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徽宗皇帝のブログ

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西側諸国の惨状は「野放しにした資本主義」の結果
「クーリエジャパン」記事の一部だが、ブログの容量不足のため一部だけ転載。
まあ、大事なのは「コロナウィルス騒動が全世界的な所得再分配のきっかけになる可能性がある」という示唆だけで、後はそれぞれの人が考えればいいことだ。

私が目にする幾つかのスレッドを見ても、現状への絶望感から共産主義(社会主義と区別しているとは思えないが)社会に進むべきだというコメントをかなりな割合見ている。まあ、かなりな、と言っても、全体の一割も行かないのだが、私がブログを書き始めたころには、私以外の人間で社会主義や共産主義を肯定的に論じる人はまったくいなかったのである。その後の凶悪な新自由主義(最終的資本主義)の進展で、資本主義社会には未来が無い、と内心で思っている人が増えていると思う。そして、今回のコロナ騒動で大きな被害を出しているのが西側諸国(つまり新自由主義諸国、福祉政策削減を進めてきた国々)であることも、その心情に拍車をかけていると思う。
ただ、何度も言うが、私は資本主義と社会主義を合体させた「道義的資本主義」社会がいちばんいいのではないかと思っている。つまり、資産や所得に上限を設けて、それ以上は国民に平等に再配分すればいい、と思っている。より現実的には、累進課税を強化し、法人税を昔の水準に戻し、貧困層に厚く手当をし、福祉制度を充実させ、労働者の保護をきちんとやり、高度成長期時代の「世界でもっとも成功した『社会主義』国家」と言われた日本の姿に戻ればいいのである。まあ、議論は幾らでもやればいい。

(以下引用)





Text by Gabriel Bouchaud



新型コロナウイルスを歴史的観点からとらえるために、快著『暴力と不平等の人類史──戦争・革命・崩壊・疫病』の著者として知られるスタンフォード大学の古代史家ウォルター・シャイデル教授に仏紙「ル・ポワン」が話を聞いた。

パンデミックはときに意外な影響を社会に与える。

その襲来は大量の死者と社会の荒廃をもたらすが、その一方で社会の富を再分配させるプラスの働きもあるからだ。

また、パンデミックは過去に何度か世界情勢を大きく揺るがしてきた。いま猛威を振るう新型コロナウイルスも世界情勢を不安定化させる力を持つのだろうか。

パンデミックは社会の格差に影響を与える?


──死者が大量に出る大災害が起きたとき、それが社会内の格差にどんな影響を及ぼすのかを研究されてきたとのことですが、なぜパンデミックのような大災害は格差を縮小させてきたのですか。

歴史上有名なパンデミックはどれもずいぶん前のものであり、現代社会とは大きく異なる、農業を中心とした社会を襲っています。疫病の襲来で人口の3分の1が死ねば、働ける人の数も大幅に減ります。そのため生き残った人に、以前と同じ仕事をしてもらうには、賃金を上げなければなりません。

一方、土地の価格は下落します。住民の数が減って土地余りの状態になるからです。つまり、地主は前よりも裕福でなくなり、労働者は前よりも貧乏でなくなるわけです。

ただ、これらは過去の時代の事例なので、現代でも通用するかというと微妙です。歴史をひもといて過去の事例を調べても、これから起きることを予想できるわけではありませんからね。


──現代社会でもパンデミックが格差を縮小させることはありえますか。

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