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徽宗皇帝のブログ

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園田の居に帰る
私も数年前から沖縄で隠者暮らしをしているが、住んでいるところは海にも山(というほどの山は沖縄には無いので、まあ、丘である。)にも近く、風光明媚な「半田舎」である。というのは、生活(買い物など)には何ひとつ不自由が無いから、都会暮らしと同じだという意味だ。環境は田園の環境で、生活の利便性は都会と同じ。現代では、その気になれば、そういう理想郷がかなり楽に手に入るのである。
まあ、若者にとっては「娯楽施設が無い」とか「ダサイ」という感覚が優先するかもしれないので、老後を過ごす場所としてのお勧めである。若者でも老人でも、ネットがあれば(映画でも音楽でもゲームでも読み物でも)ほぼすべての娯楽は手に入る時代なのではないか。

陶淵明の「園田の居に帰る」は、昔から私の理想的生活だったのだが、現在の居場所はそれに近い。居住環境としてはそれ以上だ。何しろ、どこからでも海が見えるのだから。丘に登る道は、上高地や軽井沢を思わせ、は大袈裟だが、年間を通しての気候の快適さはそれ以上だろう。つまり、一年中が避暑地の初夏の気候だ。

(以下引用)

“AKIYA”はジャパニーズドリーム? 外国人が見た日本の空き家 「古いから安いはおかしい」 地方の空き家をマイホームに選んだ理由は安さ以外にも…【news23】

ライブドアニュースより
https://news.livedoor.com/article/detail/26548906/
<転載開始>



TBS NEWS DIG Powered by JNN

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新たな視点と独自の取材で伝える新コーナー「eyes23」。今回は、深刻化する「日本の空き家問題」。いま、全国の空き家は900万戸。7戸に1戸が空き家になっていて、倒壊などのリスクも指摘されます。ただ取材を進めると、その「空き家」に新たな価値を見出す訪日外国人の姿も。どのような魅力があるのでしょうか。

【写真を見る】“AKIYA”はジャパニーズドリーム? 外国人が見た日本の空き家 「古いから安いはおかしい」 地方の空き家をマイホームに選んだ理由は安さ以外にも…【news23】

世界が注目している日本の“AKIYA”「古いから安いは変な感覚」

スウェーデン出身のアントンさん(31)は2024年、東京・中野区で空き家を購入しました。インバウンド向けの民泊にするため、現在、リノベーションをしている最中です。

スウェーデン出身 アントンさん
「空き家の怖いところが地震。メンテナンスされてないから。床を全部壊して、土間(コンクリート)を入れた」



喜入友浩キャスター
「ただかっこよくするんじゃなくて強くしている」


アントンさん
「強くしながらかっこよくします。これ(筋交い)がすごくかっこいいと思っているから」


築53年ながら、最寄り駅の東京メトロ新中野駅から歩いて5分ほどの好立地。気になる価格は…


アントンさん
「2000万円くらい。外国と比べたら安い」


しかし、古さは気にならなかったのでしょうか?


アントンさん
「私が育った家が築120年」


喜入キャスター
「築年数が長くても値段は」


アントンさん
「下がらないです。逆に壊す文化がないから、良いエリアに住みたければ、必ず築200~300年の家に住むしかない」


来日して間もない頃、スウェーデンと日本の住宅価格の違いにとにかく驚いたといいます。


アントンさん
「東京は世界で一番大きな街じゃないですか。家が古いから安いというのはちょっと変な感覚だと思います」


喜入キャスター
「スウェーデンで同じような家だと」


アントンさん
「6、7000万円ぐらい、もう足りないかもしれない。1億円ぐらいかな」


アントンさんは日本の空き家問題について…


アントンさん
「家のストックがありすぎる。日本人は新しいのが好き。たくさんの家があるのに新築を建てるから、空き家問題がどんどん増えていくと思います。自分の国では家を買えないのに、日本ではできるというのが、ジャパニーズドリームかもしれない」

日本の“空き家問題”解決の手立ては意外なところに?

今、増え続ける日本の空き家に外国人が熱い視線を注いでいるといいます。


4月に開催された外国人投資家向けのセミナーは、円安の追い風もあり大盛況。参加費8000円にも関わらず、80人以上が参加しました。


「空き家についての情報はとても役立ちます」
「日本市場に参入するのは難しいから、このセミナーは私たちが必要な情報と人脈を提供してくれた」


このセミナーを主催した1人がオーストラリア出身のジヴさんです。外国人の不動産購入を支援しています。


これまで150人以上の空き家購入に関わってきたジヴさん。今は、空前の“AKIYA”ブームだと言います。


日本トレーディング国際合同会社 ジヴさん
「3、4年前と比較すると、現在はほぼ全ての主要通貨の円に対する価値が40~50%近く上昇しているため、何を買うにも良い時期です」


ただ、取材を進めると、外国人が空き家を欲しがる理由は円安だけではないことがわかってきました。

“繋がり”と“自然”で選んだ地方のマイホーム

マイホームを探すアメリカ人のマイルズさん(35)に同行させてもらいました。訪れたのは、15%が空き家という熊本県の阿蘇市。


将来、家庭を持つことを想定してマイホームを探しているマイルズさん。


アメリカ出身 マイルズさん
「重視している点が3つあります。立地、地域の繋がり、自然環境」


1軒目は築35年の空き家です。


マイルズさん
「雰囲気がいいですね。トイレは一つだけ?」


日本サイズの家にはまだ慣れていないため、頭をぶつけることも…


続いて訪れた空き家は築56年。和風の作りに惹かれたといいます。


マイルズさん
「私はこれ(縁側)が大好きです。大きい空間に良い日差し、リラックスできそう。大きい窓もあって木もきれいです」


外に出てみると、近隣住民が畑仕事をしていました。 


近隣住民
「阿蘇は景色も良いし、空気も美味しい。畑なんかもそこで野菜ができる」


喜入キャスター
「彼が野菜作りを教えてほしいと」
近隣住民
「私もまだ…(初心者)」
マイルズさん
「私も」


別れ際には…


近隣住民
「ぜひ買ってください」


地元住民にも歓迎され、数日後、購入を決めました。


投資目的ではない、自らの住まいを地方の空き家で見つけたマイルズさん。


マイルズさん
「隣人はとてもフレンドリー。畑仕事のためのスペースも十分にあり、私たちが探していたものは、すべてそこにありました」


阿蘇市は「外国人が空き家を購入し、居住することは歓迎する」とした上で、日本に不慣れな外国人に向けて、「ごみの捨て方などを易しい日本語で書いた冊子を作るなど、環境整備をしたい」としています。


空き家に新たな価値を見出す外国人。問題を解消する手立ては意外なところにあるかもしれません。



<転載終了> 

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