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徽宗皇帝のブログ

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メモ日記トゥディ「普天間基地問題決定」10.5.23
すでにマスコミのニュースにも流れているとおり、普天間基地の移転先は辺野古に決定したと鳩山総理は仲井真沖縄県知事に伝えたようだ。大山鳴動して鼠一匹といったところである。鳩山総理は、これでずいぶん男を下げてしまった。このために参議院戦で民主党は苦戦を強いられることになるのではないか。

だが、まあ私としては鳩山総理を責めようとは思わないし、民主党がマスコミに攻撃されて内部崩壊し、政界再編の第二段が起こるのもいいことだと思う。
しかし、フランス革命がその途中から急進性を失ってブルジョワの利益中心の革命に変質していったように、民主党が国民の生活を守るという基本理念をずるずると失っていかないように祈るばかりである。腹の底から腐りきった自民党や公明党とは違って、民主党の中には真面目で良質な政治家が多いのは確かなのだから。
基地移転問題は、結局、米国べったりの自民党や官僚どもの望みどおりに辺野古移設で決着したわけだが、今度は、「鳩山総理のせいで事態が紛糾し、日米同盟にひびを入れた」とか何とか言って非難されることは確実である。要するに、どちらを選んでも悪口を言われるのだから、鳩山総理は目の前の批判を無視しても基地の国外移設という歴史的な偉業を成し遂げるべきであったと思う。だが、これは死んだ子の年を数えるようなものだ。
さて、次の問題は、普天間基地が移転した後の、軍用地地主への補償がどうなるかだが、案外と水面下ではこれも決定済みなのかもしれない。すべて政治には偶然というものはない。辺野古決着も、最初から決まっていたことなのだろう。

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