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福島原発事故は事故と言うより犯罪事件

この今村復興相ブチ切れ事件をどう考えるかは人それぞれだが、起こった事実だけを報道しようとする、下の記事の姿勢が実にいい。

今村復興相を怒らせた記者の、あくまで国の責任を問う姿勢は、ジャーナリストとしては讃えるべきものだ、と私は思うが、あんなにしつこくやられたらブチ切れても当然だ、と大臣側に同情する人もいるだろう。
だが、行政責任者として、「福島棄民問題」に誠実に対処していないということが最大の問題であり、個人感情などの問題ではない。少し大げさに聞こえるだろうが、福島原発事件(事故というより、その成立過程が明らかな犯罪、つまり、このまま行けば明らかに事故が起こると知っていながら放置していたという出来事なので事件と言っておく。)という「国家の犯罪」に対して、犯罪側にどう対応するべきか、という話なのである。犯罪者を逮捕したりする際に、礼節を尽くし、相手を信頼して行動するはずはないだろう。(と言って、警察による不当暴力行為を是認しているわけではない。)

なお、福島に限らず、すべての原発は、長期的には国民に膨大な被害を与えるものであり、そのままに放置しておくことは政府と原発村による犯罪行為だ、と言える。



(以下引用)

今村復興相、なぜ「ブチ切れ」たのか 記者とのやりとり一部始終

J-CASTニュース 4/5(水) 18:12配信

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 「こんなね、人を誹謗するようなことは許さんよ!」「避難者を困らせているのはあなたです」「うるさい!」2017年4月4日午前、復興庁の閣議後記者会見で、今村雅弘復興相(70)がフリージャーナリストの質問に「ブチ切れ」てしまった。

 その姿はテレビなどでも何度もリピートされ、菅義偉官房長官や公明党・井上義久幹事長からも苦言を呈されるなど、波紋を呼んでいる。今村復興相はなぜブチ切れたのか。

■最初は落ち着いた受け答えだったが...

 質問を行ったのは、震災問題など取材しているフリージャーナリストの記者。会見を報じるテレビ映像を元に、両者のやりとりを再現すると――。

 記者の質問は、東日本大震災に伴う自主避難者への施策に関するものだった。福島県は避難指示区域外から自主避難を行った住民に対し、住宅の無償提供を行ってきたが、2017年3月31日、これが打ち切られた。住民や支援者などは支援の継続を求め、3月に国に対し署名を提出した。この署名について、まずは記者が尋ねる。

 今村復興相は、「いや、まだ確認はしていません」。

 続けて記者は、こうした自主避難者への支援が福島県など自治体に任されていることは、国の「責任放棄」ではないか、と詰め寄る。

 今村復興相は、「地元の実情に詳しいのは県」という理由から、自主避難者の窓口は県とする体制を維持する、との旨を回答したのに対し、記者は繰り返し、国が対応に当たるよう求め、同様のやりとりが3度にわたって続く。

  記者「これから母子家庭なんかで、路頭に迷うような家庭が出てくると思うんですが、それについてはどう責任を取るおつもりでしょうか」


「人のせいにするのは...」質問でスイッチが入った

 このあたりから、今村氏はしきりにうなずくなど、動作が大きくなりつつも、三たび同じ趣旨の回答を繰り返す。

  復興相「国の役人が、ね、福島県の事情もその人の事情もわからない人たちが、やったってしょうがないでしょ? あるいは他の自治体の人が。だからそれはあくまでやっぱり、一番肝心の福島県が、やっていっていただくということが、一番いいという風に思っています」

 これに対し、記者が、ややトーンを上げて、

  「それは大臣自身が福島県の内実とか、なぜ帰れないかという実情をですね、ご存じないからではないでしょうか。それを人のせいにするのは僕は、それは......」

と質問した。

 ここで今村復興相はさえぎるように声を上げた。

  復興相「人のせいになんかしてないじゃないですか。誰がそんなことしたんですか。ご本人が、要するに、どうするんだということを決めて、」
  記者「でも帰れないですよ、実際」
  復興相「え?」
  記者「帰れないから避難生活を送ってるんじゃないですか」
  復興相「帰ってる人もいるじゃないですか」
  記者「帰ってる人ももちろんいます。ただ帰れない人もいらっしゃる」
  復興相「帰ってる人だってねえ、いろんなねえ、難しい問題を抱えながら帰ってもらってるんですよ」

 その後も、記者と復興相のやりとりは続き、記者が「判断ができない、帰れないから避難生活を続けなければいけない。それは国が責任を取るべきではないでしょうか」と質問すると、復興相が「いやだから、国はそういった方たちに、いろんな形で、対応してるじゃないですか。現に帰ってる人もいるじゃないですか。いろんな、こんな問題を......」と答えたあたりから、やりとりは熱を帯びてくる。

  記者「では帰れない人はどうなんでしょう」

 復興相「え?」と聞き返す。

  記者「帰れない人はどうするんでしょうか」
  復興相「どうするって、それはもう本人の責任でしょう。本人の判断でしょう」
  記者「自己責任ですか。(今村復興相、再び「え?」と聞き返す)自己責任だとお考えですか」
  復興相「自分はそうだと思いますよ」





「もう二度と来ないでください、あなたは!」

 今村復興相の「自己責任」発言に記者は、「あ、そうですか。わかりました。国はそういう姿勢なわけですね。責任を取らないわけですね」。

  復興相「だから、そういう、一応の線引きをして、ルールにのっとってこれまでやってきたわけだから。そこの経過はわかってもらわなければならない。だからそれは、さっきあなたが言われたように(編集部注=原発事故について、国と東電の責任を認めた3月17日の前橋地裁判決を指す)、裁判だなんだでも、そこのところはやればいいじゃないですか、やったじゃないですか。(中略)国としてできるだけのことはやったつもりでありますし、まだまだ足りないということがあれば、今言ったように、福島県なり一番身近な寄り添う人を中心にして、そして国が支援をする、という仕組みで、これはやっていきます」

 今村復興相が、それまでの見解を改めて繰り返すと、「自主避難の人にはお金が出ていません」と記者が声を上げた。

  復興相「ちょっと待ってくださいよ。あなたどういう意味で、こうやってやるのか知らないけど(笑)、ここは論争の場じゃありませんから」

 ここで事務方から、会見終了の声がかかった。このため、復興相は「まあ、後で来てくださいよ。そんなこと言うなら」と、ひとまず矛を収めようとしたところ、記者が「責任を持って回答ください」と言いかけた。この言葉に、今村復興相がさっと顔を上げた。

  復興相「責任持ってやってるじゃないですか! なんて、君は、無礼なこと言うんだ。ここは公式の場なんだよ(演台を小突く)」
  記者「そうです」
  復興相「だったらなんで無責任だなんて言うんだよ!(さらに強く叩く)」
  記者「ですからちゃんと責任を......」
  復興相「撤回しなさい!(指さしながら)」
  記者「撤回しません!」
  復興相「しなさい! 出て行きなさい! もう二度と来ないでください、あなたは!」

 そうして会見場を退出する間際、冒頭の「うるさい!」とブチ切れるやり取りが起きた。「無責任」という言葉が最終的に復興相をキレさせてしまったようだ。

 今村復興相はその日夕方になり、「感情的になってしまった」と発言を謝罪した。質問した記者は、その後、ウェブメディア「OurPlanet-TV」に、一連の動画と記事を寄稿している。

 J-CASTニュースは5日、復興庁に、会見で今村氏が発言したように、質問した記者が「出入り禁止」になるのか尋ねたが、「決まっていることは特にない」との回答だった。また、今村氏が「感情的」になった理由を聞けないか、今村復興相の議員事務所に連絡したが、電話の呼び出し音が鳴るばかりで、誰も出ることはなかった。





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