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徽宗皇帝のブログ

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食言政党
「晴耕雨読」から転載。
ここ数年の政治状況(もちろん、部分的なものだが)が簡潔にまとめられているので、参議院選挙を前に、自分がどういう投票行動を取るべきか考える参考になるだろう。もっとも、北海道の話なので、新党大地など、全国の有権者にとってはあまり関心の無い政党の話題もかなりな割合で語られている。
私は鈴木宗男はわりと評価していたが、娘に自分の地盤を世襲させたのにはがっかりした。もっとも、私は概して政治家には甘いのである。何しろ、下手な言動をすれば命をも失いかねない仕事だ。外野席の人間(政治評論家やテレビコメンテーター)が政治家にやたらに厳しい要求をするのを見ると、「なら、お前ならそれができるのか」と言いたくなる。その点、いつも政治家の陰に隠れて悪事を行っている高級官僚の方は楽なものだ。本当なら、原発村の役人など、全員死刑になっていてもおかしくはない。
話が脱線したが、そういうわけで政治家稼業が厳しいことは知ってはいるが、それが世襲「家業」になるのはかなりマズイことだ。それは、世の中全体の利益よりも自分たち家族の利益を第一義にしていることを明確に宣言するようなものだ。
もっとも、日本維新の会のように、政治家になって一旗上げて、自分が利益を得ようという山師の集まりも困りものである。世間の人間もそれを薄々感じているから、維新の会支持者は急激に減っているのだろう。必ずしも橋下が連発する失言や暴言のためだけではない。もともと、ロクなメンバーがいない集団なのだ。
さて、「食言」という言葉がある。言った事とやった事が違う、言行不一致ということだ。政治家なら公約不履行だ。現在の自民党のやっていることは原発問題にせよTPP参加にせよ、その食言の極みであるが、来る参議院選で自民党を支持する国民の割合がかなりな数に上りそうだと言われている。いやはや、なんとも、である。
まあ、それならそれで良い。どんな愚かしい選択だろうが、国民の過半数がそれを選ぶなら、それに従うのが民主主義である。私としては、それがただ正当な、不正の無い選挙で決まるということだけを望んでいる。その結果、日本が地獄になろうが、それは日本人が自分で選んだことなのである。



(以下引用)



2013/7/8

「TPP参加各党の主張:松木けんこう氏」  TPP/WTO/グローバリズム
https://twitter.com/kenkou64865187

ブログを更新しました。 『TPP参加各党の主張』 http://amba.to/16WNP9i

【国富を奪う「外圧」】日本経済が成長を続ける過程で米国は様々な経済政策で圧力を加えてきました。

「市場開放」、「規制緩和」の美名の下に米国企業が日本でより多くの利益を得られる環境をつくろうとしたわけです。

その中には、米国産の製品を一定量日本が買うことを約束させられたものまでありました。




それらの外圧の内容がまとめられた文書の一つが94年から2008年まで出された、「年次改革要望書」です。

労働者派遣法、大店法、健康保険、郵政民営化もこの要望書に沿い実施されました。

労働者派遣法改悪は非正規雇用 (ワーキングプ ア)の増大、大店法廃止は商店街の衰退、健康保険の1割から3割負担、 郵政民営化でユニバーサルサービスが危惧されるという結果をもたらしました。


残念ながら改革派と称する政治家や官僚は、米国からの「外 圧」を歓迎していました。

民主党が政権をとり、鳩山さんが総理の時期に廃止しました。

しかし、菅さんが総理になると「日米経済調和対話」 という形で事実上、復活し、これが今のTPP交渉参加につながる流れの始まりとも言えます。

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http://amba.to/16WNP9i
2013-07-07 13:44:59
TPP参加各党の主張

7月1日に、「どうする日本、北海道」と題し、北海道新聞社主催で参院選北海道選挙区立候補(予定)者の公開討論会が行われました。

新党大地からは、浅野貴博くんが出演しました。なかなか面白い討論内容でした。


・民主党からの候補者は、たいへん不思議なことにTPP参加反対を唱えていました。ここまでTPP参加をお膳立てした経緯からして、厚顔無恥と言ってもいいのではないでしょうか。

そして、今回の討論会では、輸出産業と農家との天秤のような発言をしていて、もっと広い規模でTPP参加の影響がでることに目が向けられていない印象を受けました。

またこの候補は、最後の浅野君の「党とあなたの方針に違いがあったなら、党に反旗を翻す覚悟があるか」の質問に「ある」と自信満々に回答していました。

私から言わせてもらえば、2年前の菅総理の不信任案決議のときに、なんらかの行動をしてほしかったです。


・自民等の候補者は、TPP参加は民主党の菅元総理が仕掛けて、野田元総理が進めてしまったため、やらざるおえない状況であるとの主張でした。国民生活に大きな影響があることが判明したときは、TPP参加を中止も含めて考えるとも発言しました。民主党の失態の後始末をしているとのことでしたが、

なぜあのときは反対していたのに、今推進しているのかはこれまた不思議ですし、TPP参加はどう考えても悪いことだらけだと思うのですが・・・


・みんなの党の候補者は、TPP参加推進です。TPP参加でも本物志向の消費者がいるから、日本の農業が試算通りに衰退することはない、

「補助金をじゃぶじゃぶつぎ込んでしまう」ような農家は淘汰されるべきとしか聞こえない演説には驚いてしまいました。

これは「みんなの党」の共通認識ではないとは思いますが、農家の実情を少しも理解していないのは悲しいことです。本物志向の消費者という発言も、私たちの生活全般をどれだけ理解しての発言なのか疑問です。


・共産党はTPP参加反対。内容も筋が通ったものでした。


・新党大地は、農業はもちろん、軽自動車の存亡、私たちの生活全般に悪い影響が出ることが予想されるTPP参加は断固反対。

農産物の特定品目は対象から外すなどという交渉が聞き入れられないのは目に見えてますし、聞き入れられるとしても、特定品目以外で生計を立てている農家はどうするのか、説明にもなっていないのが政府の説明です。




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