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徽宗皇帝のブログ

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ギャンブルというもの
「逝きし世の面影」から一部転載。
宗純氏(管理人氏)の論はやや理不尽だと思う(内田樹は言論商売人として与えられた「お題」についてゴタクを述べただけであって、「詐欺」と言うには当たらない。詐欺とは、自分自身への利益誘導の目的が必須だろう。せいぜいが「欺瞞的議論」程度か。念のために辞典を見ると「詐欺=人をだまして利益をはかること」と書いてある。)が、論じ方は相変わらず面白いので、いろいろ啓発される。とは言っても、まだ私自身が深く考えたテーマではないので、取りあえず、備忘的に記事を保存し、そのうち「ギャンブル、ゲーム、遊び」がいかに人生と関わるかを論じてみたいと思う。
私自身はギャンブルは否定しない。それはゲームや遊びを否定しないのと同様である。
もちろん、ギャンブルは「カネ」が関わってくるところに大きな問題があるわけだが、それを言えば株を買うのもギャンブルだし、宝くじを買うのもギャンブルだ。競馬やパチンコはただ自分が手を動かし、頭を使っているという実感めいたものが多少は直接的に感じられるだけのことである。
「射幸心」が問題だと言うならば、射幸心を持たない人間などいないだろう。誰でも幸福を射止めたいと思っているのである。空から突然美少女が落ちてきて、貧しい炭鉱夫の少年に素敵な冒険が始まるとか、大金持ちのハンサムな男性が売春婦に恋をする、とか。(笑)


(以下引用)


『欠陥カジノ法案を批判した内田樹の特殊詐欺の鮮やかな手口』

護憲左派には絶大な信用力がある神戸のミッションスクール元教授の内田樹ですが、根が善良な大槻義彦とは大違いで、特殊詐欺として素晴らしい出来上がりであり、少しの間違いも書いてい無いのですね。全部が事実なので全員が間違いなく騙されるのである。
このように観客全員が注目する中で
超一流の奇術師が鮮やかに騙すさまは爽快ですらある。
二流の詐欺師は嘘で人を騙すので短時間に少人数しか駄目なのですが、一流は『真実』騙すので長時間、多人数でも可能なのである。(真実の断片を真実全部であると勘違いさせる手法)
知性』や『教養』、『経験』は自転車とか水泳と同じで人々が一度身についたものは、いくら超一流の詐欺師ペテン師でもを誤らせることは不可能に近い難事業jなのです。
ところが『知識』よりも大事な、『価値観』(何が一番大事であるかとの、物事の優先順位)の方は簡単に間違いに誘導出来るのである。(詐欺師は、人々の価値観を混乱させることによって騙すのです)


『先ず、賭博を批判してみせる』


内田樹はツイッターでも、『カジノの利益』とは『客の損害』 から生まれている明確な事実を簡潔な言葉で表しているのである。
内田樹の『カジノについて』には誰もが文句が付けれないような完璧な論になっている。(何時もながら導入部のマクラが素晴らしい出来上がり)
現在の日本は賭博を禁じる法律があるにもかかわらず、全人口 の5%近い賭博依存症患者が存在していて、この数字は世界の10倍もの凄まじい数字である。その賭博中毒が蔓延するの日本にカジノを新しく導入すれば被害が倍化するのは明らかなのである。
『内田樹の研究室』2014.10.21『カジノについて』でもグレーゾーンとしてのパチンコに若干触れているが、世界基準の10倍にも膨らんだ賭博中毒の蔓延が、パチンコ(ミニカジノ)の合法化である明らかな事実を完璧に無視しているのである
正しくは、『無視 』では無くて、日本国の街中に溢れるミニカジノ(パチンコ)を、『賭博のあるべき姿』として推奨しているのであるから呆れ果てる。
国会でカジノ法案が成立しても本当に日本国内にカジノが出来るのは何年も先の話である。(被害が出るのは、何年も先であり現在では無い)
例えるなら酒びたりのアル中患者が何年も先に高級洋酒を予約するような馬鹿話。アルコール中毒では今現在の日々の飲酒が問題である。(今を完全無視して、実現するかしないかあやふやな将来を真顔で心配するなど腹立たしい。基本的に嘘八百である)
何年も先の、実現するかどうかが不明の高級洋酒など、話題にするだけでも時間の無駄。阿呆臭すぎるのである。 


『内田樹いわく、』
『 
僕は別に賭博をやめろというような青臭いことは言いません。ただ、なぜ人は賭博に時に破滅的にまで淫するのか、その人間の本性に対する省察が伴っていなければならないと思います。賭博欲は人間の抑止しがたい本性のひとつです。法的に抑圧すれば地下に潜るだけです。米国の禁酒法時代を見ても分かるように法的に禁圧すれば、逆にアルコール依存症は増え、マフィアが肥え太り、賄賂が横行して警察や司法が腐敗する。禁止する方が社会的コストが高くつく。だったら限定的に容認した方が『まし』だ。先人たちはそういうふうに考えた。酒も賭博も売春も『よくないもの』です。だからと言って全面的に禁圧すれば、抑圧された欲望はより危険なかたちをとる。公許で賭博をするというのは、計量的な知性がはじき出したクールな結論です
と語っている。
オランダとかアメリカの幾つかの州では、この論理で日本国では厳罰であるマリファナを合法化しているのである。内田樹ですが、『我が日本でもソフトドラッグは解禁すべきだ』としないと論理の整合性が無い。
カジノの合法化論に関しては、 
賛成できません。法案は賭博を『日の当たる場所』に持ち出そうとしている。パチンコが路地裏で景品を換金するのを『欺瞞だ』という人がいるかもしれませんけれど、あれはあれで必要な儀礼なんです。そうすることで、パチンコで金を稼ぐのは『日の当たる場所』でできることではなく、やむをえず限定的に許容されているのだということを利用者たちにそのつど確認しているのです。競馬の出走表を使って高校生に確率論を教える先生はいない。そういうことは『何となくはばかられる』という常識が賭博の蔓延を抑制している。賭博はあくまでグレーゾーンに留め置くべきものであって、白昼堂々、市民が生業としてやるものじゃない。法案は賭博をただのビジネスとして扱おうとしている点で、賭博が分泌する毒性についてあまりに無自覚だと思います』
我が日本国ですが賭博や麻薬の全面解禁(合法化)こそ無いが、『禁止すると地下に潜りより悪質化する』との同じ論理で世界的に珍しい組織暴力団を合法化している。
そしてミニカジノ(パチンコ)を合法化しているのも世界で日本だけなのである。その結果は明らかで世界に比べて日本人の賭博中毒者の比率が10倍にも達しているのである。
何処の国でも一定数の中毒者は存在するが、世界の10倍の数字は異常過ぎる。完璧に狂っているのだが、その原因とは賭博場(パチンコ屋)が目の前にあり、最近では繁華街にとどまらず住宅街にまで、
一般市民社会の中に入り込んでいることが大きく原因している。余りにも距離が近すぎるのである。


 『国連にまで非難されている日本国の「在日特権を許さない会』のオレオレ詐欺のお粗末』


 御粗末な会計処理の女性大臣2人が同時に首になった前代未聞の今度の辞任劇ですが、『田中龍作ジャーナル』の最新記事、『ネギと団扇が巨悪を救った 小渕・松島辞任劇』2014年10月20日では、ヘイトスピーチの極右団体とねんごろな関係の靖国派の女性三閣僚を助ける為だったとしているのですが、・・・確かに、辞めた2人よりも、残っているネオナチに近い3人の方が遥かに悪質です。
何しろ国連とか外国特派員協会に真正面から喧嘩を吹っかけているような救いが無い連中なのです。間違いなく日本国を危険に晒す亡国のやからである。
この辞任と同じ時間に、ヘイト団体トップと橋下徹との、低級な罵倒合戦もありましたが、下手糞な出来レースに見えます。
政府も警察も右翼も左翼も全員で無視して、見ないふりをしているが『在日特権』を口に出すなら先ず最初に賭博禁止の立派な刑法違反である日本中に溢れるパチンコ屋(ミニカジノ)こそ取上げるべきであろう。
在日特権(膨大な利益を上げるパチンコ屋の違法営業)は、日本国の警察権力に守られて存在していたのである。
日本においてパチンコ業界とは、警察官僚の
数少ない天下り先であり日頃から警察が利権を保護しているのである(佐川急便に警察官僚が天下りして交通違反を見逃したことは社会から大バッシングにあっている


『パチンコ(ミニカジノ)撲滅に成功して経済が上向いた韓国、台湾を見習え』


もしも日本国の経済を少しでも考えているなら2006年に韓国に蔓延っていたパチンコ店を一掃して景気を浮揚させたノムヒョン韓国大統領を見習うべきであろう。賭博とは基本的にゼロサムゲームであり、勝者の利益とは敗者の損害のことであり、何一つ利益を生まないのである。
世界中で日本と文化が一番近いお隣の韓国でも一時は2万店近いパチンコ店が国中に溢れてギャンブル依存症により数々の悲劇が繰り返されていたのである。 
メダルチギとよばれていた韓国のパチンコは、日本の中古パチンコ台を輸入したもので24時間営業。日本と同じ換金方式がとられていた。
韓国ではパチンコで当時のノムヒョン大統領の甥や側近が関連する贈収賄事件が発覚。文化観光部の局長なども逮捕され、パチンコ廃止論が一気に沸騰。韓国警察は、2006年8月にパチンコ台100万台を没収。韓国ではパチンコは低所得者層の遊びだと見られていたので撲滅に成功したのかもしれない。
日本のパチンコ業界は自民党や民主党の国会議員だけでは無くてマスコミも広告収入で大きく依存しているため、パチンコ批判が出来ないのである。
韓国のパチンコ業界の売り上げは国内の自動車産業と同規模の1兆5000億円程度であり、我が日本国も同規模であると思われる。
パチンコでもカジノでも同じで、ギャンブルの場合での消費には波及効果がまったく無い。
ところが今までギャンブルに使っていた金を、自動車産業など他の生産的な消費行為に振り向ければ結果が大きく違い、車が一台でも余計に売れれば
自動車産業の場合には大きな裾野があり膨大な波及効果が考えられるのです。(韓国ではパチンコ禁止が経済振興に役立ったと言われている)


『益々悪化するパチンコ店の悪影響』


日本と関連が深い台湾にもパチンコは、かっは存在していたが現在は法律で禁止 されている。
日本以外ではアメリカのグアムなどにパチンコ店が存在しているが賭博( カジノ)として位置づけられ厳重な規制を受けている。
街中のギャンブル(ミニカジノとしてのパチンコ)が野放し状態なのは、世界中で日本だけなのである。
グレーゾーンどころか、パチンコの様な常習賭博は、刑法 第2編第23章 賭博及び富くじに関する罪)で 明確に禁止されている。
刑法第186条. 常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する。 賭博場を開張し、又は 博徒を結合して利益を図った者は、3月以上5年以下 ... 賭場開帳図利、同幇助は厳罰なのである。
一昔前には日本のパチンコ店があるのは人通りが多い駅前の繁華街にだけに、出店営業していた。ところが近年はスーバーマーケットと同じでパチンコ店も郊外に大規模な店舗が続々と作られている。
実は今までパチンコ店が集中していた繁華街とは最も定住人口の少ない過疎地域なのである。(一般市民の住民が少ない分、少しは被害を防いでいた)
逆に郊外とは住宅地でもあり都心よりも定住人口は圧倒的に多いのである。(本来違法な賭博場が普通の民家のすぐ側にあるなど、この国は狂っている)
何かの
中毒依存症)ですが、生活習慣病のようなものであり毎日毎日が大事なのです。その意味では住宅の近くにあるか、遠くにあるかの『距離の問題』は最重要であり、ギャンブル依存症(賭博中毒)の大量発生とパチンコの密接な関連性は論を持たないであろう。
(日本国のカジノが遠く離れた沖縄の離島に建設された場合にはマカオとかラスベガスと意味が同じである。ところが、東京大阪など大都市の
近く出来れば大問題になる)
カジノの有無や善悪の問題点などは些細な問題であり、実はカジノとの距離こそが大事だった。
マスコミや内田樹が論じるカジノ論ですが、これは善良な人々の良識を利用して間違いの迷宮に誘導する悪質極まる特殊詐欺である)


ヘイトスピーチの極

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