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徽宗皇帝のブログ

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神宮の森の巨大な便座
最初のザハ案は「カブトガニ」そのものだったが、スタジアム本体を超えて高速道路をまたぐ巨大な二本の竜骨を、スタジアム内に収まる程度に縮小した結果、カブトガニかエイリアンめいた様相を失い、ただの便座になったわけだ。これではザハ案の意味があるのか。そもそも、二本の竜骨にデザイン的な意味があるとすれば、それがスタジアム本体を超えて自己主張をしている異形性にあったはずだ。
口の悪い人に言わせれば、便座よりももっとエロ方面の何かにそっくりだ、ということで、あんなグロテスクで卑猥なものを「神聖な」神宮の森に建てることを、右寄りの人々(特に日本会議ね)が許容するとすれば、彼らの正体も知れている、というべきだろう。
そもそも、デザインコンペで、最初から「日本人のデザインは排除する」という方針で選んだらしいし、ザハは「建築不可能なデザイン」を描くことで有名な建築デザイナーであるようだ。どうにもすべてが不透明で、やはり、「東京オリンピックは本当は開催しない」ことが分かっていての、金の争奪戦でしかないのではないか。とすれば、あらゆる汚物を飲み込む「便座」デザインこそがぴったりだ、と言えないこともない。(笑)


(以下引用)


小田嶋隆 @tako_ashi 7月10日

五輪にまつわる汚点と夾雑物を一身に集めているという意味で、新国立競技場は着工前にして既に首都の便座としての機能を遺憾なく発揮していると言えるだろう。

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