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徽宗皇帝のブログ

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死の大地……
前の稿と同じく山科恭介氏のブログから転載。
「安易な復興をしてはならない」というのはまさにその通りだと思う。東京も関東大震災の後や戦争での被災の後にきちんとした都市計画をして復興しておけば世界でも有数の美しく安全な首都ができたはずだが、それをしなかったためにゴミゴミとした街になってしまった。東京以外のその他の街も同様だ。
今回の災害では全財産を失った人も多いだろう。そうした人には再出発のための融資をしてやるべきである。だが、被災地という「場所」にまた五月雨式に家や施設を作るようなことはするべきではない。津波被災地もそうだが、「人が住むべきではない場所」というのがあるのだ。勝手に住みついて勝手に死ぬのは個人の自由だ、では済まない。政府はもっと国家百年、二百年の大計を考え、国民もそれに従うべきである。
ただし、私自身は、福島移住を考えている。「福島はすでに死んでいる」というのなら、それを蘇らすのも面白い仕事だと思うからである。もちろん、家族は大反対するだろうから、単身で移住するつもりだ。まあ、まだ夢想の段階だが、死の大地に生命を蘇らすというのは、実にロマンチックな夢ではないか。問題は、私に百姓仕事をする体力が無いことだが、福島の土地と家と農業機械などを格安で売ってくれる人がいれば、考えてみたい。


(以下引用)



大前研一だったか、誰かが言っていたが震災に見舞われた東北地方を安易に復興してはならないと。
彼は、戦後の復興のように人々が好き勝手に家を建て経済活動を再開するとまた同じような災難にあう可能性が捨てきれず、だから、そうしないで今後の 「危機管理」 を十分に考えて、被災地の再建をしなければならないと言う。
確かに理論的にはその通りのなのだが、果たして、どうなるのか。

福島の大地は既に死んでいる。
今後数十年、あるいは数百年規模で立ち入り禁止地域が設けられるだろう。
日本は大事な国土を失った。
それは、大事な人々の生活を奪ったに等しい。
その意味で、時の政権、東電を含む原発利権の人間達は、万死に値する。

今の段階で、今後の日本をどう考えるかなど誰も出来やしないが、原発問題がどうなるにせよ、一段落したら、本気で日本という国家の有り様を皆が真面目に考えなければならない。
今までみたいに、いい加減では、もう済まないのだ。
世界の日本を見る目も変わってくるだろう。
かつてのように、敗戦の中からの復興ではなく、未来への崇高なるビジョンを携えた復興でなければならない。

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コメント

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