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徽宗皇帝のブログ

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ロシアはアメリカを断り中国を選択
「ネットゲリラ」に載っていた産経新聞記事だが、そちらからはコピーできなかったので、「ネットゲリラ」から拝借した。
実に重要な記事で、トランプがロシアと組もうとしたのも面白いし、ロシアがそれを断ったのも面白い。プーチンはトランプに好意的だが、ここは冷静に対応したのだろう。要するに、米国の衰退は明白で、それは西洋全体の没落と並行しており、現在世界で一番重要な国、力があり発展力があるのは中国だ、という判断である。南アメリカやアフリカや中東などの西洋の属国も西洋への恨みは大きいから、これからは世界的な「反西洋」の機運になるかもしれない。
今の世界は戦争で何とかなる世界ではない。経済的な実力によって他国との関係は決まる。その意味で、「世界の工場」である中国と、ロシアなど世界の資源国が手を組めば、「IT革命」によって逆に貧困化が進んだ世界の国々は中国とロシアを盟主として仰ぐようになるだろう。
日本には、残念ながら「売り物」が無い。せいぜい、アニメと漫画だけかwww アニメも既にアジアの他国に依存している状態だ。ただし、漫画やアニメに見られる「日本人独特の感性」は大きな価値があると思う。他の国ではフィクションの中に「自然との交感」「風景への愛情」という要素がほとんど無いように思う。

(以下引用)青字部分は徽宗による強調で、まったく同感である。


先進7カ国(G7)の枠組みをロシアや韓国などを加えて拡大すべきだするトランプ米大統領の提案について、露外務省のザハロワ報道官は「中国の参加なしでは世界的に意味のある取り組みを行うのは不可能だ」とし、否定的な見解を示した。見解は2日、露外務省の公式サイトに掲載された。
 ロシアと中国は近年、対立する米国を牽制(けんせい)するため「戦略的協調関係」を強化している。ロシアは中国に配慮を示すことで両国関係の深さをアピールした形。
 ザハロワ氏はG7について「古臭く、世界情勢を反映していない」「西側諸国の排他的クラブ」と指摘。国際的な政治・経済問題の解決に有効な枠組みは、ロシアなど多様な利益を代表する国々が集まった20カ国・地域(G20)だとの認識を示した。




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