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徽宗皇帝のブログ

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電気自動車事情の日中比較

中国では、すでに電気自動車の普及が始まっているらしい。今年7月の生産台数は、前年同月比18倍の3728台。この数字を多いと見るか、少ないと見るか。日本ではまだ最低価格でも500万円とか言っているが、中国ではもっと格安での生産が可能になっているのではないか。ネットゲリラ氏が言っているように、粗悪な電気自動車かもしれないが、それでも需要がある以上は、今後はどんどん性能も向上するのが当然だろう。それに対し、日本の電気自動車の先行きは非常に暗いのではないか。と言うのも、「まず、売れる値段の電気自動車を作る」という姿勢が無いからだろう。ガソリン車に比べて(航続距離、電気補充の不便さなど)性能は格段に劣り、しかも値段は馬鹿馬鹿しく高いのでは、需要など生まれるはずはない。
実は、この記事を書く前に、「格安電気自動車」でネット検索してみたが、まったくヒットしなかった。つまり、格安電気自動車など存在しないし、またそういう物を作っている、という情報も無いわけだ。これが日本の自動車界の現状である。
製造業では世界のトップクラスだ、と日本が自惚れている間に、世界は日本を置いてけ堀にしているようである。
要するに、今の日本の(特に製造業の)大企業のトップは阿呆ばかり、ということだろう。困ったら、経団連の圧力で政治的救済を求めればいい、という姿勢でまともな経営などできるはずはない。(こういうやりかたもまたアメリカから学んだものだ。そのご本家の製造業の衰退も当然である。)まあ、やや飛躍した話になったが、「一斑を推して全豹を知る」の一例と思ってもらいたい。



(以下引用)



7月の中国新エネ車生産台数は前年同月比11倍―中国メディア

XINHUA.JP 8月16日(土)7時14分配信







7月の中国新エネ車生産台数は前年同月比11倍―中国メディア



中国工業情報化部は12日、7月の中国の新エネ車生産台数が前年同月比11倍の5799台だったと公表した。経済日報が伝えた。

そのうち、純電気自動車の生産は同18倍の3728台。充電式ハイブリッド乗用車の生産は1036台だった(昨年同期の生産は0台)。純電気商用車は同85%増の362台、純電式ハイブリッド商用車は同447%増の673台だった。

1~7月の累計では、新エネ車合計生産台数は同3.8倍の2万5946台。このうち純電動自動車が同8倍近い1万3829台、純電動商用車生産は同46%増の2795台だった。

(編集翻訳 浦上早苗)

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