福音派は、米国民の25%を占めているといわれる。いわゆる日曜礼拝、日曜学校を主催していて、私の祖母も若い頃からクリスチャンで、幼い頃、一緒に連れられて教会の日曜礼拝に参加した。
祖母は半世紀以上前の金で1000万円以上を所属する教会に寄付し、新しい教会を建設した。それは守山区の金城学園近くにあったが、祖母の死後、なぜか廃止されてしまった。それは福音派だった。
穏やかだった祖母は、大正時代からの敬虔なクリスチャンなので、当然、残酷な死刑制度に反対するだろうと思っていたら、なんと「悪いやつは殺すのが当然」と言い放ったので、私は仰天した。
米国福音派は、ベトナム戦争でもニクソンの北爆を支持し、アメリカによる侵略戦争や死刑制度を積極的に支持していた。
福音派は、殺人や民族ジェノサイドにも反対していなかったのだ。これがイスラエルによるガザジェノサイドの支持にもつながっている。
福音派は、トランプや共和党の支持母体であり、福音派の莫大な票田が、アメリカのイスラエル政策を決定している。
民主党でさえ、福音派への配慮からシオニズムを支持している。福音派から支持されなければ政権が維持できないからだ。
そして、イスラエルのパレスチナ占拠、侵略に強い支持を与え、正当化している。
福音派の別名を「クリスチャンシオニズム」という。
本来、シオニズムは新約聖書には記述がない。イエスキリストは、シオニズムを口にしたことはない。
シオニズムが登場し、一定の勢力を得てから、まだ200年を経ていない。
シオニズムが国際的な勢力となった端緒は、1897年、スイスで開催された第一回世界シオニスト会議だった。約140年前のことだ。
このとき、「シオンの長老議定書」が採択されたといわれ、後に、ロシアで刊行されたものの、シオニスト会議は一貫して「偽書」と決めつけている。
シオニズムを提唱し、国際的運動として展開したのは、アシュケナージユダヤ人であって、パレスチナ先住民としてのスファラディユダヤ人は含まれていない。
アシュケナージユダヤ人というのは、AD800年頃、黒海の東岸にあったハザール国の王が、突然、国ぐるみでユダヤ教に改宗し、ユダヤ人を名乗り始めたことから始まった。本当のイスラエル人は、黒髪黒瞳のモンゴロイド要素を持っているが、ハザールユダヤ人は、茶髪長身のコーカソイドである。民族の中心地は、たぶんクリミア~クラスノダール~ジョージアと言われている。
突然の宗旨替えの理由は、おそらく当時テュルク人=イスラム教徒の圧迫によるといわれた。だが、AD1300年頃、「タタールの軛」(モンゴル帝国の侵略破壊)によって、人々は逃げ惑って、欧州全土に散った。彼らはユダヤ人と称していた。
以来、自称ユダヤ人たちは、欧州で主に金貸し業に従事し、各国の経済的実権を掌握したといわれる。
シオニズムは、そんなアシュケナージユダヤ人たちが、旧約聖書の「約束の地」の記述を絶対視し、自分たちにシオンの地に帰還する義務があるとし、帰還運動を始め、それをシオニズム運動と呼んだ。
シオンの地は、狭い意味ではエルサレムの「シオンの丘」のことだが、広義の意味では、北はユーフラテス川から南はナイル川までの広大な土地(グレーターイスラエル)
を指すといわれる。
シオニズムでは、「ユダヤ人はシオンの地に帰還する義務」があるとし、2500年前の「消えた十支族」を探し出してシオンに帰還させるイスラエル国家プロジェクトまで行っている。これをアミシャーブという。
アミシャーブを主宰している指導ラビは、天皇家を失われたユダヤ十支族と認定しているといわれる。つまり、天皇家もシオンに帰還させるというのだ。
ちなみに、シオニズム運動が強力に推進された戦前、金融業など経済的に恵まれた欧州ユダヤ人は、ぬくぬくとした座布団を放棄して、パレスチナの荒野に戻ることなど考えなかった。
そこで、シオニストはナチズムを利用して、ホロコースト大虐殺を行い、その恐怖によって無理矢理移住させたという説がある。(現在ほとんど削除された)
現在、ユダヤ人(アシュケナージ)は、世界で2000万人、うち800万人がアメリカにいる。そして、彼らはアメリカ国家の政財界の主要人脈を独占し、大企業経営者の9割がユダヤ人といわれている。歴代大統領や上院議員の大半もユダヤ人だ。
アメリカでは通貨発行権を持つFRBは、ユダヤ人の銀行連合であり、通貨発行権は議会には存在しない。つまり米経済は完全にユダヤ人に支配されている。
そして、アメリカ共和党の大票田が福音派であり、福音派がシオニズムを熱烈に支持しているため、アメリカは一貫してイスラエルのパレスチナ侵略を支持してきた。
福音派の聖書は新約聖書であり、本来、イエスの事績にシオニズムなど皆無なのだが、なぜクリスチャンシオニストと呼ばれるようになったのかといえば、過去100年くらい、福音派の指導者がユダヤ人(ユダヤ教徒)によって占められていたことが大きい。
つまり、福音派はプロテスタントを標榜していても、本当はユダヤ教徒なのだ。それはモルモン教やエホバ派も同じで、新約聖書よりも旧約聖書を重んじている。
イエスが一度も口にしたことのないシオニズムを宗教的目標にしている。
だが、その新約聖書の創世記「約束の地」に書かれていることは、神(ヤハウェ)がイスラエルの地を与えた人々は、
「ケニびと、ケニジびと、カドモニびと、ヘテびと、ペリジびと、レパイムびと、アモリびと、カナンびと、ギルガシびと、エブスびと」
であって、アシュケナージユダヤ人は一人も含まれていない。だから、そもそもイスラエルに移住する資格など存在しないのだ。
ところが、元々、多くがウクライナやポーランドなどにいた欧州系ユダヤ人たちが、戦後、突然パレスチナに押しかけ、「ここは神が我々に与えた土地だ」と言い張って、先住民を銃口で追い出した。
このとき数万人の犠牲者を出して、ガザや西岸地区に閉じ込められたパレスチナ先住民=カナン人こそ、神がその地を約束したスファラディユダヤ人たちだった。
つまり、ホンモノがニセモノに駆逐されているのだ。
この事態を引き起こしている原動力が、アメリカ政府の後押しであり、それは福音派の意思といっても過言ではない。新約聖書に一言も触れられていないシオニズムを、綱領的に信奉して、イスラエルのパレスチナ侵略を強く支持してきた理由は何なのか?
(以下省略)
祖母は半世紀以上前の金で1000万円以上を所属する教会に寄付し、新しい教会を建設した。それは守山区の金城学園近くにあったが、祖母の死後、なぜか廃止されてしまった。それは福音派だった。
穏やかだった祖母は、大正時代からの敬虔なクリスチャンなので、当然、残酷な死刑制度に反対するだろうと思っていたら、なんと「悪いやつは殺すのが当然」と言い放ったので、私は仰天した。
米国福音派は、ベトナム戦争でもニクソンの北爆を支持し、アメリカによる侵略戦争や死刑制度を積極的に支持していた。
福音派は、殺人や民族ジェノサイドにも反対していなかったのだ。これがイスラエルによるガザジェノサイドの支持にもつながっている。
福音派は、トランプや共和党の支持母体であり、福音派の莫大な票田が、アメリカのイスラエル政策を決定している。
民主党でさえ、福音派への配慮からシオニズムを支持している。福音派から支持されなければ政権が維持できないからだ。
そして、イスラエルのパレスチナ占拠、侵略に強い支持を与え、正当化している。
福音派の別名を「クリスチャンシオニズム」という。
本来、シオニズムは新約聖書には記述がない。イエスキリストは、シオニズムを口にしたことはない。
シオニズムが登場し、一定の勢力を得てから、まだ200年を経ていない。
シオニズムが国際的な勢力となった端緒は、1897年、スイスで開催された第一回世界シオニスト会議だった。約140年前のことだ。
このとき、「シオンの長老議定書」が採択されたといわれ、後に、ロシアで刊行されたものの、シオニスト会議は一貫して「偽書」と決めつけている。
シオニズムを提唱し、国際的運動として展開したのは、アシュケナージユダヤ人であって、パレスチナ先住民としてのスファラディユダヤ人は含まれていない。
アシュケナージユダヤ人というのは、AD800年頃、黒海の東岸にあったハザール国の王が、突然、国ぐるみでユダヤ教に改宗し、ユダヤ人を名乗り始めたことから始まった。本当のイスラエル人は、黒髪黒瞳のモンゴロイド要素を持っているが、ハザールユダヤ人は、茶髪長身のコーカソイドである。民族の中心地は、たぶんクリミア~クラスノダール~ジョージアと言われている。
突然の宗旨替えの理由は、おそらく当時テュルク人=イスラム教徒の圧迫によるといわれた。だが、AD1300年頃、「タタールの軛」(モンゴル帝国の侵略破壊)によって、人々は逃げ惑って、欧州全土に散った。彼らはユダヤ人と称していた。
以来、自称ユダヤ人たちは、欧州で主に金貸し業に従事し、各国の経済的実権を掌握したといわれる。
シオニズムは、そんなアシュケナージユダヤ人たちが、旧約聖書の「約束の地」の記述を絶対視し、自分たちにシオンの地に帰還する義務があるとし、帰還運動を始め、それをシオニズム運動と呼んだ。
シオンの地は、狭い意味ではエルサレムの「シオンの丘」のことだが、広義の意味では、北はユーフラテス川から南はナイル川までの広大な土地(グレーターイスラエル)
を指すといわれる。
シオニズムでは、「ユダヤ人はシオンの地に帰還する義務」があるとし、2500年前の「消えた十支族」を探し出してシオンに帰還させるイスラエル国家プロジェクトまで行っている。これをアミシャーブという。
アミシャーブを主宰している指導ラビは、天皇家を失われたユダヤ十支族と認定しているといわれる。つまり、天皇家もシオンに帰還させるというのだ。
ちなみに、シオニズム運動が強力に推進された戦前、金融業など経済的に恵まれた欧州ユダヤ人は、ぬくぬくとした座布団を放棄して、パレスチナの荒野に戻ることなど考えなかった。
そこで、シオニストはナチズムを利用して、ホロコースト大虐殺を行い、その恐怖によって無理矢理移住させたという説がある。(現在ほとんど削除された)
現在、ユダヤ人(アシュケナージ)は、世界で2000万人、うち800万人がアメリカにいる。そして、彼らはアメリカ国家の政財界の主要人脈を独占し、大企業経営者の9割がユダヤ人といわれている。歴代大統領や上院議員の大半もユダヤ人だ。
アメリカでは通貨発行権を持つFRBは、ユダヤ人の銀行連合であり、通貨発行権は議会には存在しない。つまり米経済は完全にユダヤ人に支配されている。
そして、アメリカ共和党の大票田が福音派であり、福音派がシオニズムを熱烈に支持しているため、アメリカは一貫してイスラエルのパレスチナ侵略を支持してきた。
福音派の聖書は新約聖書であり、本来、イエスの事績にシオニズムなど皆無なのだが、なぜクリスチャンシオニストと呼ばれるようになったのかといえば、過去100年くらい、福音派の指導者がユダヤ人(ユダヤ教徒)によって占められていたことが大きい。
つまり、福音派はプロテスタントを標榜していても、本当はユダヤ教徒なのだ。それはモルモン教やエホバ派も同じで、新約聖書よりも旧約聖書を重んじている。
イエスが一度も口にしたことのないシオニズムを宗教的目標にしている。
だが、その新約聖書の創世記「約束の地」に書かれていることは、神(ヤハウェ)がイスラエルの地を与えた人々は、
「ケニびと、ケニジびと、カドモニびと、ヘテびと、ペリジびと、レパイムびと、アモリびと、カナンびと、ギルガシびと、エブスびと」
であって、アシュケナージユダヤ人は一人も含まれていない。だから、そもそもイスラエルに移住する資格など存在しないのだ。
ところが、元々、多くがウクライナやポーランドなどにいた欧州系ユダヤ人たちが、戦後、突然パレスチナに押しかけ、「ここは神が我々に与えた土地だ」と言い張って、先住民を銃口で追い出した。
このとき数万人の犠牲者を出して、ガザや西岸地区に閉じ込められたパレスチナ先住民=カナン人こそ、神がその地を約束したスファラディユダヤ人たちだった。
つまり、ホンモノがニセモノに駆逐されているのだ。
この事態を引き起こしている原動力が、アメリカ政府の後押しであり、それは福音派の意思といっても過言ではない。新約聖書に一言も触れられていないシオニズムを、綱領的に信奉して、イスラエルのパレスチナ侵略を強く支持してきた理由は何なのか?
(以下省略)
コメント