学者などは、この事実を知っていても、我が身可愛さから口を濁すしかないのである。


(以下引用)



そもそもをいえば、日本のこのような右傾化がいつ始まったか

といえば、それは米軍の進駐時代であり、

日本を再び軍事侵略国家にしないという

アメリカの民主的意思には 一定の意味があった。

その後、米軍諜報部(CIG)から1947年、CIAが独立し、

戦後自由社会の安定化を図る という名目で、

世界中で 政権に対する関与工作 を始めた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/中央情報局


1950年代、吉田政権以降は、日本の政権は、CIAの工作によって

作り出されてきたといってもよい。

http://parstoday.com/ja/news/world-i32790


当時、日本側にもCIA工作員としての権力者が たくさんいた。

アメリカ公文書館の資料からはっきりしているのは、

正力松太郎(暗号名ポダム)、岸信介、中曽根康弘、笹川良一、

児玉誉士夫、吉田茂らで、彼らの多くがA級戦犯として起訴され、

死刑になるはずだったのが、どういうわけか理由不明で生還し、

そのまま 日本の国家権力の中枢で活動するようになった。

https://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/31b8776d983469bad82ffec40288122b


韓国統一教会の文鮮明も CIA工作員といわれていて、

岸信介とは義兄弟として交友し、多くの利益を与えた。

https://ameblo.jp/sunamerio/entry-11408377571.html

https://blog.goo.ne.jp/j4goocast/e/a073c254dc6abc79a1046b5604e89348


その文鮮明が、岸信介・中曽根康弘ら 日本のCIA工作員組と共謀して

設立したのが、国際勝共連合である。

http://www.wikiwand.com/ja/国際勝共連合

この組織が「日本会議」=日本の極右連合であり、

今に至る世論洗脳工作機関の土台となった 謀略組織を生み出した。

当時は、生長の家の谷口雅春 という極右主義者が

中核的な政治力を発揮し、松下幸之助などを引き入れて、

大規模な世論工作謀略組織を計画し、数十年がかりで、

日本の社会党をはじめとする 左翼運動を崩壊させる活動を始めた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/日本会議


松下政経塾出身者を見ると、ほぼ右翼系議員がそろっているが、

これも日本会議の活動成果であろう。

https://www.mskj.or.jp/almuni/list/


やがて、彼らは 産経新聞とフジテレビを買収して、

読売新聞とともに 右翼的洗脳工作機関として活動させる。

このとき、経営者だった鹿内春男・頼近美津子夫妻は、

二人とも不可解な不審死を遂げている。 

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/ronpyo/mascomiron/
juernalistonohenshico/shikauthiharuo.html


ここから、冒頭に掲げた、あらゆるメディアの

買収と洗脳機関化 が始まるのである。
   
このあたり、問題が巨大すぎて、書くべき情報量が莫大なので、

少しずつ小出しにしてゆきたいと思う。

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