「偏見と独断の人」東海アマ氏のブログ記事だが、下に書かれた内容の9割までは正しいと思うので転載する。意見の正しさ以前に、ここに書かれた「事実」が重要で、私のように三歩あるいたら忘れる鶏頭の人間には「そう言えばそうだったなあ」と思い出させてくれる貴重な「記憶箱」である。
シャハトは、労働者に対して政府が直接賃金を支給した。企業を介すれば、必ず竹中平蔵のような中抜きが行われ、労働者に資金がまともに渡らないからだ。
これでドイツは史上最大の劇的復興を果たした。
ここが大事なところである。この経済政策に関しては、ナチスはまさに「国家社会主義」の最大の良さを示したのである。それはソ連の「5か年計画」なども同様だ。それによってソ連は世界の二大国のうちのひとつになったのである。ついでに言えば、アマ氏がけなすニューディール政策も「労働者(失業者)に直接カネを渡す」ことであった。それを「効果が無かった」とするのは、大企業御用評論家の言だろう。失業労働者にはまさに天の恵みだったのである。
社会の1%以下の層(大資本家)に巨大なカネが集積し、貧困者や弱者にカネが行かない、というのが資本主義(強者総取り主義)の最大の欠陥だ。アマ氏などその被害者のひとりだが、彼はなぜか「社会主義的一面を持つ国家」であるロシアや中国を憎悪している。
(以下引用)
私の予想どおり、大統領就任後、歴史上類を見ない政治的大暴走を始めた。
この男がサイコパスである理由は、底辺の人々を「ディープステート幻想」に欺されて、自分に投票してくれる集票マシンとして扱いながら、貧しい人々に対して残酷な政策、仕打ちを繰り返していることだ。
① 一期目、貧困者対策としてのフードスタンプを、22兆円削減し、アメリカの底辺社会に大きな飢餓をもたらした。
トランプ大統領が貧困層に向けた食料支援の予算を削減 2017/11/22
② オバマケアを廃止し、底辺の人々が医療にかかる権利を奪った。
30/38 トランプ新大統領が署名した大統領令 30 医療保険制度の変更 祭門飛鳥 2025年1月31日
③ 米国の合法的滞在資格を持つ移民の資格を剥奪し、53万人を追放しようとしている。
トランプ米政権、中南米出身53万人の合法滞在資格を取り消しへ BBC 2025年3月22日
④ 米国修正憲法14条に定められた「出生地主義」を廃止し、アメリカの欧州系移民だけをアメリカ市民と認定し、中南米系、アジア系移民、黒人を追放しようとしている。
さすがに連邦地裁は違憲判決を出したが、最高裁は、トランプ派の判事で固められていて、トランプに追従する可能性がある。女性の中絶権利でそれが起きた。
トランプ氏の「出生地主義」廃止令、連邦地裁が差し止め 「あからさまに違憲」BBC 2025年1月24日
これで何が起きるかというと、アメリカで生まれていても、外国移民の子供たちには米国籍が付与されず、滞在資格を失うということになる。トランプは人種差別主義、性差別主義なので、黒人の追放まで視野に入れている可能性がある。
⑤ トランプは底辺の生活者が大嫌いであり、トランプの目の触れるワシントンから、ホームレスの排除命令を出した。
トランプ氏、ホームレス増加に「一網打尽にして収容所で治療」…記者がテントだらけの現場を歩いた 東京新聞 2024年8月10日
米首都、ホームレスを一掃 トランプ氏「目障り」時事通信 外信部2025年03月08日
⑥ トランプが任命した「政府効率化省」が、連邦政府職員200万人を追放しようとしている。
連邦職員に「早期退職」呼び掛け 米政権、200万人に大なたか―報道 時事通信 外信部2025年01月29日
しかし、さすがにイーロンマスクの暴走に対し、マスクを解任せざるをえなくなった。
やることなすこと根拠のないデタラメばかりで、世界中から孤立しているトランプ政権に対し、国内からも猛烈な反政権運動が爆発的に拡大している。
全米50州で反トランプの大規模デモ、関税や政府縮小に抗議 欧州でも 2025年4月6日
これでもなお、トランプを擁護しているネット評論家たちは、まるで信用を失っている。いわゆる「陰謀論」は、トランプを大統領選で勝たせるために仕組まれた演劇にすぎなかった。根拠などカケラも存在しない。
そもそもディープステートの正体は、ユダヤ人によるアメリカ支配のシステムであり、その本丸はFRBの通貨発行権である。いわばユダヤ人会議(たとえばサンフェドリン)が、ディープステートの本体と言ってもいい。
トランプは、彼らの支援によって大統領選に勝利した。
2017年に、トランプは、世界シオニスト会議の幹部といわれる娘婿のクシュナーの導きでユダヤ教徒に改宗している。
つまり、トランプの主張する「ディープステートの破壊」は自分自身を破壊することだ。
トランプはディープステート陰謀論を前面に出して、アメリカの民衆が貧しいのは、民主党とディープステートのせいと決めつけて、自分はその破壊者だからと宣伝し、底辺の人々からの投票を得た。
だが、実際に、トランプのやったことは、自分に投票してくれた底辺の大衆から食事を奪い、追放することだけだった。
またトランプは、100年以上前の古典経済学を信奉しているといわれる。大金持ち特有の心理として、貧しい人たちを支援したり、構造的に収入を上げたりする政策を極度に嫌っている。
不況の原因は「供給不足」と決めつける「セイの法則」を主張している。これは習近平と同じで、「作って作って作りまくれば不況は自ずと克服できる」という妄想である。
財務省や竹中平蔵に洗脳された岸田文雄が主張したことと同じだ。
需要もないのに生産を増やしても何の効果もない。これはニューディール政策で100年以上前に証明されている。
ケインズは、「需要こそが経済の本質」であると指摘し、底辺の需要が経済を作り出すとして、財政投資、底辺を豊かにすることが経済を発展させる唯一の道であると示した。 ところが、自民党政権も、習近平も、トランプも、底辺の生活者の需要を無視し、資本家の供給を増やせば問題が解決するという妄想を前提にした経済政策を行っている。
岸田文雄も財務省も、習近平もトランプも、底辺の生活者に対して一時的なお恵み(給付)を与えれば問題解決するとし、構造的に底辺を豊かにする底上げ政策を拒否し続けている。
だが、底辺の生活者こそ、地球経済の主役であり、本質である。大金持ちは、需要を生まない。投資だけに利益を注ぐのだ。貧しい者たちが生きて消費することが地球経済の需要を作り出している本質が、自民党、財務省、習近平、トランプたちには、どうしても理解できない。
だから経済は循環性を失い、政権は崩壊し、人間社会は地獄に向かう。
政権が、どれほど暴走しても、民衆の呼吸と生活が消えることはない。結局、底辺の生活需要だけが国家を救うことは、すでに第一次世界大戦のときから確実に証明されているのである。
ドイツは、第一次世界大戦の賠償で極度に疲弊したが、ヒャルマル・シャハトという天才的政治家が登場し、アウトバーン建設を通じて、財政投資によって底辺の巨大な需要を作り出した。
シャハトは、労働者に対して政府が直接賃金を支給した。企業を介すれば、必ず竹中平蔵のような中抜きが行われ、労働者に資金がまともに渡らないからだ。
これでドイツは史上最大の劇的復興を果たした。
この事績は、底辺の労働者が、直接生活資金を手にすることが、国家経済を復活させるのにどれほどの重大な意味を持っているか、また賃金の中抜きを防止することが、どれほど復興に効果的であるかを示した。
問題の本質は「需要」を作り出すことなのだ。「供給」など、その後の些末な問題にすぎない。
シャハトは、労働者に対して政府が直接賃金を支給した。企業を介すれば、必ず竹中平蔵のような中抜きが行われ、労働者に資金がまともに渡らないからだ。
これでドイツは史上最大の劇的復興を果たした。
ここが大事なところである。この経済政策に関しては、ナチスはまさに「国家社会主義」の最大の良さを示したのである。それはソ連の「5か年計画」なども同様だ。それによってソ連は世界の二大国のうちのひとつになったのである。ついでに言えば、アマ氏がけなすニューディール政策も「労働者(失業者)に直接カネを渡す」ことであった。それを「効果が無かった」とするのは、大企業御用評論家の言だろう。失業労働者にはまさに天の恵みだったのである。
社会の1%以下の層(大資本家)に巨大なカネが集積し、貧困者や弱者にカネが行かない、というのが資本主義(強者総取り主義)の最大の欠陥だ。アマ氏などその被害者のひとりだが、彼はなぜか「社会主義的一面を持つ国家」であるロシアや中国を憎悪している。
(以下引用)
私の予想どおり、大統領就任後、歴史上類を見ない政治的大暴走を始めた。
この男がサイコパスである理由は、底辺の人々を「ディープステート幻想」に欺されて、自分に投票してくれる集票マシンとして扱いながら、貧しい人々に対して残酷な政策、仕打ちを繰り返していることだ。
① 一期目、貧困者対策としてのフードスタンプを、22兆円削減し、アメリカの底辺社会に大きな飢餓をもたらした。
トランプ大統領が貧困層に向けた食料支援の予算を削減 2017/11/22
② オバマケアを廃止し、底辺の人々が医療にかかる権利を奪った。
30/38 トランプ新大統領が署名した大統領令 30 医療保険制度の変更 祭門飛鳥 2025年1月31日
③ 米国の合法的滞在資格を持つ移民の資格を剥奪し、53万人を追放しようとしている。
トランプ米政権、中南米出身53万人の合法滞在資格を取り消しへ BBC 2025年3月22日
④ 米国修正憲法14条に定められた「出生地主義」を廃止し、アメリカの欧州系移民だけをアメリカ市民と認定し、中南米系、アジア系移民、黒人を追放しようとしている。
さすがに連邦地裁は違憲判決を出したが、最高裁は、トランプ派の判事で固められていて、トランプに追従する可能性がある。女性の中絶権利でそれが起きた。
トランプ氏の「出生地主義」廃止令、連邦地裁が差し止め 「あからさまに違憲」BBC 2025年1月24日
これで何が起きるかというと、アメリカで生まれていても、外国移民の子供たちには米国籍が付与されず、滞在資格を失うということになる。トランプは人種差別主義、性差別主義なので、黒人の追放まで視野に入れている可能性がある。
⑤ トランプは底辺の生活者が大嫌いであり、トランプの目の触れるワシントンから、ホームレスの排除命令を出した。
トランプ氏、ホームレス増加に「一網打尽にして収容所で治療」…記者がテントだらけの現場を歩いた 東京新聞 2024年8月10日
米首都、ホームレスを一掃 トランプ氏「目障り」時事通信 外信部2025年03月08日
⑥ トランプが任命した「政府効率化省」が、連邦政府職員200万人を追放しようとしている。
連邦職員に「早期退職」呼び掛け 米政権、200万人に大なたか―報道 時事通信 外信部2025年01月29日
しかし、さすがにイーロンマスクの暴走に対し、マスクを解任せざるをえなくなった。
やることなすこと根拠のないデタラメばかりで、世界中から孤立しているトランプ政権に対し、国内からも猛烈な反政権運動が爆発的に拡大している。
全米50州で反トランプの大規模デモ、関税や政府縮小に抗議 欧州でも 2025年4月6日
これでもなお、トランプを擁護しているネット評論家たちは、まるで信用を失っている。いわゆる「陰謀論」は、トランプを大統領選で勝たせるために仕組まれた演劇にすぎなかった。根拠などカケラも存在しない。
そもそもディープステートの正体は、ユダヤ人によるアメリカ支配のシステムであり、その本丸はFRBの通貨発行権である。いわばユダヤ人会議(たとえばサンフェドリン)が、ディープステートの本体と言ってもいい。
トランプは、彼らの支援によって大統領選に勝利した。
2017年に、トランプは、世界シオニスト会議の幹部といわれる娘婿のクシュナーの導きでユダヤ教徒に改宗している。
つまり、トランプの主張する「ディープステートの破壊」は自分自身を破壊することだ。
トランプはディープステート陰謀論を前面に出して、アメリカの民衆が貧しいのは、民主党とディープステートのせいと決めつけて、自分はその破壊者だからと宣伝し、底辺の人々からの投票を得た。
だが、実際に、トランプのやったことは、自分に投票してくれた底辺の大衆から食事を奪い、追放することだけだった。
またトランプは、100年以上前の古典経済学を信奉しているといわれる。大金持ち特有の心理として、貧しい人たちを支援したり、構造的に収入を上げたりする政策を極度に嫌っている。
不況の原因は「供給不足」と決めつける「セイの法則」を主張している。これは習近平と同じで、「作って作って作りまくれば不況は自ずと克服できる」という妄想である。
財務省や竹中平蔵に洗脳された岸田文雄が主張したことと同じだ。
需要もないのに生産を増やしても何の効果もない。これはニューディール政策で100年以上前に証明されている。
ケインズは、「需要こそが経済の本質」であると指摘し、底辺の需要が経済を作り出すとして、財政投資、底辺を豊かにすることが経済を発展させる唯一の道であると示した。 ところが、自民党政権も、習近平も、トランプも、底辺の生活者の需要を無視し、資本家の供給を増やせば問題が解決するという妄想を前提にした経済政策を行っている。
岸田文雄も財務省も、習近平もトランプも、底辺の生活者に対して一時的なお恵み(給付)を与えれば問題解決するとし、構造的に底辺を豊かにする底上げ政策を拒否し続けている。
だが、底辺の生活者こそ、地球経済の主役であり、本質である。大金持ちは、需要を生まない。投資だけに利益を注ぐのだ。貧しい者たちが生きて消費することが地球経済の需要を作り出している本質が、自民党、財務省、習近平、トランプたちには、どうしても理解できない。
だから経済は循環性を失い、政権は崩壊し、人間社会は地獄に向かう。
政権が、どれほど暴走しても、民衆の呼吸と生活が消えることはない。結局、底辺の生活需要だけが国家を救うことは、すでに第一次世界大戦のときから確実に証明されているのである。
ドイツは、第一次世界大戦の賠償で極度に疲弊したが、ヒャルマル・シャハトという天才的政治家が登場し、アウトバーン建設を通じて、財政投資によって底辺の巨大な需要を作り出した。
シャハトは、労働者に対して政府が直接賃金を支給した。企業を介すれば、必ず竹中平蔵のような中抜きが行われ、労働者に資金がまともに渡らないからだ。
これでドイツは史上最大の劇的復興を果たした。
この事績は、底辺の労働者が、直接生活資金を手にすることが、国家経済を復活させるのにどれほどの重大な意味を持っているか、また賃金の中抜きを防止することが、どれほど復興に効果的であるかを示した。
問題の本質は「需要」を作り出すことなのだ。「供給」など、その後の些末な問題にすぎない。
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