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徽宗皇帝のブログ

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日本は米ロ戦争の先兵にされるか
「播州武侯祠偏照院」から転載。
貴重な記事である。
米国はもしかすると本気でロシアとの戦争に踏み切るかもしれないが、その口実とするのはおそらくウクライナの件だろう。そして、クリミアの独立とロシアへの編入は完全にクリミア人民の意思であったことは我々が目撃したことである。つまり、米国がこの件に関してロシアを攻撃してきたことはまったくの言いがかりであり、仮にこのことから米国が武力攻撃に踏み切るとしたら、非は一方的に米国にある。
どうやら、米国支配層は何かあせっているようだ。世界大戦を起こしてでも今、この時期に世界覇権を握らねばならない事情があるのではないだろうか。米国内の、国民弾圧状況もそれを示している。「9.11」に始まった一連の状況は、最後の段階に近づいているようだ。
悲しいことに、日本は「集団自衛権」に基づき、ロシアと戦う側になるしかないだろう。つまり、不義に与するしかないのである……。安倍総理が集団自衛権解釈と特定秘密保護法をあれほど急いで成立させたのは、(「世に倦む日々」ツィッターにあったように)明らかに米国支配層の指示によるものだろう。つまり、「米国の戦争」に日本を駆り出すためである。
日本の馬鹿な大人たちの投票行動のために、日本の若者の血が戦場で流されることになる。これは妄想でも空想でもなく、かなりの確率で予想されることである。その責任はすべて、先の衆院選で与党に投票した国民にあるのだ。


(以下引用)



2014/12/16 19:52
シャンティーフラー より


上記文抜粋
・・・・・・
[The Saker]連邦総会でのプーチン大統領の演説:嫌気のさしたロシアがアングロ‐シオニスト帝国との対話を打ち切る
12月4日に開催された連邦総会でのプーチン大統領の演説からの抜粋です。ヴァルダイでの演説に続き、今回も大演説だったようです。The Sakerという“一目置かれている事情通”が4つのポイントを抜書きしてくれています。文末のこの記事に対する読者のコメントも秀逸だと思いました。
 一方アメリカでは、米下院で“宣戦布告”とも“対露戦争への事実上の青信号”とも言われてるH. Res 758議案が通過するなど、表面的には緊張が高まっているように見えます。さらに、先日CIAの拷問が明らかになったことで、逮捕を逃れる為の偽旗作戦も懸念されています。英語記事ですが、ロシアを嵌めるための核を用いた偽旗作戦がウクライナで進められているという指摘もあり、現在翻訳検討中です。
(編集長)
嫌気のさしたロシアがアングロ‐シオニスト帝国との対話を打ち切る
転載元より抜粋)
 
http://vineyardsaker.blogspot.jp/2014/12/disgusted-russia-officially-gives-up.html

By The Saker
December 5, 2014 (Information Clearing House)
 連邦総会でのプーチン大統領の演説全文は、今オンラインで読めるが、非常に長いものなので、全部をここに再録するつもりはない。読者の注目に供するのは、その 4 カ所の抜書きで、重要な部分は太字になっている。

スピーチの大部分は経済的・内政的問題に関するものだが、この4つのポイントと、プーチンの選んだその表現は、クレムリンの西側に対する現在の立場がどういうものであるかを、如実に物語っていると私は思う。読者自ら判断されたい――

1)クリミアは永遠にロシアのものである:

それ(3 月のクリミアの国民投票)は、この国とその人民にとって、特別に重要な出来事でした。なぜならクリミアは我々の人民が住む土地であり、この半島はロシアにとって、多面的だが確固としたロシア国民と、中央集権化されたロシア国家の発展の、霊的な源として戦略的な重要性をもつからです。ウラジミール大公が、キリスト教をルーシ(Rus、ロシア‐ ウクライナ)にもたらす前に洗礼を受けたのが、クリミア、すなわち古代都市ケルソネソス (Chersonesus)、あるいは古代ロシアの年代記の言うコルソン(Korsun)だったのです。民族的同一性、共通の言語、文化の有形的共通性、共通の領土(その境界はまだ敷かれていなかったにせよ)、経済と政府の発生の共通性に加えて、キリスト教は、広大な東スラブ世界のさまざまな種族や種族連合を、ロシア国民とロシア国家の創造に巻き込んだ、強力な霊的統一力でした。我々の先祖たちが、初めてそして永遠に、彼ら自身を一つの国民と考えたのは、この霊的統一のおかげでした。こうしたすべてから、クリミア、つまり古代のコルソンまたはケルソネソス、およびセバストポリが、ちょうどエルサレムの神殿がイスラムとユダヤ教徒にとってそうであるように、ロシアにとって計り知れない、文明的な、聖地的でさえある重要性をもつと考えることができます。そして私たちは、今後もずっとそのように考えるでしょう。 

2)ロシアは決してEUの植民地にはならない:

ところで、ロシアはすでに、ウクライナを助けるための大きな貢献をしています。繰り返しになりますが、ロシアの諸銀行が、すでにウクライナにほぼ 250 億ドルの投資をしました。 昨年、ロシアの財務省は、さらに 30 億ドル相当のローンの拡張を行いました。ガスプロム (Gazprom、ロシアの天然ガス企業)は、さらに 55 億ドルをウクライナに提供し、誰も約束しなかった値下げをさえ申し出て、この国に 45 億ドルの支払いだけを要求しています。 これを全部合わせると、最近供給したものだけで、325~335 億ドルになります。

もちろん我々には質問する権利があります。このウクライナの悲劇は何のためだったのですか?こうしたすべての問題を――係争中の問題でさえ――法的な枠組みの内部で、合法的に、対話を通じて解決することができたのではないですか? ところが今我々は、このやり方が現実的に正当な、バランスの取れた政治学であって、我々は文句を言わず、目隠ししたままで、これに従えと言われているのです。

そういうことは決して起こらないでしょう。たとえヨーロッパのある国々では、国家的プライドはとうの昔に忘れ去られ、主権などは手の届かぬ贅沢品だったとしても、ロシアにとっては、真の主権は、生き残るために絶対必要なものです。 

3)この帝国(アングロ‐シオニスト帝国)は、クリミアのずっと前から、ロシアの不倶戴天の敵だった:

私たちは、あの時(2度にわたるチェチェン紛争の時?)どうやって誰が、ほとんど公然と、分離主義とロシアでの紛れもないテロをさえ支持し、手が血で汚れている殺人者たちの名を挙げたことを、よく覚えています。彼らは反逆者に外ならず、組織された高レベルの彼らの受け入れ組織がありました。これらの“反逆者たち”がチェチェンに再び姿を見せました。私は地方の人々、地方の法執行機関が、ちゃんと彼らの面倒を見てくれていると確信しています。彼らは今、もう一つのテロ攻撃を壊滅させようとしています。彼らを支援しようではありませんか。

繰り返しますが、私たちは、自由とデモクラシーのための戦士と称するテロリストたちの、高レベルの受け入れ組織を覚えています。あの時わかったことは、我々が譲歩すればするほど、言い訳をすればするほど、我々の敵はますます厚かましくなり、彼らの態度はますます冷笑的に、攻撃的になるということです。

あの時、我々の前例のない隠さない態度と、すべてについて、最も微妙な問題についてさえ、協力しようという意欲を示したにもかかわらず、また――みなさん全員がよく知り覚えておられるでしょうが――我々の以前の敵を近しい味方として、同盟者としてさえ考えていたにも関わらず、海の向こうからのロシアの分離主義支援は、情報と、政治的・財政的な支援と、特別の部局による支援をも含めて、疑問の余地なく絶対的に明らかになったことは、彼らはロシアを、崩壊と分離のユーゴスラビアのシナリオに、従わせたがっているということでした。そしてロシアの人民に、すべての悲劇的結果をもたらすことでした。

それはうまくいきませんでした。我々はそういうことが起こるのを許しませんでした。 それはヒトラーが、わが人民への憎悪から、ロシアを滅ぼし、我々をウラル地方の彼方へ追いやろうとした戦略が、うまくいかなかったのと同じです。
 
(続きはここから)
4)ロシアは脅しに屈することはない:

誰も軍事的優秀さでロシアに勝る者はいません。我々は現代的で即応できる軍隊をもっています。最近よく言われるような、礼儀ある、しかし恐ろしい軍隊です。私たちは我々の自由を護る強さと意志と勇気をもっています。

私たちは、世界の多様性を護る意志があります。私たちは外国の人々に真理を語り、誰でも、歪められた虚偽ではない、ロシアの真の姿を見ることが出来るようにする意志があります。
 我々はビジネスの、人道的な関係を積極的に築くとともに、科学、教育、文化的な関係を築こうとしています。我々はこれを、たとえどこかの政府が、新しい鉄のカーテンをロシアの周りに築こうとも、やり遂げる意志があります。

我々は決して、自己孤立化、外国嫌い、猜疑心、敵作りの道を進むことはありません。そういったことはすべて弱さのしるしですが、我々は強く自信があります。(演説引用ここまで)
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プーチンやラヴロフ外相は、これまでこうした類のことを言おうとしなかった。しかしここ数か月前から我々に見えてきたのは、ロシア人たちがますます公然と表すようになった、完全な嫌気の感情である。きょう、それがついに完全に表に現れた。

ロシアが、アメリカは傲慢な脅し屋だが、これは自分たちが抑えることが出来ると考え、権力を握っている EU 諸政府を、物の言えない植民地と考えていることが、痛いほど明らかになった。同じくらい明らかなのは、ロシアは西側の誰に対しても、理を尽くして何かを主張することに飽き飽きしているという事実である。アメリカ政府はあまりにも傲慢であり、ヨーロッパ政府はあまりにも根性がない。

数十のコメントの中から:――
●この狂気の世界に生きてきたので、またそれが戻ってきたとは信じがたい。プーチンが戦ってくれることを私は願う。誰かが我々のために立ち上がってくれなければ、我々は自滅し、世界もその道をたどることになる。

●私はウラジミール・プーチン大統領を支持する。彼は、英語を話す世界で権力を握っている、徹底した 嘘つきの詐欺師たちに対抗して、知性、慎重さ、正義、それに真の民主主義の原理の、象徴として立っている。
アメリカ人は明らかにもう一つの革命――願わくは無血の革命――を必要としており、ワシントンや他の地域で、権力を握る無頼漢ども全員の逮捕が起こらなければならない。彼らは、世界が今までに経験したことのないような、恐るべき悪臭を発する下水路を作りだし、その匂いは地球のすべてを覆い尽くし、ほとんどあらゆる国家を汚染している。

アメリカの指導部は、アメリカが衰退の道にあり、速やかに崩壊しようとしていることを、明らかに知っている。なぜロシアとの戦争をそんなに急ぐのか? それは簡単なことで、この戦略は何度も繰り返し用いられてきた。指導層の無能から人民の目をそらすためには戦争を始めよ、ということだ。我々の経済は絶望的に衰退しており、権力エリートは、戦争を最も容易い解決策と見ている。
アメリカ人を含めて、何百万人が死ぬかもしれない。しかしそんなことはどうでもよい。なぜなら死んだり苦しんだりするのは、権力エリートや彼らの子供たちではないからだ。私はアメリカの民衆が、手遅れにならないうちに、目覚めることを願って生きているが、どうも私は、他の多くの人々と共に、絶望の内に死ぬような気がする。私は米議会とオバマ政権には、悲しく、胸が悪く、嫌悪を感じている。
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