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徽宗皇帝のブログ

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「自粛」政策という、「社会の死」を招く愚策
CNNの記事で、このページにはわりと多くの人が見落としている事が書かれていると思うので、転載する。
要するに、新型コロナウィルスには現段階で特効薬は無いという事実だ。アビガンがどうだとかこうだとかいうのはまだ確定事実ではないだろう。その反面、コロナウィルス初期感染者の多くは既に治っているはずである。「治療薬は無いが、軽症なら自然治癒する」と考えるのが当然の理路ではないか。つまり、検査し隔離する(自宅で静養する)のがコロナ対策の基本であり、非感染者まで外出自粛・イベント自粛・営業自粛にすることはほとんど「社会全体の自殺」だと私は思っている。
まあ、私のような「引きこもり大好き」な人間が言っても説得力は無いだろうが、現代人は一部の人以外は自分の手で食糧や食料を生産できないのだから、経済活動の停止はそのまま飢餓や死につながるという事実をあまりに軽視しすぎだろう、と私は言っているのである。
別の見方をすれば、資本主義の根本的欠陥(カネと物が正常に流れないと社会が即座に死に至る。上級国民によるカネの独占が下級国民を死に至らせる。)がこの騒動で明確になったとも言える。


(以下引用)赤字部分は徽宗による強調。




(CNN) 新型コロナウイルスの感染拡大が一段と深刻化する中、米国内では感染の有無を確かめるための検査体制の強化に大きな関心が集まっている。



検査は感染リスクの効果的な低減につながるとされているが、現在多くの専門家は、より広範な検査と最大の懸念事項となっている統計データとの関連付けにも着手している。そのデータとは、新型コロナウイルスに感染した際の生存率だ。



検査と生存率には明確な関連があるように見える。感染拡大が深刻な2つの国を考えてみよう。


韓国では、検査の行われている割合がかなり高い一方(今月8日時点での検査回数は国民100万人あたり3692回)、感染した人の死亡率は相当低い(本稿執筆時で約0.6%)。



これに対しイタリアの検査規模は、人口100万人あたり約826人だが、感染と診断された人の死亡率は韓国のおよそ10倍。世界保健機関(WHO)のデータによると、これまで2000人を超える人が亡くなっている。



なお米国では、体調を崩した人が病院などへ行っても検査を受けさせてもらえずに帰されるという話を耳にする。検査できる体制が整っていないことや、患者の側が検査対象となる基準を満たしていないことが理由だが、これを受けて、検査不足により国民全員が死に至るといったコメントが多く寄せられる事態となっている。



しかし、はっきりさせておくべきなのは、検査で命が救えるのはあくまでもそれによって次の感染の予防が可能になるからだという点だ。医師が個々の患者を早期に把握できるからではない。いわゆる「早期治療」がメリットを発揮するのは、疾病に対する効果的な薬が存在する場合である。たとえば敗血症にかかったのなら、早めに抗生物質を投与しなくてはならない。手遅れになれば、患者は死亡する。



ただ新型コロナウイルスについては、特定の治療法が存在しない。実際のところ、新型コロナウイルスで感染者が死に至るのは急速に進行する肺不全といった症候群が原因とみられており、これは一般的な臨床症状といえる。多くの感染症が同じ問題を引き起こし得る。集中治療室(ICU)で勤務する医療の専門家は、数年がかりでその治療にあたっている。










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