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徽宗皇帝のブログ

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金融資本主義の終わりは白人支配世界の終わりか
増田俊男の「時事直言」記事で、私が前々から彼の定冠詞として使っている「カネの亡者」の面目躍如だが、果たしてその予言どおりに事が進むか、怪しいものだ。なぜなら、もはや世界は「欧米中心」ではなくなっていき、「金融資本主義」にも懐疑の目が向けられ、当然ながら「戦争資本主義」がこれまでどおり続くかどうか分からないからである。
となると、次の世界大戦は「欧米諸国対BRICS」の「経済戦争」になるのではないか。その際に、戦争資本主義は成り立たないわけで、単に「欧米の没落」となる可能性もあるだろう。

欧米が金融資本主義をやめる可能性はゼロだろうと私は見ている。それはDSそのものの滅亡を意味するからだ。そして、いったん「カネでカネを産む」(国債発行もそのひとつで、むしろ紙でカネを産むだけの詐欺だ。世間のカネの価値がどんどん下落するが、それは庶民が苦しむだけで、政府は困らないしDSも困らない。政府が10兆円の国債を発行するということは、「存在しなかった10兆円」がその社会に突然生まれることなのである。当然、その分、カネの価値は実質的に下がっている。)金融資本主義という甘い罠に頭まで浸かった欧米は、「実体経済」に戻ることはできず、没落していく、というのが現在の私の読みだ。移民奴隷にだけ働かせるという手法も、そのうち破綻するだろう。トランプの「移民追い出し」が、どういう結果を招くか、非常に面白いところだ。
まあ、一部のニヒルなネット論者のように欧米も非欧米も同じくDSの手駒にすぎない、と見ても、そのどちらが優位性を持っているかは明らかだ。「実物(実体)経済」で優位性があるのは非欧米なのである。カネはどんなにあっても、それを食うことはできないのである。それを非欧米諸国の指導者たちは認識しつつあるから、BRICSに参加する国が増え続けているのだろう。
念のために言えば、黄色い猿の国、日本も「欧米の下っ端、使用人」なのである。

(以下引用)




<時事直言>(はなはだ不謹慎だか)増田は「戦争と平和」で儲ける


2020年3月新型コロナが世界中で猛威を奮ってから2022年2月24日ウクライナ戦争が始まるまでのアメリカのGDP(国内総生産)を見ると、(10億ドル単位で)2019年21,539、2020年21,354、2021年23,681であるが、ウクライナ戦争が始まった2022年は26,006、2023年27,720、2024年29,167(予)となっていて戦争が始まると急にGDPが伸びていることが分かる。
ウクライナ戦争の長期化に従ってGDPも拡大している。
資本主義の原則通りScrap(戦争) and build(建設)の繰り返しで経済は成長する。
トランプは自分の政権が始まったら即刻ウクライナ戦争とイスラエル・ハマス戦争を止めさせると断言している。
トランプがウクライナ戦争をどう止めさせるかはプーチンと阿吽の呼吸で納得し合っているはずである。
イスラエル・ハマス戦争は米空軍のバックアップでイスラエルがイランを空爆、全軍事施設を完全に壊滅して終わりとなる。
2025年1月20日にトランプがアメリカの第47代大統領になって一か月から二か月くらいで両戦争は終わるだろう。
戦争が始まってから欧州、ロシア、ウクライナの軍事産業は「この世の春」。
あらゆる産業に波及効果が大きい基幹産業である軍事産業が好況であれば数字が示す通り経済全体が好況になる。
2025年トランプによって二つの戦争が終わると軍事産業は業績悪化、経済全体が不況に向かう。
戦争中は黒を買い、戦争が終わりかけると黒を売る。
やり方次第で戦争でも平和でも儲けることが出来る。
トランプが何時、何をするかを明確に知っている私は、金儲けをしたい人に「手取り、足取り」の指南をすることが出来る。


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