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グローバリストの犯罪は国境を超える






【ゴーン逃亡を擁護】”変装保釈”の担当弁護士に跳ね返る「日本司法の深刻なダメージ」

 
 
 
 



 昨年末に電撃的な極秘出国を果たしたカルロス・ゴーン元日産自動車会長の脱出劇の内幕が徐々に明らかになってきた。ゴーン元会長は1月8日、記者会見を開き、日本の司法制度を大々的に批判して日本の法曹界を揺るがしたが、深刻なのは非合法グループが国内に潜入し、ゴーン元会長の「出獄」を手助けしたことだ。


レバノンで会見をするゴーン元会長 ©時事通信社© 文春オンライン レバノンで会見をするゴーン元会長 ©時事通信社

「保釈のプロ」高野弁護士はブログでゴーン元会長を擁護

 今夏、東京五輪パラリンピックを控えた我が国にとって、事実上の犯罪集団が密入国し、テロさえ起こりうると再認識させたインパクトは計り知れない。今回のゴーン元会長の極秘出国を教訓に、日本は危機感を募らせなければならない。


 ゴーン元会長の弁護団の高野隆弁護士は、2019年3月の作業員姿の“変装保釈”でも注目され、業界では「保釈のプロ」との呼び声も高いが、元会長の出国を受けて1月4日、久々にブログを更新し、「彼が見たもの」と題した文章を寄せた。


「彼」とは、もちろんゴーン元会長のことだ。高野弁護士はこの文章の中で、ゴーン元会長から何度も「(日本で)公正な裁判は期待できるのだろうか?」と尋ねられたと告白し、「期待できないが、無罪という結果を出してみせる」と答えたとつづった。


 また、ゴーン元会長が特に妻キャロルさんとの接触禁止という保釈条件に「絶望を感じ」ていたと指摘。このような保釈条件を許容する現在の日本の刑事制度について「本当に恥ずかしい。一刻も早くこの状況を改善するために私は全力を尽くす」と伝えたという。


  さらに、ゴーン元会長の極秘出国に関しては「まず激しい怒りがこみ上げた」としつつ、「彼がこの1年あまりの間に見てきた日本の司法とそれを取り巻く環境を考えると、密出国を全否定できない」と擁護。「(高野弁護士自身を)裏切ったのはカルロス・ゴーンではない」とし、日本の刑事司法制度そのものが今回の事態を招いたとする考えを示唆した。

「密出国を擁護するなんて法を信じる人がする行為じゃない」

 この文章に対し、反発するコメントが多数投稿された。


「今回の密出国を擁護するなんて法を信じて仕事をしてる人がする行為じゃない。犯罪を擁護してまで日本の司法に従えないと言うなら、直ちに弁護士資格を放棄して他の仕事をするか海外に移住して下さい」


「ゴーンはお金持ちだから逃げられてよかったじゃんってだけじゃん。(中略)ゴーンの事件があってようやく日本の司法のダメさ加減に気づいて裏切られた気がしたっていままでなにをやってきたんだと、本当にプロかと問いたいわ」


「(高野弁護士が批判する)司法制度に何十年も携わってきたのがあなたなのでは? あたかも他人事かのような内容に私はほとんど殺意に近いものを感じます」

保釈率が拡大する傾向に疑問を投げかけたゴーン逃亡

 この反発ぶりにも明らかなように、今回のゴーン元会長の逃亡劇は、日本の司法制度を改革しようとするラディカルな法曹人に大きなダメージを与えた。多くの国民が「保釈許可や保釈条件が甘い」とすら感じたに違いなく、今回の件は、裁判員制度の導入に伴って保釈率が拡大する傾向に疑問を投げかけた。少なくとも、刑事裁判を専門とする弁護士にとって逆風となる出来事であり、今後、裁判所はより慎重な保釈判断を迫られざるを得なくなった。


  これに対し、捜査機関側(とりわけ検察側)は揺り戻しを強めている。すなわち、森雅子法務大臣は1月6日、「被告人にGPS装置を装着させるなどの行動監視を『議題の一つ』として、保釈制度の見直しを検討している」と発言したが、当然、この法相のアイデアには法務官僚(検事)の意向が作用していると考えていい。

検察幹部は「これで裁判所や弁護人に強い姿勢を示すことができる」

 今回の逃亡劇で一番笑ったのは、ゴーン元会長に違いない。そして、ある検察幹部はこううそぶいていた。


「もちろん、ゴーン元会長が本当に極秘出国するとまでは思っていなかったが、結果的に我々が心配したようになった。おそらくゴーン元会長の公判はもう開けないだろう。検察は、今回の逃亡劇を盾に、裁判所や弁護人に保釈の運用について強い姿勢を示すこともできるようになったし、何よりゴーン元会長の無罪判決という最悪のシナリオも消えた」


 

 保釈を認めたことを批判される裁判所、保釈条件を守ると誓約しておきながらゴーン元会長を逃したことを批判される弁護人。唯一、批判を受けないのが検察という構図。検察側は一時、楽観的な受け止めさえしていた。今回の出国劇で、検察は得をしたのではないか。そんな観測も流れた。


 しかし、8日に会見を開いたゴーン元会長は特捜検察の捜査を強烈に批判し、「人権を無視した取り調べ」を強調した。これに対し、森法相や東京地検の斎藤隆博次席検事が相次いで記者会見し、ゴーン元会長の言い分に猛反発した。今や、法務検察は怒り心頭だ。「国際社会で恥をかかされた」と地団駄を踏んでいる。

ゴーン逃亡は「非合法集団が潜入できる日本の現実」を浮き彫りに

 ただ、今回の脱出は法曹界という一定の業界へのインパクトに限られたと思うべきではない。いわゆる民間軍事組織とも言える「警備会社」が暗躍し、米特殊部隊(グリーンベレー)での活動歴がある人物らがゴーン元会長の出国を手助けしたことが明らかになってきた。そして、その非合法集団は既に日本を離れている。


 これは、裏を返せば、日本の法律に反することをたやすくやってのける外国人グループが潜入しうることを意味している。つまり、目的が違えば、テロ行為が起こりうることを示唆している。東京五輪が始まる前に、この教訓を生かし、徹底した水際作戦とセキュリティー対策を講じなければ、「世界一」をうたう日本の安全神話は崩壊するだろう。


(平野太鳳(ジャーナリスト)/週刊文春デジタル)








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アングロサクソンお得意の陰謀(追記あり)

「阿修羅」記事だが、イランがウクライナの飛行機をミサイルで撃墜する合理的な理由が無い。単なる事故を英米関係諸国がイランのせいにしようとしているだけだろう。まあ、「心理戦」というよりは汚いデマ工作である。
飛行機の事故は離陸直後と着陸時に最も多いというのは常識である。この場合は、離陸直後からすでに室内が燃えていたという話(携帯電話からの通報か)もあるようで、少なくとも、イランのミサイルによる攻撃ではないだろう。繰り返すが、イラン側が自国内でウクライナの飛行機をミサイル攻撃するメリットはひとつも無い。

(追記)「ネットゲリラ」によると、ウクライナ旅客機が軍用空港の上を通ろうとしたため撃墜されたものらしい。イランのミサイルではないだろうという私の推測は外れたわけだが、「戦時中」に軍用空港の上をなぜ通ろうとしたのか。軍用空港爆撃だと認識されて撃墜されて当然だろう。ミスはウクライナ機の側にあるようだが、乗客乗員は気の毒だ。



うっかりさん

| コメント(9)

イランがウクライナ機撃墜を認めたというんだが、せっかくおいらがCIA陰謀説を書いてやったのにw ミサイルで落とされたとしても、「オレじゃない、CIAの工作員だ」と言ってりゃいいのにw ウクライナ機は通常のコースを外れて、軍用空港の上を通ろうとしたというので、アレだ、大韓航空機事件と同じですね。民間機を使ってスパイ行為をしようとして撃墜されるというのは、まぁ、ありうるケースだ。

速報。

双方ともに、何とか戦争を回避しようと動いているので、ここは正直に謝っちゃった方が得だと思ったのか?







★阿修羅♪ > 国際28 > 171.html
 ★阿修羅♪

イラン ウクライナ旅客機が撃墜されたという主張は「心理戦」(Sputnik日本)
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/171.html
投稿者 HIMAZIN 日時 2020 年 1 月 10 日 19:17:57: OVGN3lMPHO62U SElNQVpJTg
 

(回答先: イランの地対空ミサイルが旅客機撃墜-「証拠ある」と英、カナダ首相(ブルームバーグ) 投稿者 赤かぶ 日時 2020 年 1 月 10 日 11:46:15)


https://jp.sputniknews.com/middle_east/202001106999642/


イラン ウクライナ旅客機が撃墜されたという主張は「心理戦」


2020年01月10日 08:00(アップデート 2020年01月10日 08:13)


10日、イランは、乗客乗員およそ180人を乗せイランで墜落したウクライナ国際航空のボーイング737-800型機について、旅客機がイランによって撃墜されたという主張は「心理戦」であると明らかにした。ロイターがイラン政府のラビエイ報道官を引用して伝えた。


イランは事故で国民を失った国々が調査に参加することを歓迎した。さらに、ボーイングの代表がブラックボックスの解析に参加することを求めた。


さらに、イラン民間航空局のアリ・アベドザデフ局長は改めてウクライナ航空ボーイング機とミサイルとの関連を否定した。


先に、米国の複数のメディアはウクライナ旅客機がイランによって誤って撃墜された可能性が高いとする米政府関係者の見方を報道した。


また、カナダのトルドー首相は旅客機がミサイルによって撃墜されたことを示す証拠があると語った。


イランでボーイング機墜落


イランの首都テヘランで8日、ウクライナ国際航空のボーイング737-800型機が墜落した。キエフ行きのボーイング機は、テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸した直後に墜落した。


同機に搭乗していたイラン人、ウクライナ人、カナダ人、ドイツ人、スウェーデン人、アフガニスタン人の乗客167人と乗員9人の計176人が死亡した。


先に発表されたイラン民間航空機関の報告書によると、ボーイング機は飛行中にすでに燃えていたという。








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世界から戦争が消えるのは何百年先か

まあ、これからの戦争は、人を殺さず、相手の兵器や武器弾薬倉庫、空軍基地滑走路の類だけを破壊し合う戦争にするのもいいのではないか。それなら、戦争を陰で煽る軍需産業やそこからカネを貰っている政治家も官僚も、金儲けのネタは尽きないからいいわけだ。まあ、戦争映画やロボットプロレスアニメ・映画が好きな人も、べつに人が死ぬのを喜んでいるわけではないだろう。
その「戦争」にかかるカネは税金から出るわけだが、国民全員が悲惨な状況になる本物の戦争よりはマシである。それ以前に、軍需産業という馬鹿な産業と、軍隊という、ただ戦争のために存在する組織が、世界的合意の下で消えて無くなれば一番いい。
しかしまあ、「テロとの戦争」は、軍需産業(背後のユダ金)の見事な発明だよな。これを口実に、あと何百年かは戦争が好き勝手に起こせる。

(以下引用)




なるほど、死者0ってのも肯けますね。


















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イランには戦争拡大の意志無し、か

どうやらイラン米国戦争は手打ちが行われそうな気配である。
「酔生夢人」ブログに書いた易占の解釈が当たったとも言えそうだが、まあ、私は霊感はゼロだから、易は、思考のきっかけにすぎない。出た卦の解釈をする作業が面白いのである。案外、昔の中国の偉い連中も、そういう易の使い方をしていたのではないか。つまり、単なる日常的な論理の流れでは出てこない、不思議な卦に出くわすことによって、思考のグラウンドが拡大されるということだ。

ただし、下手をしたら世界が第三次世界大戦の危機にさらされることになった可能性は高かったわけで、そういう「想像力」の無い野次馬たちが、「自分は最初からこうなると思っていた」と言うのは、嘘でなければ、単なるアホである。
しかも、危機が防がれたかどうかは、まだ確定ではない。


(以下「ネットゲリラ」から転載)


と、いうわけでこの件おわり!

| コメント(0)

アメリカが今、中東に貼り付けている兵隊の数は在日米軍に匹敵する数だと言うんだが、日本と違って連中は「思いやり予算」なんてしてくれないので、負担が大変だ。それでトランプは米軍を引き揚げさせようとしているんだが、米軍利権で食っているユダ菌軍産複合体は永遠に米軍を駐留させて軍事費を垂れ流しさせたいので、トランプと対立していたわけだ。で、トランプは、「やるっつうなら、すぐやれよ、戦争しちまえよ、出来るもんだったら」と、いきなりスレイマニ暗殺という暴挙に出た。戦争屋は戦争になってしまったら儲からない、その手前をズルズルと維持したいわけで、トランプの暴走を必死で止めるんだが、結果として膠着状態が破れ、米軍は中東から撤退する事になるだろう。「邪魔者は消したんだから、もう引き揚げてもいいだろ。どうだ、オレサマの手柄だぞ」と、トランプは自慢したいところだw

日本政府関係者によりますと、イランによるイラク駐留アメリカ軍へのミサイル攻撃で緊張が高まっていた日本時間の8日夜、イラン政府の高官から日本政府の高官に対し「報復措置は完了した。イラン側から事態をエスカレートさせるつもりはない」という連絡があったということです。

ところでイランにとってのスレイマニというのはどういう位置の人物かというと、「次期大統領候補」との見方もあって、現執行部としてはむしろ邪魔者になりかかっていたという部分があるわけだ。スレイマニが殺されれば喜んだり安心したりするヤツもたくさんいる。まぁ、ここはスレイマニの首を差し出すから米軍は中東から撤退してね、という、阿吽の呼吸ってヤツだなw







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議会(政府)は「国民の意志」に従うのが当然

別に私はイギリスのEU離脱を喜んでいるわけではないし、それがイギリスのためになるかどうかは分からない。しかし、国民投票で決まったことを代議士たちが拒否したのでは、民主主義の根本を否定するわけだから、決まったからには実行すべきだと主張しているのである。
で、あれこれ揉めはしたが、ブレグジットは実行される様子なので、日本よりはまだイギリスには民主主義は残っているな、と思っている。




英下院、EU離脱法案を可決


 【ロンドン=広瀬誠】英下院は9日、英国が1月31日に欧州連合(EU)から離脱するために必要となる離脱協定案の関連法案を賛成多数で可決した。今回の採決は下院の最終手続きで、法案は上院に送られる。今後、法案は上院の承認とエリザベス女王の裁可を経て成立する見込み。











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自衛隊員の海外派兵での「自殺者」56人

安倍政権の国民虐めと売国政策は枚挙に暇が無いが、ここでは「ネットゲリラ」記事の本文コメントの一部だけを示しておく。政府による殺人(チェスタトンの「折れた剣」と同じ意味での殺人。つまり、間接的殺人だ。)とその隠蔽である。


(以下引用)なお、最初のコメント中の「ニュース24」記事は転載不可の仕様なので元記事参照。明らかに、危険地域での活動(安倍政権のメンツのためだけの無意味な派兵)のために殺された若者たちだ。



自民党、ひどすぎるよ
現地で殺された自衛隊員を自殺扱いして
ご遺族にちゃんとしたお金すら支払わないって有りえないよね
国を守ってくれる自衛隊員の命をなんだと思ってるんだろう?

海外派遣の自衛隊員 自殺者数56人
http://www.news24.jp/articles/2015/06/05/04276712.html
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南スーダンに安倍が自衛隊を派遣した時も
現地では少年兵の死体がそのへんいゴロゴロ転がってたのに
稲田朋美は国会で、平和で安全な国みたいなことほざいてたよね
おまけに日報まで隠蔽して
今回もまた自衛隊員の死がなかった事にされるのかな?
もうここまできたら政党っていうよりも犯罪集団じゃないの
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自民党は自衛隊員が現地で死んでも
特別給付金も特別弔慰金も支払うのが嫌だから自殺ってことにしたの?
いまどき後進国ですら戦地で亡くなった兵士には手厚い特別給付金を支給しているというのに
完全に舐めてるよね
日本と何の関係もないアメリカの戦争手伝いに行って
死んだ自衛隊員は、「はい勝手に死にました~w」って・・・・無いわ
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上皇陛下が靖国神社を批判なさった時にネトウヨが
天皇はチョンパヨクって言いだした時には椅子から転げ落ちそうになったわ
カルトすぎて恐怖を感じた
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*「ネトウヨ諸君見たか?安倍晋三の卑怯な振る舞いを!」
... 海自の若者たちは中東に送り、自分の訪問は中止だと。
普段デカいことを吹かす人間は、土壇場になれば仲間を見捨てて真っ先に逃げ出す。
祖父の岸信介とそっくりだ!






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自己の他者化という「生活の技術」

昔書いた文章で、このブログにも載せてある「生活の技術」の一節を再掲載しておく。
昔の文章を今自分で読んでも、その趣旨に自分で賛同するというのは、私が二十年以上も精神的に進歩していないということだろうかwww
だが、特に若い人には参考になり、生き方を容易にする内容だと思うので、再掲載するわけだ。

(以下自己引用)

生活の技術 8

8 心術の6「感情のコントロール」あるいは自己の他者化

感情は理性ではコントロールできないのが普通である。自分で自分の心が意のままにならないのだ。では、なぜそうなのだろうか。
ここで言うコントロールできない感情とは、怒りや悲しみといったマイナスの感情である。喜びや楽しさなどの感情なら、コントロールする必要は無い。なぜなら、それらは「幸福」の実体なのだから。つまり、幸福とは我々が喜びや楽しさの感情で充たされていることなのである。逆に、我々が怒りや悲しみの感情で充たされているときは、我々は不幸なのである。したがって、幸福とか不幸とかは結局は感情の問題に帰着する、と言える。つまり、外部的な条件は幸福や不幸の条件にはなりうるが、幸福や不幸そのものではないのである、世の中の人間の多くはここを錯覚しているのだが。
何億円もの年収があり、映画女優かモデルのような美女を恋人にし、名声にも恵まれている人間を見たら、多くの人は彼を羨望するだろう。私も多分そう思う。だが、一瞬の後には、「だが、本当に彼は羨むべき存在かどうかわかったもんじゃないぞ」と私は考える。というのは、人間の本当の生活は、彼の心の内部で起こる生活、つまり彼の感情生活だと考えるからである。たとえて言うならば、味覚障害の人間にこの世でもっとも贅沢な美食を与えたとして、その彼を羨むかどうかということである。もちろん、羨ましくもなんともない。だが、世の多くの人間は、彼がその美食を口に運んでいるという事実だけを見て、彼を羨むのである。
要するに、大事なのは我々自身に適切な感受能力があるかどうかということなのである。
とりあえず、それはあるものとしよう。そうすると、問題は次のようになる。
「我々がどうあろうが、我々の毎日の生活は外部の条件に左右され、我々の感情もそれによって幸福になったり不幸になったりする。それにどう対処すればいいのか」ということだ。
言葉を変えれば、外的な条件によって心が動揺せず、穏やかな幸福感を保ち続けるにはどうすればいいのか、ということだ。これが冒頭に書いた、「感情のコントロール」の問題である。果たして感情はコントロールできるのかどうか。冒頭に私は「感情は理性ではコントロールできない」と書いた。それで話が終わりでは「心術」の意味がない。
感情は理性でコントロールできるという想定で考えてみよう。それには何が有効か。

ここで、妙なテクニックを提出しよう。それは「自分を他者化する」という方法である。
ある出来事によって生じる負の感情が制御できないのは、その出来事が自分自身の存在を傷つけるからである。それが他人事なら、我々は平気なものだ。「我々は他人の不幸に平然と耐えきれるほどに勇敢だ」と皮肉ったのはラ・ロシュフーコーだったと思うが、まさしくその通りであって、マイナス感情はすべて、それが自分に関わる何かを傷つけるところから生じるのである。自分の恋人や友人の不幸が我々を傷つけるのも、我々がその恋人や友人と一体化した感情を持っているからなのである。だから、たとえば自分のひいき俳優や歌手の悪口を言われると我々が不愉快になるのは、その悪口が、「その俳優や歌手が好きな自分」とか、「自分の趣味」への批判になるからなのである。つまりは自分自身が攻撃されたように感じるから我々は不愉快になるのである。
言い換えれば、我々が負の感情を感じるのは、その出来事が我々への攻撃だと無意識に判断しているからであり、その土台には我々のナルシシズムがある、と言える。
そこで、「自己の他者化」という「心術」が対策として考えられる。
「自己の他者化」とは、自分という存在と我々の精神の中の自我(自我とは思考の主体だとしておこう)とを切り離すことである。そして、自我のみが真の自分であり、他の部分は自分のロボットだと考えるのである。つまり、私という自我が私というロボットを操って行動させているのだと考えるのである。そして、その操られている自分は真の自分ではないから、それに対する如何なる攻撃も批判も気にしないようにするのである。
言い換えれば、これは「日常を演技する」ということだ。
ビートたけしが、「俺は笑わすのは好きだが、笑われるのは嫌いだ」と言ったことがあるが、「笑われる」とは、彼自身が笑われることであり、「笑わす」とは、彼の演技によって彼の虚像が笑われることだ。見かけの上ではどちらも同じに見えるが、内実は違うのである。彼が「笑わす」場合でも、見かけの上では笑われているのは彼だ。しかし、その時、彼は「自分自身が笑われている」とは思わず、「演技している自分を笑わせてやっているのだ」と考えるのである。本質的にシャイな人間である彼がなぜ、舞台に立って、笑われることに耐えきれるのかと言えば、それは「笑われているのは自分ではない」からである。
これで、「自己の他者化」ということがわかるかと思う。
我々は実は、日常的に演技をしている。ただ、それに対して無意識なだけである。前にも書いたが、『徒然草』の中に、「人と交わると、言葉は、他人がそれをどう聞くかを顧慮しての発言となり、自然のままの言葉ではない」という一節があるが、発言に限らず、他者と交わる時の我々の言動のすべては他者を顧慮した「演技」なのである。あるいは、他者を顧慮した「政治的行動」なのである。
そして、そうした演技から解放された時に我々の願う「随所に主となる」ことが達成されるのだが、それは、あるいは演技を演技と意識しなくなった状態なのかもしれない。自分の演技の無様さに不愉快さを感じている人間が、他者との交流を不快に思うようになり、引きこもりなどになるのだろう。自由自在に演技のできる人間こそが「この世界のチャンピオン」なのである。
演技の話は前にもやったので、ここでは「心術」としての「自己の他者化」という方法だけを心に止めておけば良い。要するに、誰にも「真の私」を理解できるはずは無いのだから、他者の批判や攻撃はすべて的外れであり、それを私が一々気にするには及ばないということである。この世のすべては自分をも登場人物の一人とする人形芝居にすぎない、というような考え方をすればいいのである。言い換えれば、「自分という存在や自分の感情をあまり過大視するな」ということだ。
もちろん、この考え方は「だから何をしてもよい」とか「だから責任を取る必要はない」とかいう短絡的な思想に至ってはならない。あくまでこれは精神的な姿勢の話であり、演技だろうが何だろうが、人の社会的言動のすべては(本当は、内面的生活もそうだが)その人に返ってくるのである。禅問答で、「お前は、そのうち閻魔大王に飯代を請求されることになるぞ」と言う面白い言い方があるが、要するに、一生を終える時に、お前は自分の生き方を後悔しないか、ということだろう。これを現代風に言えば、「お前の人生の責任はお前自身にある」という「自己責任」になるが、









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復旧報告

何かの理由(ある種のウィルスだと思う。)でネット(主にマイクロソフトエッジを使用)への接続そのものができなかったが、つなぎっ放しの電源をいったん切ることで回復できたようだ。まあ、今後もそういうことはあるだろうし、完全にネットとアクセスできなくなることもあるだろう。前に書いたように、すべては一期一会である。
私自身、ネット中毒気味だったから、ネットと程よい距離を取るいい機会かもしれない。

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すべては一期一会

「酔生夢人」ブログにも書いたが、パソコンの不調(症状多数で、その症状も一日、あるいは数日で消えたりする。)のため、記事を書くことが困難なのだが、このパソコンの単なる故障なのか、(特定パソコンを狙った)何かのウィルスのためなのか、ブラウザー側が政府に忖度して「不逞ブログ」に意地悪しているのか、原因は分からない。
まあ、書ける間は書いて、あまりにも面倒になったら、その時点でこのブログも終了、とする。「色は匂へど散りぬるを、我が世誰ぞ常ならむ」である。

(以下引用)


イラク議会、米軍撤退を要求 駐留終了を決議

中東・アフリカ
2020/1/6 1:15

イラクの議会は5日、緊急会議を開き、米軍を念頭に外国部隊の駐留終了を求める決議案を可決した。イラクには過激派組織「イスラム国」(IS)への対応などで5000人規模の米兵が駐留しており、米軍の撤収を求める内容だ。米軍がイラン革命防衛隊の精鋭部隊のソレイマニ司令官をイラクで殺害し、国内で反米感情が高まっているのを反映した。

イラク中部ナジャフでイランのソレイマニ司令官のひつぎを取り囲み追悼する人々(4日)=AP

イラク中部ナジャフでイランのソレイマニ司令官のひつぎを取り囲み追悼する人々(4日)=AP



イラクのアブドルマハディ暫定首相は同日、外国部隊の駐留終了について「国内でも対外的にも困難に直面するかもしれないが、イラクにとって最善だ」と述べた。決議の実効性は不明だが、米軍の中東戦略が修正を余儀なくされる可能性がある。



イラクはイスラム教シーア派が主導する政権となってから、同じシーア派の大国イランの影響力が強まった。ISとの戦いでは米国と協力関係にあるが、米軍がソレイマニ司令官を殺害したことを巡っては「主権侵害だ」との批判が高まっていた。


イラクで活動するシーア派武装組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」は4日、イラク治安当局に対し、5日夜以降は米軍が拠点を置く基地の1キロ以内に近づかないよう警告し、報復を示唆した。


ソレイマニ氏の遺体は母国イランに到着するのに先立ち4日、イラクで首都バグダッドやシーア派の聖地ナジャフ、カルバラを通過した。多くの市民が葬列に加わり、死を悼んだ。













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ゴーン逃亡への安倍政権「沈黙」の謎

「逝きし世の面影」記事の一部を転載。ゴーン脱出を助けた警備会社を日本政府は刑事告発すべきだろう。ゴーンの「犯罪」内容への疑義や日本の「人質司法」や「逮捕者の有罪率98(か?)%」という、「検察が裁判所を兼務している」ような日本司法の異常さは、それはそれとして問題にすべきで、ゴーンの逃亡は明らかな「犯罪行為」なのだから、それを認める言説は、「悪法も法なり」という、法の支配の大原則を無視することになる。
あるいは、日本政府の「沈黙」は、政府自体がこの逃亡を黙認している証拠かもしれない。ユダ金同盟からの命令かwww
なお、プライベートジェットでの入出国や荷物検査が簡易であるというのは、世界的な「上級無罪」の一例だろう。つまり、上級国民は銃砲も麻薬も容易に持ち込めるわけである。



(以下引用)



東京地検、ゴーン被告逃亡に遺憾 「捜査で経緯明らかにする」1/5(日)  共同通信

日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)について、東京地検の斎藤隆博次席検事は5日、「わが国の司法手続きを無視し、犯罪に当たり得る行為で遺憾だ」、「関係機関と連携して迅速かつ適正な捜査で逃亡の経緯を明らかにし、適切に対処する」。
検察が勾留を求めたのは、やむを得なかったと説明。「逃亡は自らの犯罪に対する刑罰から逃れようとしたというにすぎない」と指摘した。
(抜粋)



『ゴーン被告、監視中止当日に逃亡 日産手配の業者に告訴警告』1/4(土) 産経新聞


カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに逃亡したのは、自身を監視していた警備業者について刑事告訴する方針を表明し、これを受け業者が監視を中止した直後だったことが3日、関係者への取材で分かった。

弁護人の弘中惇一郎弁護士は昨年7月、ゴーン被告が同4月に保釈されて以降、保釈条件で指定された東京都内の住宅周辺を何者かに見張られたり、外出先まで尾行されたりしていると明らかにし、「重大な人権問題」と訴えた。
同12月25日、弁護団で調べた結果、行動監視していたのは東京都内の警備会社だと判明。ゴーン被告本人から委任状を受け、警備会社を軽犯罪法違反と探偵業法違反の罪で年内に刑事告訴すると表明。「日産が業者を使って保釈条件違反をしないか見張っている」とした。
警備会社に依頼した日産側は、刑事告訴で、24時間続けていた行動監視を同月29日にいったん中止。ゴーン被告が逃亡するために、住宅を出たのは監視が外れた直後の同日昼ごろだったという。
(抜粋)


『妻との接触制限「これは刑罰じゃないか」ゴーン被告、弁護人に不満漏らす』2020.1.4 産経


保釈中にレバノンへ逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)弁護人だった高野隆弁護士が4日、ゴーン被告が海外逃亡したことについて見解を明らかにした。高野氏は主な原因は保釈条件で妻、キャロルさんとの面会を原則禁止されたことにあるとし、「この密出国を全否定することはできない」。
ゴーン被告は「そんなことで公正な裁判は期待できるんだろうか」との疑問を度々、口にし「手続きが進むにつれて、彼の疑問や不安は膨らんでいったようだ」という。「国際人権規約に違反することが明白な保釈条件が、どんなに手を尽くしても解除されないことに彼は絶望を感じていた」とし、ゴーン被告は「これは刑罰じゃないか。一体いつになったらノーマルな家族生活を送ることができるんだ」。
(抜粋)


『ゴーン逃亡に沈黙し続ける日本政府の「無責任」


各国の政府関係者はコメントしているのに』 1月5日(日)東洋経済 Régis Arnaud : 『フランス・ジャポン・エコー』編集長、仏フィガロ東京特派員

日本から逃亡したゴーン氏の足跡が少しずつ明らかになってきているが、日本政府や入管当局はいまだ沈黙を貫いている

「沈黙」はマーティン・スコセッシが遠藤周作原作の映画の題名で、それは今、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏の華々しい逃亡劇に対する日本の政治家や当局者たちの反応を雄弁に物語るものとなっている。


ゴーン氏が昨年末、突如としてレバノンの首都、ベイルートに姿を見せて以来、フランス、トルコ、レバノンの官僚たちはみな、この事件についての見解を表明している。ところが、日本の政治家たちは沈黙している。この国際的な話題のいちばんの当事国であるにもかかわらずだ。出入国管理手続きの任を負う法務相ですら、この問題の事実についてコメントしていない。

民間警備業界では知られた人物が助けた?

昨年12月29日に、TCTSRと呼ばれるプライベートジェット機のボンバルディア グローバル・エクスプレスが、トルコのジェット航空AS運航で、関西国際空港のプライベートジェット機専用施設「玉響(たまゆら)」から、楽器ケースに入ったゴーン氏を乗せてイスタンブールへと飛んだ。
米ウォールストリート・ジャーナル紙によれば、機内には乗客2人で「民間警備業界という小さな狭い世界では知られた男」マイケル・テイラーとジョージ・ザイクはテイラー関連の警備会社従業員。
航空機をリアルタイムで追跡するFlightradar24で入手できるデータによると、TCTSR機は関空を飛び立つ前日、28日にマダガスカルのアンタナナリボを出発、ドバイに立ち寄り、関空に到着した。


重要な役割を果たしたンタナナリボ
理由はマダガスカルの立地にある。アンタナナリボにあるイヴァト空港は多くの航空機が利用する重要な航空ルートから離れた場所にあり、保安管理が緩いことでも知られているのだ。アフリカに近いことから、この地域で紛争があった場合など、警備会社が要人の脱出を図る際にも利用されている。
つまり、ゴーン氏を「解放」するミッションを受けた警備会社にとって、アンタナナリボは絶好のスタート地点であった。ドバイに立ち寄ったのは、おそらく航空機に給油するためだろう。関空の玉響ゲートを通って前述の2人が29日、日本に入国したのだとしたら、彼らは入国後すぐにゴーン氏と落ち合い、彼を楽器ケースの中に入れ、税関を通って日本を出国したということになる。

プライベートジェットの荷物検査はゆるい

脱走するのにあたってゴーン氏が越えなくてはならない国境はただ1つ、日本の国境だけだった。
「空港の荷物検査は武器や爆発装置を検知するために実施されている。プライベートジェットの場合、顧客が自らを噴き飛ばしたいはずはないから、彼らの荷物はほとんど検査されない。まったく確認しない場合もある」と空港運営の企業役員は打ち明ける。

今夏のオリンピック開催に先駆けて、日本の入国管理局は空港セキュリティ対策の詳細をメディアに披露し、日本の国境管理がスムーズかつ安全であることを示してきた。これは、日本にとっても、他国にとっても非常に重要なポイントである。だからこそ、出入国在留管理庁は昨年12月28日と29日に関空の玉響で何が起こったのか――誰が飛行機に乗っていたのか、手荷物の適正な検査は行われたのかなど――すべてを詳細に説明する必要がある。
(抜粋)



記事の主眼は、ゴーン氏逃亡事件に関して日本の公権力からなんの説明もないことへの批判。
こういう場合は、なにか当事者に都合が悪い情報が隠されていると推定するのが普通の考え方。ここはスルーしてはいけない。



世界が激震している米国とイランの紛争、世界が驚いたゴーン氏の逃亡に対して、日本の総理大臣が何もコメントしないって何なん?
休日に映画やゴルフ行ってるのは100歩譲っていいとしても、きちんと公式コメントを出すのが総理大臣の責務だし、完全な職務怠慢だと思う。
 




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