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徽宗皇帝のブログ

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トランプという大統領の評価
「ギャラリー酔いどれ」から田中宇の記事の一部を転載。
トランプはいろいろと問題のある大統領だが、案外と平和主義者で、軍産複合体が世界中の癌になっている、と認識してはいるように思う。田中氏の言うように「軍産複合体と戦っている」とまでは思わないが、その力をできるだけ削ろうとしているとは思う。つまり、「世界にとって有益な大統領だ」ということだ。彼が米国内でどんなアホなことをやろうが、その一点で私はトランプを支持する。


(以下引用)



北朝鮮もロシアも、軍産の存在基盤ともいうべき敵視策の対象国だ。

北やロシアが米国の敵でなくなると、

軍産は、米国覇権を維持してきた 世界的な敵対構造の重要部分を失う


韓・在日米軍の撤退や、NATOの解散ないし無意味化が 引き起こされ、
 
朝鮮半島は中国の覇権下に移り、欧州は対米自立して親露的になって、

戦後の米国覇権が崩れて 多極化が進む

北朝鮮が中国の覇権下に、中東がロシアの覇権下に入るのは

数年前からの流れだが、

トランプの首脳会談は、この流れを加速する効果がある。

トランプは、金正恩やプーチンとの首脳会談で、

閣僚を同席させない 1対1の会談 を中心に据えた。

これによりトランプは、金正恩やプーチンと

個人的に親しい首脳間の関係を築き、首脳間で親しい関係がある限り、

もう北もロシアも米国にとって脅威でないと言い始めた。

首脳会談は米朝も米露も、決定的なことが決まったわけでない。

米朝首脳会談は史上初だったが、北朝鮮はその後、

核廃絶の具体的な動きを加速しておらず、

軍産傘下のマスコミは「米朝会談は失敗だった」と喧伝している。

米諜報界は傘下のマスコミに「北朝鮮が核ミサイル開発を再開したようだ」

とする根拠の薄い捏造誇張的な情報を流して報じさせ、トランプに対抗した。


米露首脳会談は、事後の発表の中身が薄く、

おそらく重要な決定(主に中東問題。シリア、イスラエル、イラン)が

非公開のままになっている。

会談後の米露並んでの記者会見でマスコミはロシアゲートばかり問題にし、

首脳会談の見える部分がますます無意味になった。

軍産側(元CIA長官ら)は

「プーチン非難しなかったトランプを 大逆罪で弾劾すべきだ」」とまで言っている。

米朝と米露の首脳会談は、軍産によって悪い印象を塗りたくられたが、

トランプが北やロシアの首脳と個人的に親密な関係を構築して

敵対を減らしたことは生きている


米朝関係の改善とともに、韓国が北との関係を強化し、

中国は北への経済制裁を隠然と解除した。

トランプがいる限り、軍産が邪魔しても、

米朝関係は「味方でないが 敵でもない」状態が続き、

そのすきに 韓国中国ロシアが、北を非米側の経済圏に取り込み、

北が経済的に安定し、南北の和解が進んで、核問題を棚上げした状態で、

実質的な朝鮮半島の和平が米国抜きで進む。

日本は、北と和解しないなら、東アジアの新秩序の中で孤立していく。


米露関係についてトランプは、中東の覇権をプーチンに引き渡す動きと並んで、

トランプが欧州との同盟を粗末に扱う一方で ロシアと親しくするのを見て、

欧州諸国が、自分たちも米国との同盟を軽視して

ロシアと親しくしようと考える新たな傾向を生んでいる。

ポピュリスト政党出身のイタリアの内相は先日、

14年のウクライナ政権転覆について

「外国勢力(米諜報界)が発生を誘導した インチキなものだ」と

正鵠を穿つ発言をテレビの取材で表明し、

ウクライナの米傀儡政権を激怒させた(痛快)。

ドイツでは主流派の中道左派のSPDは、対米自立と対露協調を望んでいる。

トランプの別働隊であるスティーブ・バノンは最近、

欧州の 親露・非米的なポピュリスト勢力の台頭を支援する政治運動を

ブリュッセルで立ち上げた。

この運動は表向き「EUを壊す」のが目標だが、

裏の実体的な目標は「EUを怒らせて対米自立させる」ことだろう。


マスコミを読んでいるだけだと、米国ではいまだにロシア敵視が強い

と思いがちだが、米国の有権者、とくに共和党支持者は、

79%がトランプの米露首脳会談を支持している。

共和党の草の根におけるトランプの支持が増えている。

トランプの戦略は、軍産マスコミを飛び越して、直接に米国民に伝わっている


対抗する米民主党は、草の根で反軍産的な左派が伸張して

軍産傀儡の党主導部の議員たちへの反逆を強め、党内が分裂している。

このまま行くと、中間選挙も次期大統領選挙も、トランプの共和党が優勢になる。

不測の事態が起きない限り、トランプが軍産支配を破壊する流れは今後も続く。

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