忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

麻生発言は堤防決壊を起こす蟻の一穴となるか
いやはや、面白いことになってきた。安倍(経団連御用達)政権は思いがけないところから倒れる可能性も出てきた。安倍と麻生は御神酒どっくりだから、普通の閣僚のようにトカゲの尻尾切りでお茶を濁すことはしないだろう。かと言って、日本のマスコミとは違い、ユダヤ人人権団体の影響力は世界的な力があるから、それを無視すれば、政権全体の崩壊にもつながる可能性がある。
私はユダヤ人人権団体(サイモン・ヴィーゼンタール・センター)の活動が、ユダ金の悪行を保護する役目もしている、と批判してきたが、この件に関しては大いにエールを送りたい。それが「日本国民の敵」安倍政権打倒の力になるからである。
安倍(経団連御用達)政権の背後にはユダ金がいるはずだが、ユダヤ人人権団体が安倍政権を批判するとなると、そのユダ金はどうしていいか困るだろう。実に面白い事態になったものである。麻生副総理、よくぞ大失言をしてくれた!
日本の「真の野党」社民党と共産党が、さっそくこの麻生問題で攻撃の手を上げたのも大いに評価できる。で、維新の会やみんなの党が、この問題に直面して、自分たちが裏与党であることをどう誤魔化すか、その手口も見物である。(笑)



(引用1)

ナチスの憲法改正「手口学んだら」 麻生副総理が発言
朝日新聞デジタル 8月1日(木)1時17分配信


 麻生太郎副総理が憲法改正をめぐり、ナチス政権を引き合いに「手口に学んだらどうか」などと発言したことに対し、米国の代表的なユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・ロサンゼルス)は30日、批判声明を発表し、「真意を明確に説明せよ」と求めた。

■ユダヤ人団体が説明要求

 麻生氏は29日、東京都内でのシンポジウムで「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」などと語った。

 シンポジウムはジャーナリストの桜井よしこ氏が理事長を務める「国家基本問題研究所」が都内のホテルで開いた。桜井氏が司会をし、麻生氏のほか西村真悟衆院議員(無所属)や笠浩史衆院議員(民主)らがパネリストを務めた。

 発言に対し、同センターは声明で「どんな手口をナチスから学ぶ価値があるのか。ナチス・ドイツの台頭が世界を第2次世界大戦の恐怖に陥れたことを麻生氏は忘れたのか」とした。

 同センターはロサンゼルスでホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を展示する博物館を運営。反ユダヤ活動の監視も手がけ、1995年には「ホロコーストは作り話だった」とする記事を掲載した文芸春秋発行の月刊誌「マルコポーロ」に抗議。同誌は廃刊、当時の社長が辞任した。

 一方、韓国外交省の趙泰永・報道官は30日の会見で「こうした発言が、過去に日本の帝国主義による侵略の被害に遭った周辺国の国民にどう映るかは明白だ。多くの人を傷つけるのは明らかだ」と批判。中国外務省の洪磊・副報道局長も31日、「日本の進む方向にアジア諸国と国際社会の警戒を呼び起こさないわけにはいかない」との談話を出した。

 また、ドイツの週刊紙ツァイト(電子版)は31日、「日本の財務相がナチスの改革を手本に」という見出しで発言を伝えた。同センターなどの反応を伝え、「ナチスの時代を肯定する発言で国際的な怒りを買った」とした。

朝日新聞社




(引用2)*多分、これも「朝日新聞」デジタルから。


麻生副総理発言、野党が批判 「発言撤回と辞職求める」
 社民党の又市征治幹事長は31日、麻生太郎副総理がナチス政権の手法を引き合いにした発言について「断固糾弾し、発言の撤回と閣僚及び議員辞職を求める。麻生氏の歴史的な事実に対する認識不足は疑うべくもない。ナチス賛美は欧州連合(EU)諸国などで『犯罪』であるという事実にも留意すべきだ」とする談話を発表した。
ナチスの憲法改正「手口学んだら」麻生副総理の発言要旨麻生副総理の発言の詳細
 共産党の志位和夫委員長もツイッターで「(ドイツの)国会放火事件をでっち上げ、『全権委任法』を成立させ、憲法を機能停止させた(ナチスの)手口に学べというのか」と批判した。



拍手

PR

コメント

コメントを書く