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徽宗皇帝のブログ

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「お父さんの恋人」と「お母さんの昔の恋人」
なるほど、私も少し引っかかってはいたのだが、読み流して(そんな言い方はあるのだろうか)いたのを、さすがに小田嶋師は見逃さない。「お父さんは(現在いる)恋人を」と「お母さんは昔の恋人を」では、明らかに違いがあるわけで、こうした、男はジジイになってもカネと権力さえあれば女は寄ってくる、ババアになった女に寄ってくる男はいない、という思想はべつに昭和だけのものではないとは思うが、明確に多くの男が持っている女性差別思想だろう。男に都合よく作られた封建時代の文化の残滓である。

なお、ここには載せていない別ツィートで、安倍総理のミソジニー(女性嫌悪、あるいは女性恐怖症)についても書いているが、私は女性差別(嫌悪も恐怖も無しに、ただ女性を下に見る文化風土や家庭環境から、女性を差別することもある)とミソジニーとはまったく別だという考えで、ミソジニーは女性差別の動機のひとつにすぎないと思っている。そして、小田嶋師は日本の権力社会をホモソーシャルと表現したりするが、同質の下劣な思考形態の男どもの集まりをホモ的というのは、ホモに対する差別であり、外国だと最近のLGBTに関するポリコレ棒で殴られる可能性がありそうな気がするが、まあ、日本のホモはどちらかというと政治的に立ち上がって戦うタイプでもなさそうだ。もっとも、私はホモとオカマの区別もつかない(何となく分かる気はするが)人間なので、偉そうに言うほど知識はない。男と男の友情というのは性的感情とはまったく無関係だ、というのがほとんどの男の感覚であり心情なのではないか。

  1. 小田嶋隆‏ @tako_ashi 7月17日
  1. お父さんに「恋人」(←「愛人」を「恋人」と呼ぶことが「ユーモア」だと思ってるわけです)がいることは、「男の甲斐性」と見なされていたりする。たぶん、日本会議的の皆さんの旧民法スタンダードの家族観は、核家族以外に、愛人、二号さん、妾、を含んだ拡大家族を想定しているのだね。
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    1. 7月17日
    1. 「お父さん、恋人も誘って」は、これ、「お世辞」のつもりだよね。「外に恋人がいる魅力的なお父さん」という含意。  で、対お母さんには「昔の恋人」という言い方になる。これも「独身時代はモテたんだよね♡」という含み。  なんという無邪気な性差別。完全に昭和の政治家家庭の家族観ですね。
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