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メモ日記「政治・社会」15

#129 バランス・シート的思考

人間性の根本的欠陥として、我々は物事を一面的に見てしまう傾向がある。これを利用したのが様々な手品で、手品師が右手で何かをしているときには左手にトリックがある、というのが手品の原則だ。マスコミや政治のトリックも同様で、マスコミがくだらない問題をトピックにしている時は、必ず真の重要な政治課題が裏でこっそりと推し進められていると考えたほうが良い。我々のやるべきことは、人間性のこのような欠陥を常に意識し、物事をバランス良く眺める習慣をつけることである。
バランス・シートとはもちろん会社の経営状態を表す表の一つだが、「貸借対照表」とも呼ばれている。つまり、その会社の資産と負債を表の左右に並べたものだ。この左右が釣り合っていれば、その会社は健全だということになるが、この考え方は面白い。我々は普通、借金が無く、資産だけがある状態を健全な状態だと考え、そうなろうと努力する。しかし、本当は「借金も財産のうち」なのである。なぜなら、借金は資産の形で自分の懐に残っているからだ。たとえば、国の借金である国債は、様々な社会資本となって国民の財産として残っている。使われた金だけを考えるから、それが無駄に消費されたように思うのである。もちろん、その過程でいろんな人間が金の一部を自分のポケットに入れるから、それに怒る気持ちは分かるが、国債の使途の大部分は一応は有益なものだ。そうしたバランス・シート的見方をするなら、問題は借金ではなく、金の使い道にあると分かる。

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