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徽宗皇帝のブログ

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「トランプ対ディープステート」は真実かどうか
ネットの一部、特に意識高い系政治サイト(ブログ)では、「トランプはディープステート(アメリカの政界の裏側にいる、真の支配者たち。基本的にウォール街。)と戦っている」という見方が多いのだが、私はそれには懐疑的だった。トランプという人間の人間性をそれほど信じていないからである。
だが、下のようなマスコミ(エスタブリッシュメントグループの広報役)との戦いを見ていると、トランプお得意のプロレス(八百長)とだけも思えない。
実際に、トランプが大統領になったこと自体、アメリカの支配者たちの意想外の出来事、まさに現代の奇跡だったのだから、トランプがもともと彼らの敵だったのは確かだろう。問題は、その後、トランプが「取り込まれた」かどうかである。そして、案外、まだ取り込まれていないように思える。
スキャンダルなどで潰そうにも、もともとスキャンダルだらけの男だから、スキャンダル攻撃など痛くも痒くもないwww だから、外野から見ていたら、マスコミを使った無理筋の攻撃だけに終始しているわけで、トランプの「LGBT嫌い」「移民嫌い」に反感を持つ層や、トランプのキャラ自体が嫌いという人々が国民層としては反トランプの運動をしているのであり、しかもそういう層は「ディープステート」の存在を知っているのか、あるいはその存在をどこまで信じているかどうか、分からない。


(以下「逝きし世の面影」から転載)


『トランプ大統領 会見でCNN記者と口論』2018年11月8日 NHKニュース

トランプ大統領は中間選挙の結果について説明する記者会見で、中米の国々からアメリカを目指す移民の集団について、CNNの記者から「彼らを侵略者と思うか」と問われたのに対し、「侵略者だと考えている」と答えました。そしてCNNの記者が「彼らは侵略者ではなく、アメリカに移民としてやって来ているだけだ」と指摘すると、トランプ大統領は「来るのなら適正な手続きをとるべきだ」と反論しました。
さらに記者が、いわゆる「ロシア疑惑」について訴追を恐れているかと質問しようとしたところ、トランプ大統領は質問を遮り、「CNNは恥を知れ。君たちは失礼だ。もう座れ」と強い口調で言い返してそれ以上の質問をさせず、メディアとの対立が改めて浮き彫りとなりました。



『自民党支持の保守系メディアも心配する日本の移民解禁法案(単純労働の外国人労働者)と、アメリカの移民キャラバン』

集団(実力行使)でアメリカ国境を突破し様としている中米からの移民キャラバンですが、日本のテレビ局の有識者とか新聞などの解説では、CNNの記者の『彼らは侵略者ではなく、アメリカに移民としてやって来ているだけだ』が正しくて、トランプの方を間違った差別主義者だと決めつけているのですから面妖だ。
『国境の管理』とは国家主権の基本中の基本。イロハのイなのですから、今回の日本のマスメディアとかCNNやワシントンポストなどのリベラルメディアの主張は基本的に無茶苦茶なのです。
★注、
特に無茶苦茶なのが日本のメディアで、アメリカ国境を日本国境と置き換えてみれば、怖ろしいその主張の『ダブルスタンダード』(あるいは超ウルトラ新自由主義)は、誰にでも間違いが分かる。悪質極まるプロパガンダとして凄まじい水準であり、その知的退廃は到底容認できない。


マイクを奪われないように、ホワイトハウスの女性職員の手をはらうCNNの記者。(トランプ政権は、『無礼な行為だ』として記者証を取り上げる)

このCNN記者などリベラルメディアの目的とは、何とかして選挙で選ばれたトランプ大統領を叩きたい(辞任に追い込みたい)との邪まなもので、この記者会見でも移民問題は刺身のつまで、メインはロシアゲートでのトランプ弾劾であることは明らかなのですが、・・・
この『ロシアゲート』なるものは、東欧や旧ソ連圏の諸国で相次いで起きたカラー革命やアラブの春など、欧米リベラルメディアが『選挙で不正があった』(選挙の結果を認めない)として既存の現地政権を実力で倒すとの民主主義の名を借りた最も非民主的なクーデターもどき。東欧で成功したカラー革命を本国のアメリカでも行うという、超強引で無茶苦茶なものだった。
(★注、カラー革命の民主化も、イラクやアフガンの強制民主化も同じコインの裏表で、中身はまったく『同じ』なのですから、それなら、今のアメリカは内戦の一歩手前の瀬戸際に追い込まれていることなる)


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