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徽宗皇帝のブログ

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「ピークを遅らせる」方針と、東京オリンピック断行との矛盾
「逝きし世の面影」記事で、コロナウィルスよりそれに起因する世界大不況のほうが世界にとって致命的だという意見の私とは反対に、コロナウィルスは大いに危険だ(私も危険でないとは言っていない。)と警告する(悪く言えば煽る)記事だが、私自身医学的知識など無いので何とも言えない。ただ、こういう意見があると紹介しておくだけだ。
まあ、感染のピークを遅らせるという日本政府方針と、東京オリンピックは絶対に実施するという日本政府方針が真っ向から矛盾するのは小学生でも分かるが、それが日本で問題視されないのは、「ピークを遅らせる」と、そのピークは夏にさしかかるだろうという予測をマスコミが言わないからだろう。コロナウィルスは湿気で消滅するのかどうか、私は分からないが、ウィルスが梅雨を超えても生き残った場合は、この「ピークを遅らせる」方針は最悪の結果になるだろうとは中学生頭脳の私でも予測できる。(なお、小学生並みの国語力の安倍麻生やその工作員のために言えば、「断行」は「断然行う」の意味であって、「行動を断つ」つまり中止する意味ではないwww)

(以下引用)長いので英国のジョンソン首相関係はカットするかもしれない。



英 ジョンソン首相「感染拡大のスピード遅らせることに尽力」 3月13日 NHKニュース



イギリスのジョンソン首相は12日、国内でも新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、記者会見を開き、今後は、感染を抑え込む「ウイルスの封じ込め」ではなく、感染が拡大するスピードを遅らせる(医療崩壊が起きないレベルに抑えて国民全員がウイルスに罹患。集団免疫力を獲得する)ことに力を尽くすと強調しました。
(抜粋)
★注、
今までは日本と同じ『測ったら負け』ゲームを続けていたイギリスは4万件のPCR検査を行い米国CDCも全数検査に踏み切った模様。75年前の第二次世界大戦と同じで、全員が下りても(敗戦を認めず)最後の最後まで残るのは日本一国だけらしい。



新型コロナ なぜ一斉休校しないのか? 英国の首席科学顧問 3月13日 Yahooニュース



ボリス・ジョンソン英首相は12日、イングランド主席医務官と政府首席科学顧問と並んで会見「自分は英国民に対して正直でなければならない。より多くの家族が彼らの愛する人たちを失うことになる」(★注、人口が日本の半分の英国人の死者数は四十数万人を予定)



「私たちの世代が経験する公衆衛生上最悪の危機だ」と宣言。「熱や咳のみられる人は1週間自宅で自己隔離して下さい」と呼びかけました。



イギリスは「封じ込め」フェーズから感染のピークを遅らせて山を低くする「遅延」フェーズに移行。ピークは10~14週間後にやってくるとみています。


「今封じ込めすぎると冬に病院がパンクする」


今封じ込めすぎて感染のピークがNHS(国民医療サービス)の繁忙期である冬にやって来ると大変なので一番暇な夏に来るようにコントロールする目標まではっきり示し、最悪シナリオの罹患率はドイツの70%を上回る80%に設定して実行計画を立てている。



ジョンソン首相は「一斉休校は効果より害の方が大きい」と説明。もちろん状況が変わって特別なアドバイスがあれば休校するという選択肢は残している。(抜粋)



 



Koichi Kawakamiがリツイート



ボリスジョンソンは馬鹿じゃないとか言うたけど賢明でも無かった これは老人と弱者見殺し宣言



日本も明言しないだけで同じ、相当の犠牲者が出る 夏にピークを持ってくる・・
★注、
ジョンソン首相(や安倍首相)は「遅らせる」と言いながら、来年冬の感染ピークをコロナと症状が似たインフルエンザと重ならないよう今夏に早めて世界同時ピークにする恐ろしいバイオハザード話



 





 



3月14日記者会見した安倍晋三首相は、イギリスのボリス・ジョンソン首相と同じく、「コロナのピークを出来るだけ後ろにずらすことが重要」と言いながら「五輪開催を」とも発言。
予定しているコロナのピークと時期がピッタリ一致している東京オリンピック開催とは、理論上どちらか一方が口から出まかせの真っ赤な嘘。
この場合、「両方正しい」は絶対あり得ない。
それなら、毎日毎日すべてのマスコミが大宣伝している東京オリンピックが巨大な赤いニシン(わざと間違いに誘導する偽の手がかり)である。
★注、
安倍首相が明言した「コロナのピークを出来るだけ後ろにずらす」は日本政府も野党もマスコミも有識者も、挙国一致で必死になった隠しているが、これ以上に不思議な話があるだろうか。(当たり前ですが、日本以外の外国はイギリスのジョンソン首相のようにパニックにならないよう国民に正しく伝えている)

正常性バイアスと集団同調バイアスの権化

普通の日本語の読解力がある大人なら、誰でも安倍首相が3月12日のイギリス・ジョンソン首相と同じ意味の、とんでもない爆弾発言をしていた事実に気が付く。
ところが、摩訶不思議なことに政府与党だけではなく野党もマスコミも有識者も誰一人気が付かない。(まさに寒すぎる恐怖の怪談話である)

生中継したNHKは、一番大事な日本国首相発言を途中(18分40秒)で打ち切って安倍お友達の岩田明子解説員が勝手に喋りだす荒業で、何とか誤魔化していたが、日本で今も続く不可解な『測ったら負け』のゲームの意味がだんだん明らかになるのですから恐ろしい。



 



内田樹 3月14日



この1週間に二度大きな総合病院に行きました。一つはふだんの3分の1くらい、一つは総合病院の救急外来でしたけれど、僕一人でした。事務の人が「患者が減りましてね」と空を見上げておりました(おかげでとても親切にして頂きましたけど)。



 



★注、
巨大なガラパゴス島である我が日本国では、PCR検査で医療崩壊が起きるとの、摩訶不思議な現役医師を名のるコメントはネット世界では繰り返されているが
事実は180度逆さまの出来事が起きたいる。



 





 



ピークカット戦略(集団免疫戦略)地獄への道は善意で舗装されている 3月14日newstopics

ピークカットとは、医療崩壊を起こさないように、感染の爆発を防ごうという戦略である。
ただし、中国のように新規の患者をゼロにするのではなく、医療キャパシティ以下に感染をコントールしつつ、長期的に、国民の大多数をコロナに罹患させることで、集団免疫がついて終息するだろうという考え。
ピークカットと集団免疫の二つはセット。「共生戦略」ともいう。

良いアイデアのように見えるが、一度選択したら元の「封じ込め」(ウイルスの根絶)に戻れない地獄への道である。

人工呼吸器というボトルネック



新型コロナの80%が軽症で何もしなくても自然治癒する。20%は何らかの処置を必要とする。いわゆる重症化だ。
適切な呼吸管理=人工呼吸器などの補助がなければ、生命があぶない「重篤化」は5%。致死率は1%前後。もし人工呼吸器が十分あれば、死亡率は1%以下に収まる可能性が高い。
呼吸管理できれば回復の見込みがある病気で実際に日本では、人工心肺まで持ちだして治療し重篤者の命を救っている。
自力呼吸が危うい場合、どんなに若かろうが、免疫力が強かろうが、呼吸器の補助なしに回復することは無く、人工呼吸器がないと助かる人が死んで、死亡率が重篤者と同じ率、
つまり死亡率は5%になる。いまイタリアでおきていることはこれであり、中国武漢で若い人が多数死んだのもこのせいである。


日本の病床数は90万と大きいが本当の医療のキャパシティは、病床数ではなく人工呼吸器の数で全国で9万7千、現在利用可能なのは6万と推計される。5%の重篤率から導き出される「ピークカット戦略」で医療崩壊しない最大数は121万人(総人口の1%以下)である。しかも期間は36ヶ月(3年)以上に及ぶ。
死亡率1%なら88万人が死ぬが、121万人を超えて医療崩壊を起こすと重篤化率と同じ5%まで死亡率が跳ね上がる。しかも最大121万人の数字はすべてがうまくいったときの場合で、実際にはもっと小さくても医療崩壊になる。


しかも終息までの36ケ月は国民の予想よりはるかに長いが、これもすべてがうまくいった時の数字で実際にはその2倍から5倍が予想される。(到底無理。一般市民が耐えられる限度を大きく超えている)(抜粋)


 


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