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徽宗皇帝のブログ

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「BLACK LIVES MATTER」批判へのB・アイリッシュの批判
毎度言うが、私はロック以降の音楽界にまったく興味が無いので、ビリー・アイリッシュという人物がどういう人物か分からない。男か女か、白人か非白人かも分からないが、たぶん、女性で白人だろうと思う。そうすると、白人支配(白人特権社会)の米国社会の偽善性を痛烈に告発したこの発言は素晴らしいと思う。

(以下引用)

ビリー・アイリッシュ、”すべての命が大切”を批判「白人には最初から特権がある」


配信


ELLEgirl

Photo: Getty Images


先週、ミネソタ州ミネアポリスで起きた白人警官によるアフリカ系アメリカ人ジョージ・フロイドに対する暴力事件。フロイド氏が武器を持たず、無抵抗だったにも関わらず警官は膝で彼の首を約8分間にわたって押さえ続けた。その後動かなくなったフロイド氏は病院に運ばれたが、そのまま亡くなった。

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この事件を通行人たちが撮影、SNSで拡散されたことから全米で抗議活動が勃発。これまで警察による人種差別的な暴力事件が起きるたび、「Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)」というスローガンのもとデモやSNSでの抗議活動が行われてきた。今回もこのハッシュタグを使って、多くのメッセージが投稿されている。でも同時に白人を中心に「All Lives Matter(すべての命が大切だ)」というハッシュタグを使って「アフリカ系アメリカ人だけを大切にするな」と言い出す人もいる。これに対してビリー・アイリッシュが抗議のメッセージを発表している。


Photo: Getty Images


インスタグラムに「今週、この話題についてどう話そうかと考えていた。私のプラットフォームは巨大だから、敬意を持って話そう、言い方に気をつけようと思った。でももうどうでもよくなったから話す」と綴ったビリー。「もしもう1度でも「すべての命が大切だ」という言葉を聞いたら頭がおかしくなる。もうだまーーーってくれない? 誰もあなたの命が大切じゃないなんて言ってないし、あなたの生活が大変ではないとも言ってない。誰もあなたのことは言ってないの。お前たちがただ、自分のことを話したいと思っているだけでしょ。あなたの話じゃない。なんでもかんでも自分のことにするのはやめて。あなたは困窮してないし、危険に晒されてもいない。(子どもに話すように説明してあげるよ。そうでないとお前たちは理解できないだろうから)」。


courtesy of billieeilish via Instagram


「もし友達が腕を怪我したら、”すべての腕が大切”だからって誰かがその友達にバンドエイドをあげるのを待ってるの? 違うよね。友達を助けるよね。だってその友達は痛がっているし、助けが必要だから。血を流しているんだから。もし誰かの家が燃えていて、家の中に人がいるって言われても、あなたは消防士に先に他の家に行って、って言うの? ”すべての家が大切だから”って。違うよね! だってその人たちには必要ではないから。好きだろうと好きでなかろうと、白人は最初から特権を与えられている。社会は白人というだけで特権を与える。貧乏でも苦しんでいても、肌の白さだけで他の人より特権がある。白人は肌の色のせいで、自分が意識しているよりも特権を受けている。誰も肌の色で特権を受けていることについては言わない。肌が白いだけで、命の危険を感じずに生きることができる。あなたたち白人は特権を受けているんだよ!」。

「もしすべての命が重要だったら、なぜ黒人は黒人であるだけで殺される? なぜ移民は迫害される? 白人以外の人は与えられないチャンスを白人が持てるのはなぜ? なぜ白人は”ステイホーム”と言われつつ銃を持つことが許されるの? なぜ無実の黒人が抗議活動をしたら悪党って呼ばれるの? なぜかわかる? それが白人のクソみたいな特権」。

最後にビリーは「今は何百年もわたって続いてきた、黒人に対する迫害をどうにかしないといけないとき。”Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)”っていうスローガンは、他の人の命が大切ではないっていう意味ではないんだ。この社会が明らかに黒人の命は大切にしていないってことに注目するためのものなんだよ! でも黒人の命は重要なんだ、本当に」。週末にかけてミネアポリスから全米各地へと広がった「Black Lives Matter」のデモ活動。これからどのような動きを見せるのか、セレブたちがどんなメッセージを発表するのか、注目したい。







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