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徽宗皇帝のブログ

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日本人は17世紀(鎖国下の日本)より幸福になったか
1690年から1692年に日本に滞在したオランダ人医師のケンペルは、鎖国政策下の日本を次のように絶賛している。(ケンペルは短い滞在期間に膨大な資料を集め、「日本史」を書いた。その書は明治政府によって翻訳され「ケンペル日本史」として刊行されている。)引用はヘルベルト・プルチョウ著「『ニッポン通』の目」より。


日本は幸せな国だ。人々はすべての神を尊敬し、法を守り、目上に従い、同等の立場の者を礼儀正しく、愛情をもって扱い、すべての人々は平和に生きている。日本人は、風俗、道徳、美術と振る舞いに優れている。国内貿易、豊かな土地、健康な体、強い信仰、勇気のある心、継続的な心の安定、それから、生活に必要なものが全部備わっているおかげで、彼らは幸せに生きている。もしも日本人が現在の状態を昔の自由と比べたら、歴史のどの昔にさかのぼっても、今より幸せで、政府が今よりなお寛大であった時期は見つけることができない。

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