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徽宗皇帝のブログ

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今の石油高は、意図的に操作された価格ではないか?
「株式日記と経済展望」から引用。
これを読んで原油生産コストがどのくらいかに興味を持ち、調べてみて驚いた。
(引用2)は「アナリシス」というレポートからの転載。(筆者名は池谷何とか氏。「原油生産コスト」で調べればすぐにヒットするはずである。)
上記レポートによれば、(政治的事情を別にしての話だが)原油生産コストは1バレルあたり5~10ドル、つまり500円から1000円程度、ということだ。(引用3)にあるように、1バレルを約160リットルとすれば、1バレル1000円と高めに設定しても1リットルあたりの原油価格はなんとわずか6.25円(6円強)でしかない。中近東では石油は水より安い、と言われている通りである。その1リットル6円の石油が、日本では170円で売られる仕組みである。もちろん、石油精製のための費用、輸送費用、生産設備や精製設備の減価償却なども必要だが、それにしてもあまりに中間搾取がひどいのではないか。
まあ、素人考えで書いているだけだから、私などの知らない諸費用があるかもしれないが、今の石油価格は、「原発を停止している日本」への制裁としての「作られた石油高」ではないか、というのが私の推測だ。つまり、「原発を停止すると、このように石油価格高騰ですぐに被害が出るよ。それでもいいのか」という脅しのために、石油メジャー、すなわちユダ金が石油価格を吊り上げているのではないか、というわけである。言うまでもなく、原子力も石油もユダ金支配下にあるものだ。
まあ、そんなのは「下司の勘繰り」だ、と言われるかもしれないが、世界最低の下種たちの行動を推測するには、こちらも下司の勘繰りをしてやっと対抗できるのではないだろうか。
なお、(引用1)に書かれている、シェールオイルの生産コストの高さにも驚くと同時に納得である。あの生産方法では生産コストが高くなるのも当然であり、シェールオイル革命など幻想か詐欺にすぎない、というのは私が最初から書いている通りだ。




(以下引用)

ガソリンスタンドが価格決定権を握ったのが大きい。94年に6万店超あったのが、
13年には3万4000店ほどに半減。ガソリン価格は1L500円に値上がりする!


2014年7月18日 金曜日

ガソリン1リットル500円時代がやって来る。ガソリンは原油の5倍以上で売られてきた。



◆ガソリン狂騰 安倍政権が招く「1リットル200円時代」 7月18日 日刊ゲンダイ




ガソリンの高騰が止まらない。資源エネルギー庁が16日に発表した全国のレギュラーガソリンの平均価格(7月14日時点)は、1リットル=169円90銭。12週連続の上昇で、5年10カ月ぶりの高値となった。長引くイラク情勢の混乱を背景に、原油の輸入コストを価格転嫁する動きが出たためで、節目の170円突破は時間の問題だ。185円10銭まで跳ね上がり、景気後退の引き金をひいた08年の悪夢がよみがえる。

 経済アナリストの斎藤満氏がこう言う。
「08年のインパクトを上回る可能性があります。日本の値上がり要因は複雑で、特殊な状況におかれている。これまではWTI(米国産標準油種)が下がれば小売価格も比例していたのに、どんどん値上がりしている。円安の影響もありますが、給油所が価格決定権を握ったのが大きい。94年に6万店超あったのが、13年には3万4000店ほどに半減。過当競争が解消され、消費増税分の値上げもすんなり受け入れられたため、値下げの動きが非常に鈍いのです。ジリジリ上がり続けるのは必至でしょう」

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 第一生命経済研究所主席エコノミストの永濱利廣氏のリポートもショッキングだ。中東情勢の影響を受けやすいドバイ原油の円建て価格が08年と同程度の年平均19・8%ほど上昇すれば、ガソリン代はもちろん物流費上昇などのあおりを受け、今年度の家計負担は2万1000円以上も膨らむという。消費増税で世帯平均8万5000円の負担増を強いられている家庭にはダブルパンチだ。

■米国は原油高大歓迎

 各国の思惑も追い打ちをかけている。

「世界最大のシェールオイル産出国の米国は、原油高を大歓迎しています。WTIは2カ月ぶりに100ドルを割り込みましたが、シェールオイルの生産コストは1バレル 当たり60~70ドルと高く、相場が崩れてしまうとやっていけない。それに、FRBが早めの利上げを探っているため、円安誘導で輸入コストはますますかさみます。1ドル=90円台まで円高が進んだ当時よりも価格は押し上げられるでしょう」(前出の斎藤満氏)

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 原油価格が1 バレル =90ドルに下がっても、1ドル=110円ほどに振れれば、値下がり分は相殺されてしまうという。

 安倍政権は円安株高によるアベノミクスの演出に躍起だし、日銀の黒田東彦総裁は物価上昇率の見通しについて「1%を割り込むことはない」と断言、15年度ごろまでの2%達成に固執している。
 安倍政権では、庶民の生活はお先真っ暗。1リットル=200円がますます現実味を帯びてくる。
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(引用2)赤字部分は徽宗による強調。


実は安い上流コスト
1 バレル30 ドルの油価でも問題なし?!



 2 0 0 8 年夏、1 バレル1 4 7 ドルという驚愕の高値をつけた原油価格は、わずか半年も経過しないうちに2 0 0 9 年1 月、3 0 ドル台前半まで急落した。ところが、米国のアナリストによれば、1 バレル3 0 ドルなら米国のストリッパーウェルと呼ばれる零細な油井を持つ生産者の生産維持は問題なく可能だという。筆者は、バブルがはじけた以上、零細規模の業者は生産に困難が生じて当然と思っている。
 「3 0 ドルはまだ高いのか」。そこで、石油生産コストに関心を持ち調べてみた。幸いなことに米国には米国内で操業する石油・ガス会社等(外国企業の子会社含む)から財務・操業実績を毎年エネルギー省(DOE)に報告させるFinancial Reporting System(FRS)という制度がある。その主要企業の実績をまとめたものが、同省のエネルギー情報局(EIA)のHPに掲載されている。この主要企業の規模は世界の私企業に占める割合として大きなもので、世界の上流企業の実績として特に問題はないものと思料される。
 筆者はこれにより、石油・ガスの不可分な関係からか石油生産コストそのものというわけにはいかなかったが、1 9 7 6年以前から2 0 0 7年までの石油・ガスの生産コスト(上流コスト)トレンドを見ることができた。ここで確認した上流コストは生産維持だけであれば1 9 8 4 ~ 1 9 8 6年から2 0 0 5 ~ 2 0 0 7年までの3年平均で、なんと1バレル相当(BOE)で約5 ~ 1 0ドルであった。埋蔵量追加のために要したコストも1 9 8 5 ~ 1 9 8 7 年から2 0 0 2 ~ 2 0 0 4 年の3 年平均で見れば、1 バレル相当で約5 ~ 1 0 ドルであった。
つまりFRS企業は1バレル相当で20ドルに満たない額で1984 ~ 2004年まで20年近くも上流事業を行ってきたわけである。
 一方、現下の経済危機は深刻で経済活動の血液とも言われる石油(およびガス)の消費量は減退の一途を辿っている。このことから、この経済危機下では、この上昇開始以前のコストに回帰することは想定可能なことと思料される。




(引用3)「ヤフー知恵袋」から転載。

1ガロンは何リットルですか?1バーレルは何リットルですか?単位の違いはどこか...


質問者


lyas754さん


2008/3/214:00:10



1ガロンは何リットルですか?1バーレルは何リットルですか?単位の違いはどこから来るのですか?



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ベストアンサーに選ばれた回答


mdsht06さん


2008/3/414:58:37



1バレルは160リットル弱です。 もう少し正確に言うと159.987…リットルです。

ペンシルバニア油田で昔、酒樽に入れ原油を運んでいたそうです。
その酒樽1つに入る原油が約160リットルです。

1バレルは42ガロンです。

つまり
1バレル 160リットル 42ガロン
です。

なので 1ガロンは4リットル弱 です。




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