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徽宗皇帝のブログ

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さあ、アメリカの「革命」は起こるか
孔徳秋水氏のツィッターから転載。
トランプは金持ち階級のための政策をどんどん実現しつつあるようだ。まあ、自分と同じ階層の利益擁護行動を取るのは最初から予想されていたが、米国がこれでどう変化するか、見ものである。当然、貧富の差は今以上にひどくなるだろうし、遺産税の廃止や法人税の大幅減税で政府の税収はものすごい落ち込みになるだろう。軍事費用は上げていく方針だと分かっているから、福祉や教育や文化や医療への予算は削減されることになる。つまり、米国の庶民の生活は最悪なものになる、と予想できる。
べつに私はアメリカ国民のためを思ってトランプが大統領になることを支持したわけではなく、どちらかと言えば白色人種嫌いだから、アメリカやアメリカ人がどうなろうとどうでもいいのだが、少し気の毒ではある。と言って、大統領選挙の時点ではヒラリーよりはマシ(特に日本にとって)だったのは明らかだったから、自分のブログに書いたことが間違いだったとはまったく思わない。
さて、トランプによって米国大衆層の貧困化が進めば、その帰結として革命もありうるのではないか。資本主義のどんづまりでプロレタリア革命が起こる、というマルクスの予想が、やっと実現するのかもしれない。こうなると、アメリカが銃社会であることは非常に面白い要素になってくる。アメリカ内戦という、SF的な話が現実化するかもしれない。
米国で内戦が起これば、米国による他国での戦争や内乱扇動は停止するだろうから、世界にとっては望ましい事態である。シリア国民の気持ちを米国民も理解できるようになるだろう。
ソ連が瓦解した時、国はギャング的資本家に食い荒らされ、庶民が生計を立てる手段はほとんどなく、食べ物を買うカネがなくて、女性の相当な割合は売春婦になったのだが、アメリカはどうなるだろうか。また日本への影響はどうなるだろうか。



(以下引用)



[4/27 04:59] [26日 ロイター] - 米ホワイトハウスは26日、トランプ大統領の税制改革案の概要を発表し、法人税および小規模事業や個人事業主を含むパススルー事業の税率を現行の35%以上から15%に引き下げる…そのほか、個人の所得控除額を倍増、遺産税を廃止する提案などが盛り込まれた。


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