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徽宗皇帝のブログ

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米軍基地の町金武町と子宮頸がんワクチン
琉球新報記事から。
福祉費用をどんどん削減し、庶民への援助などまったく頭に無いのが普通である地方自治体が、なぜ「子宮頸がん」などという病気の予防に1300万円もの金を出すのか。それだけの金があれば、貧しい人々への有効な援助ができるだろうに。そもそも、原因不明の病気であるはずの癌がワクチンで予防できるという根拠はどこにあるのか。しかも、ワクチンの投与対象が小学6年から中学3年だとは、子宮頸がんというのは、そんな低年齢から予防するべきものなのか。そもそも、ワクチンの安全性は確実なのか。
ワクチンとは、基本的に、毒性を弱めた病原菌を体内に注入することで、免疫性を作るというものだったはずだ。では、子宮頸がんには病原菌があるとでもいうのか。つまり、伝染病だということになるのか。そんな馬鹿な話はないだろう。
ワクチンを接種された女の子たちに、将来、その後遺症が出た場合、金武町議会はどのような責任を取るつもりなのだろうか。「みんなで決めたから、自分には責任はない」と逃げることはできない。もしもこの結果、不妊症にでもなったとしたら、彼らは彼女たちの人生にどのような責任が取れるのだろうか。いや、取れるはずはない。最終的には、誰も責任など取らないことは、今から目に見えているのである。
それに、ワクチン接種にかかる費用は町議会議員たちの懐から出るわけではない。町民の納めた税金から出るのである。このような意味不明の出費を、町財政から出せるほど金武町は裕福なのだろうか。考えれば考えるほど奇妙な決定である。


(以下引用)



子宮頸がんワクチン 金武町、全額助成へ2010年6月23日  【金武】金武町の儀武剛町長は22日に開かれた町議会6月定例会の一般質問で、子宮頸(けい)がん予防ワクチンの接種費用を公費で全額助成する方針を示した。公費助成の動きは全国の自治体に広がっているが、県内では初めて。嘉数義光氏、宇久田朝仁氏の質問に答えた。
 助成の開始時期は今後検討する考えで、儀武町長は「予防効果の高い新たなワクチンを国が認可する時期など、状況を見ながら早急に対応したい」としている。
 対象は医師や専門家が「適齢」との見解を示している小学校6年~中学校3年生を軸に調整する方針。町保健福祉課によると、小学6年~中学3年に実施した場合では、対象者は295人で、予算は1300万円ほどになる。
 儀武町長は「子宮頸がんは予防できるがんといわれており、全国各地でも公費助成が行われている。町民の生命を守る観点から接種費用の全額助成を早急に実施したい」と話した。

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